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20/20

10/28:友人に会うので

 


 この世界で魔法を使える人間は、そう多くない。

 例えば、現在カルマが滞在している領地、プリマーティス領では十数万人のうち千人ほどになる。



 生まれつきの才能スキルが必要とされる魔法師の大半は初級で、魔法の威力は日常生活や自衛程度。

 中級は魔法師全体の二割程度となり、兵士として有能な力を持つが、それ以上が難しい。

 

 レベルアップでクラスが上がる可能性はあるものの、若年で次のクラスに行きたければ必然的に死線ギリギリの戦場に立ち続けることになるからだ。

 

 当然戦死が出るため、上級ともなれば一国中両手で数える程度まで減り、その全員が王専属の護衛隊になれるほどの実力者揃い。

 王級は一国の重要人物が一人使えるかといったところだ。

 神話級まで行けば世界で数人の絶滅危惧種レベルになり、無想級に至っては存在は知られているものの過去に誰一人として使える例が無い。

 

 常人であれば気力消費の都合から一日に五回程度しか魔法を使えないので、余計に人数的な面での必要性が上がる。

 そうなれば、複数の魔法が使える【ピアノ】や【フォルテ】の希少価値はとんでもないことになる。






 そんな【上級】と【無想級】と【ピアノ】が存在する、ありえないパーティーの朝。

 女の子らしく装飾されたリビングでの一幕。



「今日はどうしようか……」



 椅子に座って円形テーブルに用意した朝食を食べながら、カルマは今日の予定を立てていた。

 メニューは昨日買った食料で作ったもので、目玉焼きにベーコン(何の肉かは聞いていない)とパン、サラダとコンソメスープに牛乳(何の乳かは聞いていない)で一般的な朝食風景だ。

 ガスコンロなどという便利なものは無かったが、生憎この家には人間バーナーがいるため、薪への着火は難しくない。

 調理は水が跳ね跳ぶので難しい。

 

「とりあえず家は買ったし、大園の戦力も強化した。幻台高校に帰る為の手段を探しながら、明石を連れて来られればいいんだが……」

「そのアカシって人に会う手段ならともかく、あたしは異世界への移動方法なんて見たことも聞いたことも無いけどね」


 カルマの右隣りに座って黄身付きベーコンを噛み締めているのはオセロ。

 黄色いパジャマを着ていて、起きたばかりなのか金髪が四方八方に散らばっている。

 その目も少々眠そうだ。


 昨夜、マイホームに家具を設置しながら現代世界組の事情を話したので、彼女も内容は理解している。

 キラキラした目で炬燵こたつの解説を受けるオセロは、現代へ戻れた暁には付いて行きたそうだった。


「オセロさんは、雫ちゃんに会うための手段は見当がついているの?」

「まぁね」


 カルマの対面に座るは晴香。

 髪と同じ色の白いパジャマを着ていて、小さい身体で牛乳を一生懸命に飲む姿は非常に和む。

 ただし、ラクレスの食料で大量のバナナを、ヘレナの食料で大量のリンゴを買わなくてはならないので、見た目によらずエンゲル係数は最高峰だった。

 

「大体の予想はつくわよ。普通なら、住居を突きとめて待ち伏せるか……」

「直接城に会いに行くか、だよね」


 カルマの左隣りに座っているのはこころ。

 ピンク色のパジャマを着ていて、サラダをしゃくしゃくと美味しそうに食べる表情は愛着がわく。

 が、昨晩さっそくカルマに夜這い(事は未遂)をかけた正真正銘の肉食系だ。


「話を聞く限り、寝泊まりしているのは城内の兵舎だろうな。基本は直接会いに行く方針しかないか」

「でも、晴香達がお城に行って通してもらえるの?」

「領主の所まで行くわけじゃないから大丈夫だと思うわよ。一兵士に会いに兵舎まで行くだけだもの」

「なるほどねぇ……」


 ひとまずは合流しなければ日本に帰ろうにも帰れない。

 明石雫あかししずくと再会が先決だった。


「それじゃ、飯食ったら城に行くか」

「「「はーい」」」


 今日も今日とてカルマパーティーは平常運転である。





 南区の家から出て北へ進むこと数分。

 カルマ一行は白銀の城へと赴いていた。


「近くで見てみるとでかいな。ハガネコガネ何匹ぐらい詰め込めるんだろうな」

「その表現はどうかと思うわ……」

 

 四十メートルほどの高さを持つ中央の城。

 現代日本で言えば十階建てのビルほどにもなるが、これでも異世界の建造物としては小さいというのだから驚きだ。


「ここに来れば兵士に面会できると聞いたんだが……」


 その正面にある大きな純白の門で、槍を持っている数名の守護兵士に面会の申し入れをしていた。

 以前会ったアネモス大迷宮の衛兵よりも装備が上らしく、彼らの鎧は太陽光を浴びて輝いている。


「ふむ。その者の名は分かるか?」

「明石雫だ」

「……分かった。確認するからついて来い」


 お目通りが出たので、四人そろって門の隣にある扉から城内に踏み入れる。

 カルマは武器を没収されるかと思ったが、特に武器について言及されることも無い。

 領主に会うならともかく、一兵士との面会なら没収の必要が無いということか。


 城門から入ると右手に兵舎、左手に大きな訓練施設、奥に城という内訳のようだ。

 訓練中の道場らしき建物からは威勢のいい声が聞こえてくる。

 

「……領主の自衛兵としては随分豪華だな」

「ここは、南方にある村や街から王都に行く際は必ず通る場所だからな。物流や人民の税で結構な利益を上げているのさ」


 カルマの呟きに衛兵が答える。

 なるほどと頷いて、彼の後に続いて行く。

 今回の目的地は、城本体ではなく兵舎だ。


「客人が面会したいそうだ」


 そのまま三階建ての木造り兵舎へと足を踏み入れる。

 すると、大玄関に入ってすぐのカウンターから一人の女性が顔を出した。


「分かりました。こちらで後を引き継ぎます」


 カルマよりも高い背丈と肩までの赤髪、切れ目の瞳が威圧感を放つ女性だ。

 腰に剣を下げているため、おそらく彼女も兵士なのだろう。


「面会とのことですが、どなたへのご希望でしょうか」

「一週間ほど前に入隊した明石雫だ。彼女の友人でな。近衛カルマと……」

「樫咲こころと言います」


 晴香やオセロの名前を出すまでも無く、この二人の名前があれば彼女が出てくる理由には困るまい。

 そう考えた矢先だった。


「コノエ様とカシザキ様ですね。申し訳ありませんが、アカシヘ取り次ぐことはできません」


 カウンターの下で書類を睨みながら、女性兵士が首を振る。

 明確な拒否に、こころの目が見開かれた。


「何でよ?」

「彼女は奴隷として買われ、ここに預けられて訓練を受けています。そのため、面会するには彼女を所持しているお方の了承が必要となります」

「所持している人の名前は?」


 晴香が冷静に尋ねるが、おそらく教えてはくれないだろう。

 それでも駄目元で聞いてみるしかない。


「すみません。機密情報の為、それはお答えすることができません」

「じゃ、じゃあ、雫ちゃんの休日とか教えてもらえたら、こちらから会いに行きますっ!」

「奴隷に休日があるとでも?」


 こころの言葉に、女性兵士が眉をひそめる。

 何故に一般常識を聞くのか分からないといった顔だ。


「そんな……」

「それに、兵士の休日予定を外部に教えることはまかりなりません。アカシは魔法の才能があり、剣の腕も立ちます。彼女の所属している警備班編成、街中の巡回ルート、交代時間を知っていれば、それだけで警備の目を突いて賊が侵入することも可能となるでしょう」


 弱い兵士が警備している日と強い兵士が警備している日があれば、当然ながら賊は弱い兵士を選ぶ。

 強者は「どこにいるか分からない」からこそ、その抑止力を発揮すると彼女は言っているのだ。

 

 明石雫が弱者であれば、別に隠す必要などない。

 彼女がステータスを強化された現代世界組であるが故に、再会を一層困難なものにしていた。


(ここまで言われると、今この場で打つ手はなさそうだな……)


 面会は拒否、日程も分からない。

 それでも女性兵士に詰め寄って行くこころを見て、カルマはため息をつく。


「で、でも……」

「樫咲。ここは引き下がろう。今の俺達にできることは無い」


 カルマの口から諦めを聞いた彼女は、その美貌を歪めて泣きそうになるが、


「……今ここでは、な」


 近づいて耳打ちした言葉に幾分かの安堵を得る。

 カルマの眼差しから、何かしらの策があるのだろうと考えたのだ。


「そう、だね。失礼しました」


 こころが平静を取り戻して腰を折ると、空気を和らげた女性兵士が後を続ける。


「一応、伝言をお伝えすることや、手紙をお預かりすることは可能です。内容によっては伝わらないでしょうが……」


 その言葉を聞き、カルマとこころ、晴香は顔を見合わせる。


「カルマとこころは無事です……とだけ、伝えてください」


 少しの逡巡の後、こころが口を開いた。


 長い文章や回りくどい表現は暗号を疑われる。

 ここは簡単な言葉だけでいいだろう。

 クラスメイトの惨状や、晴香への虐待をわざわざ言う必要はない。


「分かりました。特に問題も無いようですので、審査も通るでしょう。お伝えしておきます」



 こうして、明石雫へのファーストコンタクトは失敗したのであった。






「さってと……これからだな」

 


 面会を拒否された一行は、冒険者ギルドへと来ていた。

 どうせならということで晴香の冒険者登録を済ませ、ギルド内のテーブルに座って昼食のピザを取り分けながら、今後の展開を協議している。


「俺が考えている策は三つだ」


 クアトロフォルマッジを一切れ食べ終えると、カルマが口を開いた。

 

「へぇ、カルマも策なんて使えるのね。あたしはカルマのこと脳筋だと思ってたわ」

「なんでもかんでも蹴り飛ばして解決するオセロに言われたくはないな」


 ピザから伸び続けて切れないチーズに癇癪を起こしているオセロ。

 彼女が齧りつきながら口を挟むものの、カルマは適当に軽口を返す。


「まず一つ目だが、あの女性兵士は街中の巡回ルートと発言していた。つまり、」

「街中に出てくるタイミングがあるってこと」


 オレンジジュースを飲みながら、晴香が後を引き継いだ。


「そういうことだ。ここはギルド。情報が集まる場所だから金額はかさむかもしれないが……」


 領主の警備状況や街中の巡回ルートなど、そう簡単に教えられるものでもないだろう。

 多少の出費は覚悟しなければならないが、ひとまず会う事が出来る。


「じゃあ、二つ目は?」

「二つ目は、明石を買ったヤツを突き留めて直接会いに行くことだ」


 こころがポテトを啄んで疑問も口にすると、カルマが答える。

 雫を買った人間から買い戻すことができれば丸く収まるということだった。

 一つ目の案に比べると主人に会う必要があるので一手多いものの、危険度は低い。


「なるほどね。じゃあ、最後のは何よ?」

「俺が“影炎かげろう”と“火翔ひしょう”を使って無理矢理連れてくる」

「やっぱり脳筋じゃな、ぎにゃあああぁ!」


 チーズが千切れて顎に張り付き、熱さでのたうち回るオセロ。

 それを「プギャー」と笑っていたカルマの顔に蹴りが飛んできたのは言うまでも無い。


「三つ目の案は最終手段として、残り二つの案でどっちの成功率が高いかって話だよねぇ……」

「どちらかといえば、雫ちゃんを買った人を突きとめる方がいいと思う。晴香も、外見だけは少し覚えているから」

「ほんとっ!?」


 取っ組み合いを続ける男と猫耳少女を横目で見ながら、晴香とこころは先を話しあう。

 片や想い人であっても片や猫がじゃれつくような可愛らしさだったので、特に恋愛感情は無いと思って安心していた。

 ……今はまだ。


「うん。確か、雫ちゃんを連れて行ったうちの何人かは黒い鎧を着ていたと思う」

「普通の人は銀色だから、それは良い情報だね……」

「あと、すごく大きい槍持ってた。先が十字になってるやつで、赤い布巻いてた」

「おおっ! そんな人滅多にいないよ! さすがだね、晴香ちゃん! んふふふふ」

「や、やめて、髪型が崩れるぁぶぶぶぶ」


 猫と男がじゃれつき、別のところでは小動物に美少女がじゃれつく。

 友人を助け出すにしては気楽過ぎる光景だが、気を抜く時は抜かないと大事なことを見落とす。

 多少行儀が悪くても、食事のひと時は楽しげに触れ合うことも必要なのだ。


「随分と楽しそうですね」


 そんなパーティーの近くに、一つの影が近づく。

 いつもニコニコあなたの隣に這い寄るメイド。


「はぁ、はぁ……れ、レベッカさんか」


 これはレベッカに興奮しているのではなく、オセロと取っ組みあって息が切れているカルマだ。

 さすがの四人もパーティー外の人物が話しかけてきたので、じゃれつきあいを中断した。


「平常運転の様で何よりです。今日はクエストを受けていかれないのですか?」

「今は人探し中でな。むしろこっちが頼みたいくらいだよ」

「なるほど。では、情報を買って行かれると?」

 

 カウンターの方を見ると別のメイドが座っていたので、おそらく彼女も昼休憩なのだろう。


 レベッカは近くのテーブルから椅子を引っ張ってきて座った。

 そのまま自然な動作でピザを取って口に含むが、カルマ達は何も言わない。

 女性陣はレベッカがカルマと気安い関係であると知っているからであり、カルマはもうこの人に何を言っても無駄だと思っているからである。

 

「黒い鎧で巨大な十字槍を持ったヤツを知っているか?」

「その情報は街を歩いていれば勝手に耳に入る程度なので、情報料は今食べているピザでいいです」


 以前よりも簡単なお仕事だったらしい。

 まさかこれを見越して先にピザ食ったのか?


「名前はゴドリック。アルグレッグ伯爵家のお抱え兵士です。魔法は使いませんが、卓越した槍の使い手との評価が大半です。一人で二十人を退けたことがあるとか」

「すごいな……」


 武勇伝を聞いただけでは分からないが、中には魔法師もいたかもしれない。

 例え初級だったとしても、魔法師含む二十人を槍で撃退したともなれば感嘆の声が漏れるのも無理はない。


「そういえば、つい最近、盗賊を二十人ほど嬲り殺しにした人がいるわよね」

「Fランク冒険者がAランク賞金首を爆殺したと噂のお方ですか。どこの誰なのか見当もつきません」

「いやいやいやいや。魔法が使えると使えないとじゃ違いが出るだろ」

 

 身内にもバーサーカーがいた。

 オセロとレベッカの白々しい視線を流しながら、カルマはさらに情報を煮詰めていく。


「ということは、アルグレッグ伯爵の所まで行けばいいってことか。レベッカさん、その人の場所は……」

「それにしても喉が渇きました」

「……好きなの頼めよ」


 このメイド、やりたい放題である。

 それでも職務中に酒は飲まないのか、注文の品はジンジャーエールだった。


「北中央区の大通りに、四階建ての屋敷があります。門の前に黒い鎧を着た衛兵が立っているのですぐに分かると思われます。しかし、今すぐ会いに行くのは得策ではありません」

「な、なんでですか?」

「…………」

「食後のデザートも頼んでいいから」

「ありがとうございます」


 ここまで来ると感心してしまうカルマだった。

 安く済むと安心すべきなのだが。

 

「来月から納税期となります。アルグレッグ伯爵は貴族でも有数の地位におられますので、現在は王都で納税に向けた会合に出席されているはずです。ステルゲンブルグへ戻ってくる予定は約三日後になるとの見方が有力でしょう」

「なるほどな」


 ゴドリックがお抱え兵士という事は、雫を買ったのは彼ではなくアルグレッグ伯爵の方だろう。

 その本人がいないなら話し様がないということか。


「また、戻ってきたとしてもほぼ無名のコノエさんと面会を行うとは思えません。キャットボルトさんが話して初めて、取り次がれるかもしれないといった程度です」

「どうすれば……」

  

 晴香の表情が暗くなる。

 が、その解決案を出したのは他ならぬレベッカだった。


「ただ、場合によっては冒険者ギルドの方から口添えができる可能性があります」


 その言葉におもてを上げるカルマパーティー。

 意味が分からず、全員の頭に疑問符が浮かぶ。


「アルグレッグ伯爵の土地が南東にありまして、そこで壊れた橋の修理工事を行っています。ですが、たびたび出現するモンスターに手を焼かされて工程が遅れているとのことです」


 聞けば、その橋が有るか無いかで農村の納税効率に違いが出てくるらしい。

 街まで米を運ぶ際、ルートによっては大幅な短縮になるため事故が減るとか。


「そのため現在、修理工事におけるAランク護衛クエストがギルドに発行されています。残り日数が少なく失敗が許されないため、誰も受けていないのです。近いランクのキャットボルトさんがいるため受注は可能ですが……」


 レベッカの目が「ギャンブルになりますが、どうしますか?」と語りかけている。


(是非も無いし、残金も心もとないからな。ここいらで何か受けておくか)


 カルマの言っていた案として、巡回ルートを知って雫に会いに行くといった手段や、ゴリ押しで会いに行くといった手段もある。

 

 しかし、警備の人員構成とルートを知るという事は、下手をすれば領主を害することができる。

 残金十万エレクの家賃以下で解決できるような生半可な情報ではない。

 レベッカとしても、その情報を収集するためには慎重を期さねばならないため、数日はかかるという話だった。


 加えて、ゴリ押しは最終手段だ。

 無理矢理に会って雫を連れ去ったところで、相手側には大金をはたいただけの損しかない。

 奴隷制度が一般的な異世界において、他人の奴隷に手を出すカルマ達の方が悪者なのだ。


 どちらにしても時間がかかるとなれば、正面切って会いに行く方がいい。


 カルマは全員の顔を見回す。

 異存はないようだった。




「買いましょう。その馬券」

 



 初のクエストは護衛任務となった。


 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

近衛カルマ (17歳)

所持金:100200ELC[+0ELC]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

樫咲こころ (17歳)

変更点なし

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大園晴香 (17歳)

変更点なし

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

オセロット・キャットボルト (16歳)

所持金:76000ELC[+???ELC]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



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