只野人志の物語④
僕の名前は只野人志
僕には、大学に入ってからできた、江月奈糸という友人がいる。僕は、今の悩みを相談をするために、彼の家に来ていた。
「そっか~ それはマジ辛くな~い?」
奈糸が言った。
「なんか、ごめんね……。サークルもアルバイトも紹介してもらったのに……」
僕は、身の回りで起こった不可解な出来事のせいで、サークルもアルバイトも辞めることになってしまった。
「気にすることないじゃな~い。そんな辛いときはさ~ 『打つ』のが一番じゃな~い? 最高に、ハイな気分になるじゃな~い! 」
奈糸が言った。
(え!? う、『打つ』って…… まさか……)
「あ、それ『ロン』じゃな~い」
(な、なんだ~ 『打つ』って、麻雀のことだったのか……)
「マジ、四暗刻来た!! 超ハイになるじゃな~い!」
(それは、2人麻雀だから、役満も出やすいでしょ……ハハハ)
「あ、僕も来た! 国士無双!」
「マジ!? 人志もやるじゃな~い」
「いやいや、まぐれだよ、アハハハ」
僕は、久しぶりに心から笑えた気がした。
2人麻雀が盛り上がり夜も遅くなったので、僕は奈糸の家に泊まることにした。
「はい……多少の邪魔が……、『テロス』に向けた準備は……」
僕が眠っていると、奈糸が話している声がした……。
(ん、なんだ……? 電話か……)
「はい……、洗礼が済めば『クイーン』も……」
(なんだ? 『テロス』とか、『クイーン』とか…… ダメだ……眠い……)
僕は、そのまま朝まで眠っていた。
翌朝
「あ~、なんか久しぶりによく眠った気がする……」
僕が起きると、奈糸は既に起きていた。
「人志~、今日の予定はあるのか~い?」
奈糸が僕に尋ねた。
「いや、特に何もないよ……」
今日は日曜日だったので大学の講義もなかった。
「じゃあ、ちょっと行ってみな~い? そこなら人志の悩みも解決できるはずじゃな~い」
(え、僕の悩みを解決できる……?)
僕は、奈糸の誘いを二つ返事で承諾した。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。





