第4章 『ブラック』作戦 人物・用語集
1 日本国
□松永秀道:一等陸佐。陸上自衛隊第5連隊戦闘団長。毀誉褒貶の激しい中年幹部。ゴルフが趣味。殉職した三好一佐とは同期で仲が良かった。
□高山太莉緒:三等陸佐。第5連隊戦闘団作戦幕僚。クリスチャン(カトリック)。
□奥田忠:三等陸佐。第5連隊戦闘団情報幕僚。
□柘植甚八:一等陸尉。第5連隊戦闘団第301戦車中隊長。
□松井康:一等海佐。護衛艦〈しまかぜ〉艦長。52歳。艦艇勤務一筋でこれまでを過ごしてきた練達の船乗り。
2 〈帝國〉
□ヴコール・ルキーチ・カローヴァ:〈帝國〉南方征討領軍総大将。燃えるような赤毛と2メートルを超える堂々とした体躯を持つ。南方征討領軍主力を率いてバールクーク王国遠征軍と交戦中。武器は戦斧。愛妻家。
□プレシャ・サーク・カローヴァ:〈帝國〉南方征討領軍軍監兼本営警護隊〈カローヴァ〉隊長。艶やかな黒髪とすらりとした肢体を持つ美女。ヴコールの妻でもある。扇を携え夫を補佐する。
□ドロフェイ:〈帝國〉南方征討領軍アーサ港湾市守備隊指揮官。アルバーイン槍兵隊の攻撃を跳ね返す。
□パウク:〈帝國〉南方征討領軍『獣騎兵団』ジャイアントスパイダー騎兵の長。長い手足を持つサディスト。
□グーシカ:〈帝國〉南方征討領軍『獣騎兵団』ポイズントード騎兵の長。短躯で気の長い男。
3 南瞑同盟会議
□ラジーブ・アンガブート:バールクーク王国遠征軍槍兵隊長。日焼けした均整のとれた肉体と、楽天的な性格を持つ野戦指揮官。前軍の将として北へ進撃する。
□グルザリ・アルバーイン:バールクーク王国遠征軍槍兵隊長。眠たげな顔の中年戦士。用兵は正攻法を好む。右軍の将として沿岸部の諸都市を奪還に向かう。
□ナグゥ・ヘクマタール:バールクーク王国軍師。『智慧の泉』の異名をとる。平民出身の若輩ながら、対〈帝國〉戦線において数々の戦いを勝利に導いたことから王の信任は厚い。アイシュワリヤー姫の話し相手にもなっている。現在、サヴェリューハの剣を胸に受け、生死不明。
□マリケ・サウテンデイク:ブンガ・マス・リマ魔導協会所属の女性魔導士。見た目に反して古代語魔法を巧みに操る。肩までの赤毛とそばかすがトレードマーク。現在のところ胸と懐に乏しい。協会長に唆されて自衛隊に同行している。
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▼バールクーク王国遠征軍 約30000名
バールクーク国王 アルアルク・バールクーク王親率
□大本営直轄部隊 約4000名
親衛警護隊 騎士108騎 重歩兵1080名
親衛騎兵団 重騎兵500騎
ジュアル戦象兵隊 戦象200頭 兵2000名
導師隊 魔導士200名
□軽騎兵 約3000騎
ファラーシャ軽騎兵団 860騎
ヤースーフ軽騎兵団 1134騎
サルウーファ軽騎兵団 926騎
□槍兵 約10000名
アンガブート槍兵隊 2021名
アルバーイン槍兵隊 1980名
ハナーシュ槍兵隊 1864名
ハルゾーナ槍兵隊 2007名
ドゥハーン槍兵隊 1947名
□剣兵 約2000名
テムサーフ剣兵団 1421名
ジャラード剣兵団(鋭剣)613名
□諸都市徴募軍 約7000名
□ブンガ・マス・リマ市自警軍 約3000名
その他、輜重隊、雑役軍夫、従軍商人キャラバン多数
▼陸上自衛隊第5連隊戦闘団(約3000名)
戦闘団長:松永秀道一等陸佐
戦闘団本部(松永)
本部管理中隊
第1普通科中隊(楠木)
第2普通科中隊(飯田)
第3普通科中隊(瓦林)
第4普通科中隊(土師)
重迫撃砲中隊(岡)
第301戦車中隊(柘植)
・90式戦車14輌
第1特科大隊(四手井)
・第1射撃中隊 FH70 155mm榴弾砲5門
・第2射撃中隊 FH70 155mm榴弾砲5門
・第3射撃中隊 FH70 155mm榴弾砲5門
第9高射特科大隊
・81式短距離地対空誘導弾 4セット
・93式近距離地対空誘導弾 10輌
戦闘団偵察隊
施設中隊
第9後方支援連隊(一部)
その他諸隊
▼〈帝國〉南方征討領軍 約20000名
総大将:ヴコール・ルキーチ・カローヴァ将軍
軍監:プレシャ・サーク・カローヴァ
□本軍
本営警護隊〈カローヴァ〉
指揮官:プレシャ・サーク・カローヴァ
警護兵 54名
騎士100騎 選抜重歩兵500名
二個槍兵隊 約4000名
二個弓兵隊 約1000名
魔導士隊 100
南方征討領軍『飛行騎兵団』
指揮官:ムージァストヴァ・ディ・シュヴェーリン男爵
翼龍騎兵9騎
魔獣遣い4名
・有翼蛇 16頭
南方征討領軍『獣騎兵団』
指揮官:
ポイズントード騎兵 21騎
ジャイアントスパイダー騎兵 12騎
クロコダイル騎兵 16騎
南方征討領軍『魔獣兵団』残余(オーガー隊は壊滅)
指揮官:戦死(剣歯虎隊指揮官が代行)
剣歯虎隊
ヘルハウンド隊
□警備部隊(各都市に分散配備)
十個警備中隊 約2000名
□妖魔兵団(諸都市近郊に分散配備) 約7000名
三個オーク重装歩兵団 1500
五個ゴブリン軽装歩兵団 5000
二個コボルト斥候隊 400
□義勇兵団(諸都市近郊に分散配備) 約4000
ケルド中継市軍 800
アーサ市軍 500
ヤーマ城塞都市軍 1000
モース民兵隊 200
ディル衛兵隊 1000
ソーバーン第二支族 200
ソーバーン第三支族 300
陸自部隊の変遷が追いかけられなくなって来ました(泣)。
史実と異なる場合、そこは増強やら改編やらがあったということで。これはおかしい! というところは御指摘や御質問下さると嬉しいです。
内容については随時更新します。




