第三話「奥義? そんなものはない」
ペンネームを変更しました。
「わい」→「三嶋 与夢」
与える夢で「よむ」と読みます。
中層へと戻ってきたレオとモニカ。
夜になって戻ってくると、またしても部屋が荒らされていた。ただ、今回は犯人が待ち構えていることはなく、待っていたのは大家だった。
髪の薄い頭をかきむしり、レオを見るとイライラした表情を向けてきた。
「レオ君。君、ハンターに目を付けられたんだって? 困るよ、そういう事は早く言って貰わないと!」
レオが慌てて部屋に入ると、今度は念入りにズタズタにされていた。家財道具が衣類一枚一枚に至るまで、そこには家族の写真もあった。引き裂かれ、燃やされたような後まであった。
「そ、そんな」
打ちひしがれるレオに、大家である細身の男性は責め立てる。
「それにこんなにしてどうするんだい! 弁償だよ、弁償!」
宝玉からはライエルの声は聞こえない。ただ、近くにいたモニカが大家に対して言うのだ。
「それは間違っていますね。この場合、この部屋を荒らした者に弁償して貰うべきです。しかも、ハンターであると分かっているのなら、ギルドにでも報告してはいかがですか?」
すると、大家の男性が狼狽えた。視線を泳がせながら「ハンターの話はこの前の事で。今回は……」曖昧にして誤魔化そうとしている大家。
レオは住み慣れた部屋が荒らされ、膝から崩れ落ちて両手で顔を覆った。
「ここまでするのかよ。ハンターは……弱い人を守るんじゃないのかよ」
そんなレオに対して、ライエルは少し突き放すように言うのだ。
『今お前の目の前が現実だ。ハンターだってただの人間だからな。犯罪だってするし、むしろ俺からすればそういう連中だと思ったぞ。ま、ギルドに連絡するんだな』
レオの同級生の兄。モヒカンのハンターたちが襲撃したのだろう。荒らされた部屋の傷を見て、モニカが頷いていた。
「ほう……ただの金属の刃では切っていませんよ。表面が焦げていますし。魔具で荒らしたのですし、これまでの経緯から見てもハンターの可能性が――」
すると、大家の男性が叫んだ。
「そんな事はどうでもいいんだ! こ、こんな下層近くの中層で、ハンターに睨まれたら生きてなんかいけるか! 出て行け! お前ら、出て行け!」
恐怖に怯えた大家の瞳を見て、レオは握り拳を作った。悔しかった。
父が言っていたみんなを守るハンターが、こんな事をするなど思いたくもなかった。モニカは、大家を見ながら言う。
「今からですか? 流石に酷いのでは? それに、この場合契約も――」
部屋を借りているのだ。色々と契約もあるだろう。だが、大家はすぐにレオに出て行って欲しそうだった。
それだけハンターを恐れているようだった。
すると、ライエルは「ふむ」と言いながら。
『なんというか、酷いな。まぁ、こんな環境なら卑屈にもなる、か……。なら、上層に戻るぞ。どうせ試験会場は上層だ。それに、一ヶ月くらい上層で生活できるだけの金もあるからな。それに、丁度良かったんだ』
モニカの金をまるで自分のもののように扱うライエル。ただ、レオは何も返事ができなかった。
大家がレオとモニカを睨んでいる。二人よりも、ハンターである部屋を荒らした犯人たちが怖いのだろう。
どちらかといえば、そのハンターたちを追い返したモニカの方が実力的に勝っている。しかし、コロニーの管理までしている組織――ギルドに敵視されるのは、コロニーで生きる上で避けるべき事だった。
『しかし、ギルドがこんなに権力を持つなんて……国とかないのか?』
疑問に思っているライエルに、レオは答える気力もなかった。
上層に戻ったレオたち。
上層のホテルへと入ると、長期滞在を申請して二人部屋に入った。特別高級感のある部屋ではないが、それでも上層のホテルだ。値段は中層の住人たちからすれば驚きの金額だった。
シングルのベッドが二つある部屋には、風呂もトイレもついている。窓は開かないが、映像が流れていた。夜景が映し出されている。
モニカは頬に手を当てながら。
「まったく。なんでもかんでも映像を流して。風情がありませんよ。まぁ、この向こうは違う建物の壁が見えるだけですが」
ライエルはその話を聞いて、驚いていた。
『空気の入れ換えとかどうするんだよ! なんで密閉しているの!』
そんな驚きに、モニカは丁寧に答える。
「あちらご覧ください。空気の循環を行っているダクトがございます。何事も魔具で解決。それが今の時代ですよ。まぁ、エネルギー資源である魔石のエネルギー変換効率も随分と良くなっていますからね」
『……意味分かんないな。だって、窓を開ければ済む話だろ? ……さて、レオ』
ベッドに腰掛け、俯いた状態のレオにライエルは声をかけた。レオが肩を少しだけピクリと動かすが、それ以上の反応はない。
『お前、怒って同級生を殴り飛ばしたんだったよな?』
レオが小さく頷いた。そして、涙ながらに語るのだ。
「今まで我慢して。でも、最後まで負け犬扱いで……悔しくて」
ただ、ライエルは殴った事を失敗だという。
『その結果がコレだ。お前の行動で、お前は住むところを失ったわけだ。これで俺やモニカがいなかったら今頃どうなっていた? それにハンター試験も、だ。お前、後先考えて行動しているのか?』
レオは痛いところを突かれて言い返せないでいた。モニカは、黙ってベッドに腰掛けなにやらゴソゴソとやっている。こちらを見ていない。
「お、俺は――」
『子供だから、なんて言い訳をするなよ。お前はもう一人なの。自分の事は自分で決めないといけないの。まぁ、俺も人のことは言えないが、流されているだけだと本当になにもかも失うぞ。もしくは、楽な方に行くのに慣れてくる。そうして大人になると、踏み出す一歩が子供の時より重くなるんだよ』
大人になればなる程に、可能性は遠のいていく。ライエルはそう言って、レオにたずねるのだった。
『で、だ。お前がハンターになる理由は決まったか? もしくは、ハンター以外を目指すか? 俺はどっちでも良いよ。お前の人生だし』
投げやりなように言うライエルに、レオは思う。
(確かに俺だって悪かった。いつもやられているから、やり返せば良い、って安易に考えて……だから、こんな事に。でも、悔しいじゃないか。駄目なのか? 俺はやり返したら……父さんの夢を叶えても駄目なのかよ!)
「お、俺は父さんの夢も叶えられないんですか」
『それはお前の父親の夢であって、お前の夢じゃないね。別に引き継ぐのが悪いとは言わないけどさ。お前はどうしたいの? それ、結構重要なんだよね』
「強くなって、最強のハンターに……それで、みんなを守れるハンターに」
すると、ライエルは言う。意地の悪い質問をする。
『それは、お前に仕返しをしに来た同級生のような奴も、か? あのモヒカンのハンターも? 俺から言わせれば、あいつらは弱者だ。ハッキリ言うと、お前なら簡単に超えられる。だが、超えた瞬間にお前はあいつらも守る側に立てるのか?』
レオが言葉に詰まった。
そこまで考えていなかったのだ。ただ、父の夢を叶えようと……。そして、レオは思うのだ。
(父さんなら、どうしたのかな?)
ライエルは少し笑いながら、レオに言うのだ。
『いいんだよ。仕返しをしたって。知恵を貸すし、モニカもいるから簡単だ。復讐とかなにも生み出さないけど、気は晴れるよ。まぁ、それをした瞬間に悩みもするんだけどね。やられたままで悔しい気持ちを押し殺すか、やり返して悩むか……どっちがいい?』
レオは、幼い時に聞いた父の言葉を思い出す。
今ではなくしてしまった狭い我が家。そこで、父は幼いレオに語って聞かせていた。
『レオ、父さんはきっといつか強くなる。そして、みんなを守れる強いハンターになるんだ』
『凄い! 父さん恰好いいよ!』
『そ、そうか? アハハハ、でもまだ父さんは弱いから守られているんだけどな。でも、いつか強くなる。立派なハンターになるぞ!』
レオは父の笑顔を思い出す。仕返しなどしても、父は喜ばない。きっと、負け犬と呼ばれても頑張って強くなろうとしただろう。
レオは口を開く。
「どっちも選びません。俺は……父のようなハンターになりたいです」
『……それは弱いまま、って事かな?』
意地悪な言い方に、レオは挫けずに言い返した。
「弱くても! 父さんは、誰かを守れる人になりたい。みんなを守れるハンターになりたい、って言っていました。だから、俺もそんなハンターを目指します。それに、こんなのハンターのする事じゃないです。ギルドの権力で、誰かを踏みにじるなんて……俺が、そんなやり方を変えて見せます」
ライエルは、レオの言葉を聞いて考え込んでいた。そして、溜息を吐く。
『……まぁ、いいか。憧れの父親の背中を追うのも、自分の意志と言えなくもない。まぁ、立派なハンターになりたい、と。そうなるといくつか考えていた方針はとれないな』
方針? そう言ってレオが首を傾げると、ライエルは悪びれる様子もなく。
『まぁ、賄賂とか? ハンター一人潰すくらい、やり方なんていくらでもあるだろ。別に戦って潰さなくても、ギルドの幹部に賄賂でも送って処分させるとか、弱みを握って処分させても良いし、なんなら同業者に暗殺を依頼しても――ほら、外に出れば事故とか、魔物にやられたとか言い訳ができるだろ? ついでにコネを作って、試験で有利にして貰っても良いし。上や横の繋がりとか大事だよ』
レオは思わず叫んでしまう。
「最低じゃないですか! そんな事を思いつく貴方が怖いです!」
『お前! 相手があんな手段に出て来たのに、なにも対策を考えていなかっただろうが! 俺を責めるとかどうかと思う! だったら、自分の考えを言ってみろよ!』
レオは少し考え、そして言う。自分でもこれが正しいのか疑いながらだが。
「ギ、ギルドに訴えて、ちゃんと処分を――」
『ふ~ん、お前……証拠あるの? あいつらがやりました、って証拠だよ。見ていた連中は絶対にハンターを犯人だと言わないぞ。報復を恐れているだろうからな。さぁ、そこで大事になる証拠は?』
レオは証拠を持っていなかった。
確かに、証拠もないのに訴えても門前払いをされる可能性があった。レオは俯いてしまう。ギルドだって公平に調べるか分からない。有耶無耶にされる可能性もあった。
何しろ、あのモヒカンのようなハンターがいるくらいだ。
しかし、ベッドから立ち上がったモニカが、レオとライエルの話を聞いていたのかレオの意見に賛同する。
「よし、こんなものでしょうね。それと、チキン野郎。あまりレオ様をいじめないでください。分かっていてやっていますよね? それに、レオ様の意見も間違いではありません。ちゃんと“上”に報告しませんとね」
ライエルは小声で「バレたか」などと言って、笑っていた。レオが首を傾げていると、モニカが何枚かの絵を用意した。
そこには、モヒカンたちの似顔絵があった。
「これ!」
「映像から似顔絵を描きました。襲撃されて住む場所を追い出された事、そして明らかに殺意を持っていた事などを書類にまとめで報告しましょう。ギルドで受験番号を貰ったら、そこで声を上げて証拠も差し出します。映像と音声データはこのモニカがご用意いたしますので」
レオがモニカを見て目を輝かせていた。
「凄いよ、モニカさん! あんな時に録音とか録画とかしていたなんて!」
すると、ライエルがレオに言うのだ。
『え? だってこいつオートマトンだよ。見たり聞いたりすれば、自然とデータとして残るし。気が付かなかったの?』
「そうですね。まぁ、このモニカは他の量産品や劣化品共と違います。世に広がりつつある量産型劣化品とも違い、スペシャルですけど!」
レオは、モニカを見て驚く。何しろ、人にしか見えないのだ。オートマトンは知っている。知っているが、ここまで人に似ているオートマトンなど聞いたことがなかった。
「え、まさか……宝玉内のご先祖様と知り合い、って事は」
モニカが親指を突き立て、笑顔をレオに向ける。
「はい。チキン野郎を表と裏から支え続けたメイド――モニカでございます。因みに、二千歳とか婆などと言ったらウザいくらいに泣きますのでご注意を。毎晩毎晩耳元で泣き続け、私の泣き声なしでは寝付けない体にして差し上げます。おっと、言っておきますが、何度かヴァージョンアップを行っていますからね。二千年前のモニカだと思わないでください。私は常に最先端!」
レオはもう何が何だか分からなかった。ついて行けないというか、濃密な時間を卒業してから過ごしている。そして、その密度が凄すぎて理解が追いつかない。
(俺が二千年前の帝国の皇帝の一族で、モニカさんはその時のオートマトンで、父さんも実は凄くて……)
頭を両手で押さえたレオは、顔を上げるとモニカの顔を見た。すると、モニカは最後の一枚をレオに見せる。そこには、レオの家族の写真が用意されていた。燃やされていたはずだが、モニカがこうして描いてくれた。
「これ!」
「データを元に再現しました。しっかり持っておくべきだと思いましたので。データはあるので、後で全てを再現も出来ますよ」
家族三人が描かれた絵を抱きしめるレオ。
「ありがとう。ありがとう、モニカさん!」
その日の夜。
宝玉内に呼び出されたレオは、ライエルと向き合っていた。
「あの、俺ってどうやって強くなればいいんでしょうか? 魔具は使えませんし、スキルもその……」
ライエルは椅子に座り、腕を組んでいた。そして天井を見上げる。そこには、大きな青い丸い宝石の周りに、くすんで光を失った二十四もの小さな宝石たちが放射状に埋め込まれていた。
『魔具に刻んだスキルが使えないから不安なのは分かるが、正直に言うとその心配はない』
言い切るライエルに、レオは期待するような視線を向けた。だが、ライエルは種明かしをするように言うのだ。
『俺の代でもウォルト家は八代が宝玉を受け継ぎ、その体を――その血を青い宝玉によって支援系のスキルに特化させてきた。そして、代々宝玉を受けついたお前たちにもその影響が出ている。つまり!』
ライエルは目を見開く。そして、事実を突きつけた。
『宝玉のおかげで宝玉に対しては特化してきた。だが、相性の悪い魔具に対しては適正が下がりに下がり続けてきた訳だ。まさか使えなくなるまで下がるとか思いもしなかったけどね』
「……え? それってつまりは」
『お前たちが受け継いでいた銀色のペンダントね。アレもね、広義では魔具だよ。持ち主のスキルを記憶するんだけど、これが三段階目まで発現した使用者のスキルしか記憶しないんだよね。しかも、俺が色々とやった後はしばらく一段階目も使うのが難しかったし。使い方を知らされていないと、本当にお荷物だったともうよ』
力を大きく失い、使い方を聞かされなければ一段階目のスキルすら扱いに困る。しかも、魔具が溢れている時代だ。多少の力が玉に戻ってもジャミングされている状態で使用が困難だった。
宝玉となり、なんとか使えるようになったのだが……。
「で、でも! これからはスキルが使えて、魔具みたいに凄い力が――」
『青い宝玉は支援系でね。こう、パッと強くなるとかないの。あ、今、凄く強くなるのを期待しただろ。前衛系とか後衛系とかと違って、派手なのは少ないんだよね。まぁ、あっちも魅力的だが。それとも凄い必殺技的なものを予想した? 奥義とか? そんなものはない。一緒に地道に強くなろう』
握り拳を掲げるライエル。
レオの期待を裏切り続けるライエル。
本当に凄い人なのか怪しいライエル。
レオの目がライエルを疑うような視線で見ていた。
『おい、疑うなよ! 実際、こう爆発的な攻撃とか出来ないけど、支援系のスキルとか凄いからな! 俺なんか大陸制覇だってしたんだぞ! 天下統一だぞ。統一!』
「……でも、今までの言動が少し」
ライエルはレオに向かって言うのだ。
『世の中、綺麗事だけじゃないんだよ!』
しばらく騒ぐライエルに向かって、レオは疑う視線を向けているだけだった。そして、ライエルも流石に気まずくなったのかわざとらしい咳払いをする。
『まぁ、アレだ。そういう手段もある、って事だ。お前が手段を選ばないなら色々とやり方もあったが、そういうのが嫌なら正攻法で挑むしかない』
「正攻法以外を先に思いつくとかどうかしていると思いますけど」
レオの意見に、ライエルが眉をピクピクさせた。怒っているようだ。
『その正攻法を選択できないくらいに、自分が弱いと自覚しているのかな? いいか、明日からはモニカの指示に従って基礎体力の向上と学力を身に付けろ。一次試験で落ちれば洒落にならないからな』
レオが頷く。ただ、気になる事があった。
「あの、基礎は分かりますけど、他には? 強くなる方法とか」
『そっち? あぁ、そっちはこの中で色々と教える。まぁ、一ヶ月で出来る事なんてそんなにないし、出来ても基礎だけかな? 魔法とかどれだけ扱える?』
すると、レオは当然のように言うのだ。しかも、ライエルに向かってまた疑うような視線を向けて、だ。
「俺が魔具を使えない、って分かっていて言っています? 嫌味ですね」
『……え?』
「……え?」
二人が向かい合い、そして首を傾げ合っていた。レオも流石にライエルが嫌味で言っているのではないと知ると、説明する。
「いや、だって! 魔法とか魔具がないと使えないですよね?」
『……嘘だろ。魔具で補助されて魔法を使う? え、そこまで酷いの、今の時代の人間? き、貴族とか魔法を使う連中とかいないのか!』
レオは首を傾げながら、思い出そうとする。自分が知る限りでは、と前置きをしつつ。
「貴族とか聞いたことがないです。ギルドで優秀なハンターを輩出する名家はあると利いた事がありますけど。それに、魔法は基本的に魔具のサポートを受けて使用するものだ、って」
ライエルが頭を抱え、そしてブツブツと。
『……お、落ち着け、俺。大丈夫。基礎さえ叩き込めば、バレット系くらいなら扱える。きっと……たぶん……だ、だが、一ヶ月でそこまでとなると……こうなれば、俺のスキルを先に伝えるか』
ライエルが顔を上げた。レオは、ライエルの真剣な瞳を見て、背筋を伸ばす。
『最初に俺の一段階目のスキル――【エクスペリエンス】を教える。正直、常時発動型だから避けたかったんだが、そうも言っていられない。お前――いや、レオ……ここから先の一ヶ月は地獄だと思え』
先程までのギャップに、レオは思った。
(いつもこんな感じなら良いのに)
ライエル(`・ω・´)「今日は重要なお知らせがあります!」
レオ(゜Д゜ )「そうですか。良かったですね」
ライエル(´・ω・`)「なんか子孫が冷たい」
ライエル(`・ω・´)「まぁいい! 実は【セブンス】……書籍化します! ヒーロー文庫様より十二月二十八日に発売が決定しました。今月末だぜ!」
ライエルヽ(*´∀`)ノ「新しい【セブンス】の応援をよろしくお願いいたします! ヒャァァァ! 俺の活躍が書籍化だよ、レオ君! 俺の偉大さに平伏すがいいw」
レオ( ゜д゜)「……」
レオ(゜д゜ )「……」
レオ(゜д゜)「……え?」