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7/20

10/23:関所で

「わーい! 外だー!」



 正午。


 二人が長い迷宮を抜けると森であった。

 まるでどこかの小説の冒頭文みたいだったが、そうとしか言いようが無いので仕方がない。

 眼前にあるのは森、森、森。

 どこまでも続くジャングルのような木々が地平線まで広がり、新緑が華やかに揺らいでいる。

 

 この場所、アネモス大迷宮の入り口は標高が高い山に存在しているようで、目の前に広がる壮大な景色はなんとも表現しがたい。

 鍾乳洞からは山のふもとまでが、整備された道路のように広い山道で結ばれ、その先には関所が待ち構えているのが眼下に見えた。

 大方、迷宮からモンスターが出てきたときに食い止める役割でも果たしてるのだろう。


 目を細めてさらに奥を見ると、山道は関所を抜けてさらに大きな街道に合流しているらしく、周辺に村が点在する街道の先には、目測百キロ程度先でも視認できる西洋風の巨大な城砦が鎮座していた。

 

「なんか……すっごい異世界って感じだねぇ」

『ああ。城じゃなくてキャッスルだよキャッスル。あんなの海外旅行にでも行かないと見れないよなぁ』


 生粋の日本人であるカルマとこころは、目に映る光景にしばしの間だけ見とれてしまう。

 たっぷり2分間は眺めていると、お互いに苦笑いしてこれからの予定を話し合い始めた。


『さて、これからどうするかだが……』

「そうだねぇ……」


 とりあえず迷宮の外まで出てきたものの、問題は山積みだ。

 第一目標の迷宮脱出ができたとなれば、これからの方針を相談する必要がある。

 ちなみに、迷宮脱出中の会話はこんな感じだった。



『お、あの鍾乳石はストローか。“火炎車かえんぐるま”』

「“ウィングブレイド” ……ストロー?」

『その名の通りストローみたいに極端に細くて長い石灰石のことだ。“火華熾かかし” 背後から一体来てるぞ。』

「おっけ~、こっちで倒しとくよ。近衛君って、こういうの詳しいの? “ブリーズカーテン”」

『昔、オヤジが鍾乳洞に連れて行ってくれたことがあってな。そこにある月の世界って名所が有名でやたら頭に残ってたから覚えているだけだ。“火蜂ひばち” 詳しいって程じゃないよ』

「“ビートエアー” じゃ、じゃあ、日本に帰ったら、その……一緒に、月の世界を見に行っても……いい、かな?」

『ああ、いいよ。あれは一目見たら見惚れるくらい綺麗だから、一度は見に行ったほうがいいぞ。 “火砕龍かさいりゅう”』

「……もう惚れてるけどね」

『“蜂閃火ほうせんか” ん? 何か言ったか?』

「ううん。なんでもないよ。“トラップダフト” あ、レベルアップした!」

「「イエーイ!」」



 所々挟まれる魔法や言霊を除けば、はたから見ると迷宮脱出どころか鍾乳洞でデート中のカップルそのものであった。 

 

 カルマ自身の胆力は言わずもがな。

 こころも案外逞しいもので、一度巨大蛾と対峙してからは度胸が据わったのか、魔法をバンバン発動して道中の襲いかかってきたモンスターを斬り捨てている。

 その顔には、醜悪な昆虫の姿をした敵に怯む、弱い乙女としての表情はまったく無い。

 

 ゴリラほどの太い腕を持つ巨大ゴキブリが業火に焼かれ、ライオンのような牙を持った巨大アリが風の刃で切り裂かれる。

 縞模様しまもようの入った巨大蜘蛛が飛び掛れば風のカーテンによって受け流され、火の蜂に撃墜される始末。

 こころの死角に入っていたゴミムシにいたっては風の弾丸でこれでもかというほど穴だらけにされて緑色の体液を噴き出し、再び現れた巨大蛾は声を上げる間もなく一瞬で炎の龍に食われて消し炭となった。


 こころ自身、ステータス上では常人の4倍近くの気力総量があるらしいので、初級程度の低級魔法であれば気力消費が少ないゆえに問題なく使っていけるし、何より実戦経験を積む事ができるというのはカルマの足手まといにならないためにも本人が大歓迎だった。

 万が一気力が尽きれば、カルマに耐えてもらって、その隙に万能薬を飲めばいい。


 しかし、洞窟を出た今となってはゴリ押しで行くわけにも行かない。

 クラスメイトの居場所を突き止め全員で日本に帰る、いわば情報戦が必要となってくるのだ。

 

 余談だが、こころが想い人の体内でアヘった件は、その事をカルマが思い出すたびに乙女の第六感が検知して例の能面笑顔が顕現するため、何も無かったことになった。


「とりあえず、やたら目立つお城に向かって歩いていけばいいと思うんだけど、どうかな?」

『まぁ、それしかないだろうな。一番近そうな村で、大体……十キロくらいか。まずは関所を抜けよう』

「ふふふ。なんとも異世界らしくなってきましたぁ!」


 一昔前に流行ったとなりのヘドロ主題歌を、こころが口ずさみながら山道を下っていこうとするが、


『あ』


 カルマが思い出したように自分の格好を見た。


「どうしたの?」

『この姿だとまんま敵役じゃん……』

「あ~。まぁ、言われてみればそうだねぇ」


 メラメラと燃える炎の塊は、どう頑張っても人間でーすとは通用しそうにない。

 しかも通り雨で死ぬ危険性まである。


『仕方ない。普通に戻しとくか」

「うんうん。たまには戦闘モードを解いてリラックスしなよ」


 カルマは焔神状態を解除すると、回復薬をひとつ出して口に含み、水で流し込む。

 栄養ドリンクを粉末状にしたらこんな味がするんだろうなという、何ともありきたりなものだった。

 しかし効能は確かなようで、疲れていた身体へ瞬時に活力が復帰するのが分かった。


 残りは【高価な回復剤】が1つと、【万能薬】が2つ。

 こころの治癒魔術で気力を使って体力を回復させるか、それとも数少ない消費アイテムを使うか悩みどころだが、いざという時にエリクサー症候群を発症するほど怖いものはないので、試に一つ使ってみたのだった。



 幾分か軽くなった足取りで山道を下ること一時間ほど。

 二人は森林を通り抜けて関所の近くまでたどり着くと、大きなソレを見上げた。


「世界史の教科書とかにありそうだな」

「わたし、地図帳とか資料集を見るのが好きだったから、なんかデジャヴだよ」


 関所は山道を塞ぐように立っている木の門で、高さは三階建てのビルほどもあろうかという巨大なものだった。

 そして、道の両脇には見張り台のようなやぐらが一つずつ並んでいた。

 案の定、関所の前まで来ると、門の前に立っていた人間の男が二人ほど近寄ってくる。


「止まれ!」


 相手の背恰好はまんま衛兵といったところで、鉄の鎧を上下に着込み、鉄刃が煌く槍をカルマたちに向けた。


「貴殿らは冒険者か? 名乗れ」

「近衛カルマだ」

「樫咲こころです」


 何と無しに答えるカルマは無表情でこころはニコニコ笑顔だったが、内心では「スゲー! マジ異世界だスゲー!」と小躍りしていた。


「ふむ……苗字持ちか。しかもその奇妙な服……」


 何か思うところがあったのか、二人の衛兵が顔を見合わせる。

 少しだけグレードの高そうな鎧を着た方がもう一人を顎で使い、門のすぐ下にある警備室らしき小屋へと走って行った。


 お偉いさんの衛兵は、カルマとこころを道脇の木陰まで手招きすると、樹に背を預けてから鉄の兜を取って、黒い肌にハードボイルドな容貌を晒す。

 傭兵よりもBARのマスターをやっているほうが似合いそうなツラだ。

 そのまま、低く響く声で話し始めた。


「つい一昨日の話だが、アネモス大迷宮内で休憩所の崩落事故が起こってな。貴殿らのような珍しい服を着たやつらが飛び出して来たのだ」


 思わず二人は顔を見合わせる。

 間違いなくクラスメイト達だ。

 全員脱出できたのかは定かでないが、ひとまずはその影を追わなくてはならない。


「その人達がどこへ行ったのか、教えていただけますか?」

「なんだ、やはり貴殿らの仲間だったか。泣き喚いていたり死人のような顔している奴も多くて心配だったが、背の高い黒髪の女が『この辺りで情報収集が出来る場所はないか』と聞いてきてな」

「明石か」「雫ちゃんだね」


 異世界に行っても明石雫は明石雫であったようだ。

 衛兵は親指で後ろを指さして先を続ける。


「貴殿らも大迷宮から出てきたなら遠くに見える白い城を見ただろう。あそこの城下にある【ステルゲンブルグ】がこの辺りだと一番大きな街で情報も集まる。やつらの中には魔法適正持ちもチラホラいたようだったから、守衛交代ついでにステルゲンブルグまで送って行ってやったぞ。魔法が使えるなら食いっ逸れることも無いだろうしな」


 この衛兵さん、すごい良い人だった。

 

 彼の話によると、この世界で魔法を使えるのは生まれ持った適性を持つ者だけらしい。

 魔法が使える者はステルゲンブルグなどの王都や街で重要な仕事を担い、使えない者は商いをするか衛兵などの力仕事を行うのが一般的のようだ。

 

 若年ながら魔法を使える学生たちに嫉妬の感情を滲ませると、彼はカルマとこころにも視線を向ける。


「貴殿らも、あの迷宮から素手で帰って来たということは、魔法が使えるんだろ?」

「えーっと……わたしは風緑魔法と水聖魔法、あと治癒魔術ですね。全部初級だけど」

「おいおい【トリプルピアノ】かよ。この国でも数十人しかいねぇってのによ……まったく、どうなってやがるんだこのガキどもは……」


 少しずつ打ち解けてきたのか、いつの間にか砕けた口調になっている衛兵。


 本来なら、武器を持っている相手に手の内をペラペラと喋るのは愚の骨頂だったが、二人には不思議とそのような感情はなかった。

 クラスメイトの身を案じてくれた彼への敬意の方が勝っていたのだ。


「そっちの兄ちゃんはどうなんだ?」

「え。俺?」

「いくらトリプルピアノって言っても、全部初級だとあの大迷宮から脱出することなんてできやしねぇ。兄ちゃんも何か使えるんだろ?」


 その言葉に冷や汗が出てくるカルマ。

 隣でこころも苦笑いだ。

 しかし、この場で聞いておくのは、異世界における実力のレベルを図るには絶好の機会かもしれない。

 この衛兵さん、良い人っぽいし。 


「……こんなこと言える立場じゃないのは分かっていますけど、他言無用なら」

「お前も訳ありか。良いぜ、オルレスの名に掛けて誓ってやるよ」

「ありがとうございます、オルレスさん。俺が使えるのは炎熱魔法だけですね」

「ほぅ。そこの可愛い嬢ちゃんと相性がいい組み合わせだな。ってことは、中級か上級か……もう王級魔法が使えるって言っても驚かねぇな。はっはっは!」


 相性がいいと言われて隣でイヤンイヤンと頬を押さえるこころを尻目に、オルレスへ一言。



「いえ、無想級まで使えますね」

「おう。やっぱそれくら………………は?」

「ですから、俺が使えるのは初級魔法から無想級魔法まで全部ですね」



 実際、カルマは【焔神威】のスキル効果によって、初級、中級、上級、王級、神話級、無想級における全ての魔法が脳内に収まっていた。

 他に焔神威専用の固有魔法もあったが、そちらは何だかレアそうなので黙っておく。


(3つ魔法を使えるやつが一国に数十人なら、無想級まで習得しているやつも珍しくないだろ)


 しかし、その見立ては甘かった。


「はああぁッ!? お、おまっ! えええっ!?」


 いきなり大声を上げて喚き立てるオルレス。

 その声を聞いたのか、警備小屋から数人ほど槍を持った衛兵が飛び出してくる。

 ここまできて、カルマは自分が何かやらかしてしまったのだと悟った。


「近衛君……」


 隣を見てみれば、こころも苦笑い。

 オルレスは警備兵に「す、すまない。大丈夫だ」と伝え、なんだったのかと兵たちが小屋へと帰っていく。


「はぁ……本当かい? 兄ちゃん」

「そうですが。何なら小型隕石でも降らせて見せましょうか?」


 言ってしまったのなら、もういっそのこと力を見せつけて信じさせた方がいい。

 カルマの頭の中には神話級決戦魔法“ヘリオス・メテオフォール”の呪文が浮かんだが、オルレスが手を振って制止する。


「やめてくれ……この辺一帯を消し炭にされちゃ、俺達傭兵の商売あがったりだ」


 オルレスはため息をつくと、額に手を当てて首を振る。

 少し逡巡した後、彼は懐から出した酒瓶を一杯煽ってからおもてを上げた。


「本当は、守るべき民に衛兵がこんなことを言ってはならないのだろうが……」

「どうしたんですか?」


 その切迫したような表情に、こころは何かを感じ取ったように押し黙る。



「貴殿らに頼みがある」



「頼み?」


 オルレスの声が再び低音の声に戻ると、厳しい目で肯定するように続ける。


「貴殿らは、一昨日の仲間とは何か違う空気を感じる。泣き喚いて逃げ惑う側ではなく、己に殺意を向ける者に対しては悠然と立ち向かう側のようだ。その実力を買いたい」


 その重みに、こころはゴクリと唾を呑んだ。

 ちなみにカルマの内心は「クエストきたー!」と笑いが止まらなかった。


「ここからステルゲンブルグまでの街道は、2日おきで守衛交代の為に甲車が出ている。次の交代は明日の早朝なのだが、偶然同じ時間に街道を通る商人から積み荷を守って欲しいと依頼されてな」


 こうしゃって何だろうとカルマは思ったが、ひとまず置いておく。

 オルレスの言っているのは、要するに護衛クエストというわけだ。


「俺のように守衛と傭兵を兼任していると、仕事を得る為に名声が必要になってくる。もし俺たちの手に負えない盗賊やモンスターが出てきても評価が下がらないよう、貴殿らに付いて来てもらいたい。もちろん、報酬金は商人の依頼料から分けるし、飯も出す」


 願っても無いことだった。

 適当に邪魔者を蹴散らすだけで金が貰え、しかもクラスメイト達の傍まで送り届けてくれるというのだ。



「受けます!」

「俺たちに任せてください!」



 二人が即答すると、オルレスは嬉しそうに顔をほころばせた。




-------------------------------------------------------------




 その夜。


 

 街道からの馬車が到着するのは明日の早朝なので、どこかで一泊しなければならない。

 オルレスは衛兵の中でもかなりの実力者だったらしく、彼の厚意で二人は警備小屋の豪華な客室を貸し与えられていた。

 十畳の広さの部屋に木のベッドが二つ並び、テーブルや暖炉などが設置されている客室は、さながら日本のログハウスのようだ。

 

 他の警備兵たちはいきなり現れて高待遇をされた二人に最初は面白くない顔をしていたが、こころが光る水玉を風で浮かせて【トリプルピアノ】の実力を示すと、なるほどと納得してくれた。

 それでも渋る相手は、こころが涙目で「だめ……ですか?」と迫ってもれなく撃沈させる。

 ちなみに、カルマが【無想級炎熱魔法師】であるという話は信じてもらえず、可愛いは正義だと痛感することに相成った。

 

 木の匂いに溢れた兵舎で、野菜たっぷりのシチューとパンを振る舞われた二人。

 尋ねてみたところ、この世界では電気は一般的でないようで、暗くなった食堂にはランタンの明かりが満ちていた。


「そりゃ、電気なんて魔法師にしか生み出せないもん使うよりも普通に火で良いじゃねぇか」

「まぁ確かに冷蔵庫とかエアコンも魔術でなんとかなるしな」

「なんだ? その、えあこんとか、れいぞうこってのは?」

「気にしないでくれ。こっちの話だから」


 魔法が無ければ科学が、科学が無ければ魔法が発達すると言うのは、どこの世界でも同じのようだ。


「それにしても、こころちゃんだっけ? あんた可愛いね~。こっちきて酌してくれよォ」

「おいクリフ、抜け駆けはなしだぞ!」

「あ、あははは……」


 途中から兵士たちが酒を飲み始めてこころへ絡んできたため、二人は早々に客室へと戻るとベッドにもぐりこんだ。

 ランタンの明かりが消えて静寂が支配する中で、こころがポツリと呟いた。


「なんだか不思議な感じだね。わたしと近衛君が、馬車の護衛だって……」

「あぁ……つい一昨日までは学生やってたと思ったのに、蛾に殺されかけるわ部屋見つけるわ強いけどオワタ式になるわで……」

「でも、わたしは諦めないよ。近衛君が隣にいてくれる限り……」

「樫咲……」

「……」

「……」

「ね、寝よっか。明日早いし」

「あ、ああ。そうだな」



 何とも妙な空気を残して、二人の夜は更けていった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


近衛カルマ (17歳)

種族:人間

職業:学生

レベル:3

経験値:645/102400

体力:190/190

気力:10/10

腕力:170

脚力:130

知力:92

スキル:【ザ・スキルセレクター】・焔神威・空きスロット・空きスロット

装備品:学生服・ブラックレインコート・アテムの指輪・サバイバルナイフ・リュックサック

所持金:0ELC


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


樫咲こころ (17歳)

種族:人間

職業:学生

レベル:5

経験値:110/240

体力:170/170

気力:400/400

腕力:72

脚力:82

知力:274

スキル:【初級水聖魔法師】・【初級風緑魔法師】・【初級治癒術師】・【オカン】・【女神の慈愛】・空きスロット・空きスロット・空きスロット

装備品:学生服・皮のコルセット・ステートのネックレス・サバイバルナイフ・リュックサック

所持金:0ELC


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

初級魔法と中級魔法を複数使える者は【ダブルピアノ(2つ)】、【トリプルピアノ(3つ)】、【クアドラプルピアノ(4つ)】、【クインティアブルピアノ(5つ)】と称号が与えられます。

上級魔法以上を複数使える者には、ピアノがフォルテに置き換わります。(例:トリプルフォルテ)

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