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出会い




今日は、入学式です……。

友達出来るかなあ、はあとため息。

春野桜、16歳。

今日から神代高校へ通うことになります。

受験に受かってよかったとほっとしたのもつかの間のこと。

緊張で胸がいっぱいですーgkbr


「あれ、この道改装中なんだ」


入学前に何回かきたことのある学校だったので心配は無いと思っていたけど、この道が改装中だとは。

回り道しなくてはいけない。

なんてことでしょう!

取り乱してしまった。

道、ちゃんと分かるかな……ああ、学校へ無事辿りつけるかも怪しくなってきた。


「ここさっきも通ったような……ここ何処!?」


早速迷子になりました……!

やばいですううう!

誰か、誰か助けてくださいいい!と心の中で叫ぶ。涙目。


「どうしたの?困ってるようだけど」


雰囲気だけで察するとは、あなたは何者ですか!と振り向くと、同じ学校の制服を来た男性が立っていた。

助かったー!


「すみません!春野桜といいます!学校へ行きたいんですが、迷ってしまって……

道を尋ねたいのですが」


「ああ、ここの道を真っ直ぐ行って、一つめの曲がり角を曲がったら坂があるからそこを上っていたところにあるよ。ところで君……」


同じ学校の制服をきたイケメンの男性が懇切丁寧に教えてくれる。たぶん、先輩かな。

身長高っ。


「ありがとうございました!」


何か言いかけかけた気がしたが、気にしないことにした。

だって遅れるし。

入学式は8時から。

スマホで時計をみると50分。

入学式に遅刻でしたーとか笑えないし!

走りだす。


だから、気づかなかった。


「………」


同じ学校の制服を着たイケメンが私を見つめていたことに。






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