表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

筒抜けバックヤード

作者: 藤乃花

帰りの身支度のミニドラマ

勤務を終えまして、更衣室にて着替えをしていた時の出来事です。


私より、かなり年上の女性(Aさん)が、職場で結構よく話す相手の方(Bさん)と会話をしていました。


Aさん

「今日も朝、ごっつう冷えてたな‼」


Bさん

「朝晩、冷えるな」  


Aさん

「私ね、冷えるから、朝パッチ履いてんねんよ‼」


Aさん、声のボリューム下げてください‼


バックヤードの更衣室ですけど、その声ですと、表に筒抜けですよ。


Bさん

「履いてるの?パッチ」


Aさん

「私ね、夏もパッチ履いてんねん‼

かなわんわ‼」


かなわんのは、Aさんのボイスボリュームですよ‼


Bさん、注意したってください‼


Aさん

「冷えるから、かなわんわ‼」


Bさんは聞いているだけで、注意する様子はありません。


Bさん、せせらわらっています。


筒抜けだというのを、教えてあげていません。


Bさん、わざと?


Bさん

「……っ」


含み笑いがBさんから聞こえました。


わざとや、Bさんわざと、Aさんに恥じかかせてはるわ‼


気が付いていないようで、Aさんはまだボリューム大で喋りまくっています。


かないません。


高齢不思議さん、二度目の登場でした















問題です……AさんとBさん、どちらが高齢不思議さんでしょうか?






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ