表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

零.それは、 誰の夢なのか?


――ああ。


――自分はここで終わりなのか……。


青年は、朦朧とする意識の中でそう思った。


必死に呼びかける友人達の顔が、守った者の顔が、こんな時だと言うのに滑稽に見えた。


――些か自分の性格は捻くれているのじゃないだろうか?


こみ上げてくる笑みに従い、ゆるゆると傲慢に顔をその形にした。


でも。と青年は、守らなければならない唯一の人の涙が落ちてくるのを見る。


――泣かせてしまった。これでは、失格だろうか?


そうだろうな。だが、守れたからそれで良い。と、青年は一人で結論を出す。


しかしそれでも。と青年は、脳裏に過った今はここに居ない人物に想いを馳せる。


――これで、あの子に負担を掛けてしまう。


そう思いながらも、青年は重たくなる瞼に逆らわずにゆっくりとそれを閉じた。






零.それは、 誰の夢なのか?





カゲは、人間の心の奥底の黒い物が大好物です。


カゲは、人間の影から喰らうのです。


カゲといっても、物体的な影は喰べません。




だから、人間は気づきません。




刻、一刻と自分が侵蝕されている事に。


侵食といっても、物体的に侵蝕するのではありません。




だから、人間は気づきません。




己が、人間以外の力を持った事を。


力といっても、人間がその力を使えるわけではありません。




だから、人間は気づきません。




カゲに操られている事を。


だから、気をつけて下さい。


カゲは貴方のすぐそばに居るのですから。




そしてカゲと言うのは、本当の名ではありません。


では、カゲの本当の名は何なのでしょう?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ