初テイム&湖は有能
そろそろネタが切れそうな憂です。今回は結構重要な回にしたいつもりでいます。
ゆっくりと森の中の草を分けて歩きながらレナについて行った。レナはすでにゴブリン・ライダーを見つけているらしくそれをテイムしに向かっている。
「そこの木の先に居ますよ。」
レナは小声で木の方向を指さした。そこにはオオカミにもたれながら寝てるゴブリンがいた。モンスターをテイムする方法は、弱らせてからテイムのスキルを使うのが主流だが、効率が悪い。ダメージを与えたモンスターのHPを完全に回復させなければならない。だがもう一つ方法がある圧倒的差を見せつけて負けを認めさせることができるそこを、テイムする。
「レナ威圧を使って負けを認めさせてくれ。いけるか?」
「レベル差はありませんがステータス的に圧倒的差があるので可能かと」
その小声のやり取りをした後レナはゆっくりと近づいていきウルフが気が付いて起きた時に威圧のスキルをはずどうするとウルフは面白いようにビクッと飛び上がった。
「我に従え【モンスターテイム】」
キトが詠唱してスキルを発動すると簡単にテイムの成功を示す。テイムの紋章がゴブリン・ライダーとウルフに出てきた。
「よし!じゃあ薬草を探してくれるか?」
キトはこぶしを握って喜びを表したがすぐに、ゴブリン・ライダーに指示を出すと、ゴブリン・ライダーはウルフに何か言った。するとウルフは地面に鼻をつけて匂いを嗅いだ後、すぐに湖を向いて歩き出した。キトは歩きながら鑑定を使ってた。
「あれ?コレなんか普通の草と違うな?」
『陽炎樹の苗木』
「陽炎樹?レナ、リコ何か知ってる?」
その質問にレナとリコは横に首を振った。
「とりあえず回収しておこうか。」
そういって軽く土を掘り返して、アイテムボックスにしまった。
そしてしばらくたって、湖のところに着いた。そこには一面に薬草が生えていた。
『薬草』
薬草を鑑定してみたがただの薬草という文字しか出なかった。
そしてふと湖を鑑定してみると、湖も鑑定ができた。
『湖の水』
リコはあたりの薬草を採取していた。まぁ採取スキルを持っているのはリコだけだから当然だ。
「なぁリコ、水って素材としているんじゃないか?」
「はい、薬草と水のランクと作成者の技術でポーションのランクが変わりますね。ランクはE-が最低でA+が最高ですね。希少ランクとしてSランクがあるらしいですがそれこそ伝説ですね。」
「そうかじゃあここの水も採取しておくか。」
その言葉に薬草を採取していたリコと周りを警戒していたレナが目を見開いた。
「この湖の水が採取できるんですか!?」
「え!?一様鑑定できたからいけると思うよ?」
その言葉にリコはすぐに湖を見て鑑定をかけたようだ。
「これは採取しましょう!」
リコは背伸びしてキトの肩を掴んでゆすった。
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現在キトの所持財産は100万Gです。元は500万Gありましたが、400万Gを装備などに使いました。ちなみに試験管の様な物も買っていた。