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童貞が変わる瞬間

 俺は今年で20はたち。女の子とまともに喋れないし、いざ女の子を目の前にすると狼狽してしまう。彼女いない歴=年齢 そう俺は童貞だ。

 

父親は自分が幼い頃に亡くなり母親がずっと二人の兄と俺を育ててくれた


 昔から女の子に恋愛対象に見てもらえず、いつも友達で終わってしまうマスコット的キャラクターだった。

顔はカピバラに似てると言われ頭も良いわけではない。

だが、そんな俺に唯一神様がくれたのが画力だった。でも男性のシンボルの絵しか描けない。

俺は毎日無心で股間の絵を描き続けた。自分のノートでは物足りず、黒板・人のノートにまで股間を描き続けた。

アレンジで股間に羽を生やしてみたときもあれば、女性の性器に挑戦してみたこともあった。

みんなが喜んでくれてたのでそれが快感だった。


そんな幼少期を過ごした。


 そして地元の中学校に入学し背も少し伸びた。

新しい出会いはあるが、やはり恋愛には発展しない。というよりそのときは恋愛に興味がなかった。

 部活はゲームが好きだったこともあってパソコン部に入部した。周りはオタク系の人が多く、不思議と馴染んだ。

中学でも股間は時々書いていたが、中学生になって厳しくなったせいかビンタをされ怒られた。

当たり前か・・・


 そんな、青春もせずにパッとしない生活をなんとなく過ごしていたある時。

「バスケやろうぜ」と誘われた。これが俺を変えてくれた瞬間だった。


声をかけてくれたのは、小学校からの友達で身長が高く学年1足が速く1年生の頃からバスケ部のエースだったY君だった。

彼は同級生や後輩からモテて俺が持っていない物をすべて持っている。


俺はすごく悩んだ。なぜなら、運動なんて全くやったことないから。

彼は「俺の使わなくなったバッシュあげるし、基礎から全部教えるよ」と言ってくれてそこまでしてくれるならやってみるかと軽い気持ちで始めた。


 さっそくY君が顧問に入部届けを貰いに行ったが入部を拒否された・・・

その顧問は股間を描いてビンタしてきた先生だった。

それでもY君が頼み込んで「スポーツは甘くないぞ」と顧問に言われ入部を許可してくれた。


 










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