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幽世の竜 現世の剣  作者: 石動
第4章 オペレーション 『ブラック・サンダー』
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第18話 『残敵掃討』

〈帝國〉軍旧監視哨 マワーレド川支流 ルルェド南東10km

2013年 2月20日 13時16分



 燦々(さんさん)と照りつける陽光に怯えるように、兵たちはわずかな地面の窪みに伏せ、朽ちかけた家屋の陰に身を潜めていた。その姿に、数日前までこの地の支配者として猛威を振るった〈帝國〉軍ジャボール兵団の面影はない。

 このルルェド戦域において〈帝國〉南方征討領軍ジャボール兵団は、その主力が『関門都市』ルルェド攻略に失敗、主将ゾラータ・ジャボールは討死し全軍が壊滅した。その結果、マワーレド川流域に配備されていた監視哨、警戒部隊は各所で孤立し、状況を把握できぬまま南瞑同盟会議軍の反撃に曝されている。

 その多くは手もなく撃破され死骸を河畔に晒すこととなったが、ごく一部の積極的な指揮官に率いられた部隊は、辛うじて集結に成功し部隊としての戦闘を継続していた。



 この地に伏せる彼らもそのひとつである。

 ゴブリン軽装歩兵指揮官だった騎士カシミロ・ディ・アリヴィアンは周辺地域に点在した小部隊を夜陰やいんに紛れルルェド南東地域に集結させ、損耗した敗残兵ながら約三百名をまとめることに成功していた。

 二個中隊規模の歩兵部隊となれば、南瞑同盟会議軍の攻撃にある程度耐えることはできる。アリヴィアンは、拾い集めた兵たちをなんとか味方の支配するルルェド東方へ脱出させるべく悪戦していたのだった。

 


「アリヴィアン様──」部下が怯えた声で呼びかけた。

 アリヴィアンは泥まみれの顔でうなずくと、耳を澄ませた。周囲の部下は凍りついたように動かず、物音一つ立てない。マワーレド川支流のゆったりとした流れ、その上流から微かな音が聞こえた。アリヴィアンは天を仰いだ。どうか間違いであってくれ。だが、そのうなり声のような音は、徐々に大きくはっきりと彼の耳朶を震わせ始めている。


「来るか……」アリヴィアンは静かにつぶやいた。



 うなり声はすでにはっきりと周囲に響き渡っている。悲鳴のような警告の叫びが聞こえる。

「〈みずち〉だッ! 奴らが来たぞ!」


 この数日の間に〈帝國〉軍将兵は敵をそう呼ぶようになっていた。巨大な角を持つ毒蛇に例えられた敵軍は、その名に恥じぬ恐怖と破壊をマワーレド川流域に振りまいていた。

 

「畜生、何であんなやつらが出てきやがったんだ……」兵の一人が悔しげにつぶやいた。ガタガタと震えている。

「俺たちは、勝っていたんじゃなかったのか。楽な戦だと思っていたのにこのざまだ」絶望を顔面に張り付かせ、もう一人の兵が毒づいた。


 数日前まで、確かに彼らは獲物を待ち受け捕食する側だった。だが、いまやその立場は逆転している。本流域を避け移動していたにもかかわらず敵に正確な位置を捕捉され、いまや大蛇を前にしたカエルの如き有様であった。


「ヴァリとジャスレの隊は速やかに後退しろ。川から離れるんだ。東方二里を集合地点とする。弓を持つものはいるか? ──よーし、貴様らは俺とここで貧乏くじだ!」

 そんな状況においてもアリヴィアンは指示を出し続けた。消耗した歩兵隊に脱出を指示し、自分は僅かな兵を率いて殿しんがりを務めるつもりでいる。政敵の陰謀によって領地を失った没落貴族といえども、騎士の矜持だけは失うつもりなどなかった。


「ここが我がアリヴィアン家の墓標となるわけか……相手に不足は無いが名は残らんだろうなぁ」 


 そうつぶやいたアリヴィアンは、泥だらけの胸甲に刻まれた紋章を二度軽く叩いた。





『左前方距離300、敵集団視認』

 先頭を行くSB1号から報告が入った。海上自衛隊第1河川舟艇隊は特別機動船〈SB1号〉〈SB2号〉、旗艦〈YF2137〉の順に単縦陣を組みマワーレド川支流のひとつを南下している。

 丹念に結い上げた髪を合成風力になびかせながら、旗艦上の舟艇隊司令西園寺三佐はここ数日幾度となく繰り返したシンプルな命令を発した。

「戦闘、左砲戦。舟艇隊打ち方始め」

ェ!」

 指揮官の命令は速やかに暴力に変換された。各船上から複数の火線が発見された敵集団に伸びる。南国の日差しの下で、樹木の破片が宙を舞い、川岸に隠れていた敵兵がバタバタと倒れた。


「ようやく、掃討完了の目処がつきましたね」先任幕僚の久宝一尉が安堵した表情で言った。

「そうね」西園寺が笑う。「始めは全然見つけられなくて、〈帝國〉の方々はなんてかくれんぼがお上手なのかしらと感心したものよ」



 ルルェド救援作戦『サンダー』を成功させた2月15日以降、第1河川舟艇隊と西部方面普通科連隊(WAiR)第1中隊は、ブンガ・マス・リマからルルェドに至るマワーレド川流域の掃討作戦を開始した。


 しかし、成果は芳しくなかった。


 一敗地にまみれた〈帝國〉軍は無様に敗走したのだが、それが逆に掃討作戦を難しくしていた。彼らは圧倒的戦力を誇る自衛隊に対し徹底的に交戦を避けたからだ。

 ブンガ・マス・リマからルルェドまでの兵站線の安全を確保したい自衛隊は水上と空中から捜索を行っていたのだが、兵力・機材共に限られた状況下では、なかなか上手く行かない。周辺住民からの情報収集も〈帝國〉の再占領を恐れ、口をつぐむ者が多かった。


「我々はまだまだ得体の知れない余所者なのでしょう」久宝が苦笑いとともにマストを見上げる。「結局、これが効力を発揮しましたね」

「さすがは『領主様』ということなのかしら」


 旗艦のマストには鮮やかな光条を放つ自衛艦旗と共に、鰐と樽の意匠が描かれたルルェド領主ピターカ家の紋章旗が誇らしげに翻っている。


 第1河川舟艇隊にルルェド軍が協同するようになり、事態は改善に向かった。本隊に先んじてルルェド公配下の偵察部隊が自衛隊から供与された船外機付きボートで集落を回るようになると、徐々にではあるが潜伏した〈帝國〉軍残存部隊の情報が寄せられるようになったのだった。


 ひとびとは未知の存在を恐れ、よく見知ったものに安堵を見いだす。


 ルルェド周辺住民にとって〈ジエイタイ〉とは未知そのものであり、圧政者とはいえ〈帝國〉軍はまだ理解の範疇はんちゅうにある。その支配を打ち払うためには、『関門都市ルルェド陥落せず』という現実を示す必要があった。

 偉大なる魔導師〈ヤ・マハー〉の加護を受けたボートに跨乗したルルェド公配下の兵たちが、口々に〈帝國〉軍壊滅の事実を喧伝けんでんしたことで、ひとびとを縛り付けていた見えない鎖は取り払われつつある。


 もちろん全てが順調に進んだ訳ではない。いくつかの集落が同盟会議に組みすることをよしとせず、非協力的な態度をとっていることも事実だ。初動の大敗北がもたらした同盟会議への不信感と、やむを得ず〈帝國〉に協力した集落と抵抗し弾圧された集落との反目が、この地に大きな陰を落としているのだった。



「あたくしたちのお仕事がやりやすくなるのは大歓迎。ねえ先任」右手で木製の指揮棒(前任地の護衛艦で砲雷長にもらったものらしい)をもてあそびながら、西園寺が言った。

「はい」

 この件について西園寺も久宝も内心では深刻な懸念を抱き始めていたが、ひとまずは目の前の作戦に注力する必要がある。


 幸いなことに、戦果は上々だ。

 この5日間で撃破した監視哨12箇所。解放した集落8箇所。推定される〈帝國〉軍の損害は500名を超えている。西園寺としては、何より味方の被害が無いことが嬉しかった。



「貴女の部隊はもはや〈帝國〉軍にとって恐怖そのものですよ」

 やわらかい声色が、西園寺三佐の背後から聞こえた。

「あら、ルルェド公閣下」振り返った西園寺は艶やかに微笑んだ。声の主──ルルェド公ティカ・ピターカはその小柄な体躯を甲冑で固め、揺れる旗艦の甲板に背筋を伸ばして立っていた。


 この若き領主は〈帝國〉軍ジャボール兵団一万をあっさりと叩き潰した自衛隊にすっかり惚れ込んでいた。

 ルルェド城塞を拠点として使用したいという自衛隊の要請に対し、彼はあらゆる支援と便宜を図ることを約束し、それは着実に実行されていた。領主がこうであるのだから、少しずつ戻り始めたルルェドの人々は異世界からの風変わりな軍隊に対し皆好意的である。

 その結果、解放5日目にしてすでに簡易ヘリパッドと舟艇整備処、物資集積所が整備され、拠点化が着々と進んでいる。


 それだけではない。領主という立場の前に少年らしい好奇心が勝ったのか、彼は「後学のためぜひ同行をお許しください」と西園寺三佐に頼み込み、半ば無理矢理河川舟艇隊による周辺制圧作戦に帯同していた。

 当初は渋い顔でいさめていた留守居役のハンズィールも、最後は根負けし「くれぐれも御身御大事に願いますぞ」と、護衛としてホーポー師を付けて送り出す羽目になっている。



「参考になっているかしら?」西園寺がたずねた。

「ええ、とても。供与していただいた〈ヤ・マハーの早船〉を用いて、我が手勢に一隊を設けようと思います」

 ティカはルルェド公軍に本格的な舟艇機動部隊の新設を考えているらしい。

「閣下は河川舟艇隊の強点をどうお考えかしら?」西園寺は出来のよい生徒に対する女教師のような気分で言った。

「その足にあります」ティカの答えは明快だ。「マワーレドの母なる流れを用いて、敵よりも早く兵を集中し、これを叩くこと。河川交易を統べる我がルルェドにこれほど相応しい軍は他にありません」

 西園寺は笑みを大きくした。それを見てティカの瞳が輝く。西園寺はもう少し授業を続けることにした。


「では、弱点は?」

 その問いに、ティカは小首をかしげ、少し考える素振りを見せた。

「しっかりと陣を敷かれて待ち構えられたなら、分の悪い戦いになるのではないでしょうか?」ティカは岸辺に向かって撃ちまくるSB1号を横目でちらりと一瞥いちべつした。是俣三尉が元気に指揮をとっている。「──西園寺さんの手勢なら陣地もろともこなごなにするのでしょうね」

 

 若き領主は、驚くべき早さで学んでいるようだった。地球における過去の戦訓が示すとおり、河川哨戒艇の火力には限界がある。待ち伏せを受けることも多いため、正面切った戦闘では損害が増大する傾向にあった。

 心配性の久宝一尉などは、ティカが現代軍たる自衛隊の圧倒的な力に眩惑げんわくされかねないと危惧していたが、どうやらそれは取り越し苦労のようだ



「あたくしの舟艇隊だって一緒よ」無線手から報告を受けた久宝一尉が、西園寺に耳打ちした。「──だから、頼りになる方々におてつだいしていただくの」


 次の瞬間。鬱蒼と茂る熱帯雨林の木々が大きく揺れ、轟音を伴って巨大な影が太陽を隠した。吹き荒れる風が水面をかき乱し、船体が大きく揺れる。

 木々の間を縫うような低空を、陸上自衛隊第1ヘリコプター団所属のUHー60JAが3機飛来し、ドアガンで地表を掃射したのだ。焔の雨が降り注いだあとには、動く者はない。まるで無人の野と化した川縁にヘリは次々と降着した。


「降機後、速やかに周辺を制圧せよ。神官戦士が前衛にでるぞ!」

「捕虜を確保する。その際は不意の反撃に注意せよ!」

「了解!」

 班長、分隊長が指示を出し、隊員が機敏に応答する中、巨漢たちが機外に躍り出た。


「ドゥクス神に誉れあれ!」神官戦士コクレンがメイスを担いで叫ぶ。

「空を翔るのはええのぅ!」ハルバードがうなる。

「うーむ、ワシは地面が恋しかったわい!」戦鎚を提げて、ボヤく僧もいた。

 共通するのは、熟練の戦士たちが戦意一杯で降り立ったということ。そして、それを迎え撃つ気力と戦闘力を残す〈帝國〉兵は存在しなかった。


「なんじゃ、つまらんのぅ」



 この後、第1河川舟艇隊が1ヶ月間の掃討戦を継続した結果、ブンガ・マス・リマ──ルルェド間の兵站線は確保され、西マワーレド川下流域は完全に南瞑同盟会議・日本国の勢力下に置かれることになった。

 ルルェド公ティカ・ピターカはこの間の自衛隊帯同経験を元に配下の軍を再編成し、ハンズィール傭兵団を中核とした〈歩兵団〉、ブンガ・マス・リマ水軍から寄騎された水軍刀兵小隊に、降伏したワトサップ等民兵を加えた〈水上兵団〉、ホーポー率いるドゥクス神官戦士を中核とした〈神官戦士団〉を編成する。

 元〈帝國〉軍徴用兵や周辺集落が雪崩を打って支配下に入ったことで、〈帝國〉南方征討領軍を退けたルルェドの勢力は著しく伸長することとなった。



 のちにルルェド公軍は自衛隊の戦闘序列に組み込まれ、関連文書には以下のように記載されている。


南瞑同盟会議〈ルルェド〉連隊(指揮官:ティカ・ピターカ・ルルェド公)

・本部中隊(指揮官:カーナ・ハヌマ)

・第1大隊(軽歩兵)(指揮官:ハンズィール)

・第2大隊(河川機動)(指揮官:ワトサップ)

・第3大隊(魔導化重僧兵)(指揮官:ホーポー)※一部空中機動


『備考』

 戦闘力、戦術理解度、補給兵站、政治的信頼度の各項目において十分な能力を保有しており、協同作戦が可能である。特に海自第1河川舟艇群(二個河川舟艇隊基幹)との連携に習熟している。


 自衛隊から良好な評価を受けたルルェド公軍は、のちの『不死者戦役』『北部ナバート攻防戦』において戦線の一翼を担い続け、目覚ましい活躍を見せることになるが、それはまた別の話である。



 そうこうしているうちに、〈帝國〉軍残存戦力に対する追撃戦闘は短時間で終結した。


「そういえば、『ブラック』作戦の方々はいまごろどうなさっているのかしらね先任?」

 ヘリから降り立った空挺隊員と神官戦士たちに引き立てられる捕虜の様子を眺めながら、どこか意地悪な口調で西園寺三佐が久宝一尉にたずねた。

「……はぁ」久宝はうんざりした気分でため息をついた。少し暇になったらこれだ。報告には目を通しているだろうに、この人は。「変化なし、です。残念ながら」


「あら、お気の毒」そう言って西園寺は笑った。






第301戦車中隊 同盟軍宿営地 

ブンガ・マス・リマ北方5キロ

2013年 2月20日 15時01分



 宿営地の置かれた平野に、角張った塊が14個。整然と並んでいる。その塊──14両の90式戦車は、その砲身を揃って北に向け遥か彼方の敵をにらんでいるかのようだった。

「中隊長」A整備を終えた村上三曹が、第301戦車中隊長──柘植甚八一等陸尉に声をかけた。「我々は何時になったら出撃するんですか」


「うーん」そうは言ってもなぁ。柘植は中隊長車の上に立ち、眼下に広がる光景にため息をついた。「道があれじゃあな……」

「そうですね……」声をかけてきた村上も同じようにため息をつく。


 そこには、ゆったりと流れる大河を遡上する船団と、川に沿うように走る街道を埋め尽くす人馬の列があった。



「『サンダー』作戦は大成功って話じゃないですか。空挺も西普連も鼻息荒いですよ。それに海自も」砲手の根来二曹が履帯の泥落としに使ったデッキブラシに顎を乗せて言った。

「ああ、西園寺水軍だろ」柘植は、最近マルノーヴ派遣部隊の中で流行っている第1河川舟艇隊のあだ名を口にした。「相当荒らし回っているらしいな、あの部隊」その声にはかすかな羨望の響きが混じる。

「そうですよ! あそこの司令おっぱい凄いらしいですし」操縦手の村上三曹が、どうでもよい情報を加えた。

「どうせ揉めない巨乳はどうでもいい」根来二曹が冷たく返す。

「おっぱいは見るだけでも素晴らしいのに」村上が寂しそうにつぶやいた。



 彼らが暇そうにしている理由は、明らかだった。


 6日前に発動された諸都市奪還作戦『ブラック』は、開始から多国間の協同作戦の困難さを露呈ろていしている。

 兵力の上で最大勢力を誇り、主力を自負するバールクーク王国軍首脳は、事前協議で調整した内容を含めて街道の優先使用権を頑として譲ろうとしなかった。結果、陸上自衛隊第5連隊戦闘団は部隊の進発を遅らせざるを得ない状況に陥っている。

 実際、約三万の兵が進撃する際の行軍隊列の長さは、生半可な物ではない。使用できる街道の数、道幅、整備状況などに影響されるが、マワーレド川流域においてはそのどれも好条件とは言えない。

 6日前に先鋒部隊が進発してから今日に至るまで、眼下の街道上にはバールクーク王国軍の兵馬や小荷駄が途切れることは無かった。



 これに対して第5連隊戦闘団本部は、部隊の行動計画を変更すると共に、ルルェド解放後に目に見えて態度の改善したブンガ・マス・リマ市軍首脳と協議を重ねていた。

 その結果、空中機動によっていくつかの偵察隊を前線に送り込むと共に、第1特科大隊を街道にねじ込み前進させることに成功していた。しかし、とっくに出ているはずだった柘植の第301戦車中隊は、多くの普通科中隊と共に待ちぼうけを食らっている。


「戦闘団長は何を考えているんでしょうね」根来が不満げにたずねた。

「さてな」柘植は戦闘団長松永一佐のヒゲ面を思い浮かべた。「余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)って感じだったな」そう答えながら、全く腹の読めない上司が何を考えているのか、柘植も頭をひねっていた。

これにて『サンダー』作戦は終了します。お待たせしてしまいました。



次話からは『ブラック』作戦に入ります。ドタバタしますが、ちゃんと戦争します。


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