その2~回復アイテムは大事~
サブタイトルはその場の思いつき!
前回は穴に落ちてゴブリンをドーン!-人質救出!-町到着!←イマココ
追記:通貨に問題が出てきたので多少変更しました
「君が助けてくれた人たちはこちらで保護しよう、今日の宿は決まっているかい?」
商人のキャラバンがゴブリンの集団に襲われたのは一週間前らしく「ギルド」から捜索も出ていたそうだ
「いや、これから宿屋を探すんだがおススメの宿とかあるか?」
「コニード亭にするといい美人な女将さんがうまい飯を出してくれる」
兵士の一人はギルドの方に連絡しておくから明日報酬を取りに行ってくれというと別の兵士に呼ばれて行ってしまった
「うまい飯とやらを食いにコニード亭とやらを探しますか!」
夕方ということもあり店じまいを始めている姿がちらほらみえる
目的のコニード亭はすぐに見つかったというより看板の自己主張がはんぱなかった。
他の店の看板は木を彫って作ってあるのにここのカンバンは極彩色の光を放っていた。
「いらっしゃい!泊まりなら10G食事・湯付なら20Gだよ!おや、みない顔だけどこの町は初めてかい?」
「もろもろ付でお願い、今日着いたばかりでね」
「そうかい!ようこそフューディル1の宿コニード亭へ!」
現在の持ち金2235G 金貨、銀貨、銅貨等いろいろな貨幣と価値について説明をしてくれたコニード亭の《おねーさん》はここの女将さんでメリルさんというそうだ。
食堂ではメリルさんの旦那さんであるジョーイさんが料理を作っていた
厨房の中で赤いトカゲに羽根の生えたような生物が飛び回っていた衛生面とか大丈夫なのだろうかと気になったが他の宿泊客やジョーイさんも気にしていないようなので放っておく事にした
晩飯はスープとパンでスープは薄味がこのあたりでは主流だそうだ。
満腹になった俺は自室に引っ込むと自分の持ち物を確認した。
ナイフっぽいもの2本
コインの入った袋
よくわからない腕輪
以上・・・
ふわふわしたベットで眠れるのだから満足する・・・か
ベットに入ったとたんに眠気が襲ってきた。Zzz・・・
「おい・・・聞こえるか○○・・・くそっナナシじゃないと通じないのか」
「ナナシ!我の声は聞こえているな」
あーはいはいばっちり聞こえてますよー
「我は貴様だ、いや貴様のなかに植えつけられた種というべきか」
種?そのうち俺の体を食い破って成長するの?
「いや実際の貴様の体の中にいるわけではない、貴様が出会った生物がいたであろうあやつの能力は≪あの生物が≫望んだモノを相手に与える代わりに対となす同等の何かを相手に与えるというものでな」
ナニソレコワイ勝手に与えてその分料金を払えって詐欺みたいな能力
「今のところわかるのはやつがきさまに与えたのは「解読」と「俺様」くらいだな対となすのは「貴様の名」と「不運」と「俺様」だな」
うん、おかしいね!対って言ってるのにメリットが2つでデメリットが3つだよ、そして与えた「俺様」とそれの対の「俺様」ってなによ
「我には能力がありそれには反動もあるとそういうことだ、おそらく貴様も同様の能力が使えるはずなのだがそのうちわかることだ」
いまいち納得いかんのだが・・・ところでさっきから俺と話してるあんたは誰だ?
「我は貴様に廃k・・いや与えられたモノもとより名など無い」
今廃棄って言ったよあの生物俺の中に自分にはやっかいなものだから廃棄していったのかよ
あんたじゃ味気ないなよし!『レオ』って呼んでやろう自分でも我って言ってるし
「いいだろう!我、レオはいつも貴様ともにある今はこのような時でなければ会話もできんがいつか語り合える時もこよう」
朝か・・・
今日も一日世界が平和でありますように
山賊とかゴブリンとかファンタジーはそれほどお呼びでないんだよね実際のゴブリンは思った以上に気持ち悪くて全力で「殺し」にいったんだよねぇ
ちなみに俺はふつーの一般人であって伝説の暗殺一家の息子だとか凄腕の殺し屋でもないただの人だ
ライトノベルとゲームを好み友人と《拳で》騙りあったりする普通の人だ。
さてご飯でも食べて「ギルド」とやらに行ってみるか!
【ギルド】モンスターの討伐・捕獲から家の掃除の手伝いなど数多くの依頼を冒険者等に紹介する仲介屋、各地に点在しその地域に応じた依頼があるFから始まりSまでのランクがありそのレベルに応じた依頼を達成し一定額を納めることでギルドランクを上げることができる。当然ランクが上に上がるほど難易度・報酬も上がっていく
ギルドに行くと中には入るとたくさんの人の合間をすり抜けるようにしてカウンターの前へ
「すみません!昨日守護隊の人にここへ来るように言われてたのですが」
「はい~ゴブリンの巣から救助なさった方ですね~」
受付のおねーさんはとてもほんわかしていて話していると周りの時間ゆっくり進んでいる気がする
「えーっとぉギルドにー登録はーされてますかー?」
おお!揺れた!おねーさんが笑顔で小首を傾げた瞬間たわわな果実がユサッと揺れたのを俺は見逃さなかった
「と、登録はしてないんだ」
おっといけないいけない慌てて声が上ずってしまった、あくまで紳士的に、紳士的に
あ、おねーさんも笑ってる・・・
「ではーこちらのー登録用紙にー記入してーくださいねー」
おお、我様の言ってた【解読】のおかげなのか文字が読めるそして書ける!
「ではーこちらへーどーぞーこの水晶にー手をーかざしてーしばらくーおまちーくださいねー」
水晶にしばらく手をかざしていると水晶の中心が黒く濁りだした
ナナシさんのぉランクはぁFランクからぁスタートとぉなりますぅギルドカードはぁ明日に完成しますのでぇまた明日来て下さいねぇ依頼は今からでもぉ受けることがぁできますよぉ
とのことだった
疲れるあの間延びしたしゃべり方はとっても疲れる
ゴブリンの方の報酬は300Gで依頼としてはFランクの依頼だったそうだ。
ギルド加入の際に粗品としてもらったこの手甲付のグローブそれなりに使いやすそうなので装備して出店でも見て回ろうかなとギルドから出たところで声をかけられ振り向くと
キラキラの宝石がたくさんついた派手な鎧を来た剣士とケバイ化粧のねーちゃん、大剣を持った剣士の三人組が立っていた
「俺様はレイナルド=スフィーリアス!スフィーリアス伯爵家の次男である」
「私共はレイナルド様に使えておりますレイリアと」
「バルガスと申します」
「どうも、ナナシです」
伯爵ってどのくらい高い地位だっけかな
「やぁやぁナナシくん!君はとても運がいい!この私はこれからオーク討伐の依頼でダンジョンに行くのだが君も一緒に来ないかね?」
俺の見立てが正しければ盾か雑用を探していてちょうどいいところにFランク《新米冒険者》の俺が来たってところか
「報酬は300G、薬草とこの盾は前報酬であげよう」
まぁダンジョンとやらに興味がないわけでもないから着いていってみるかな
「いいですよ!ただ道具を入れるバックが無いので買ってきます」
「いいだろうではこちらで依頼をしておくので東門の所で落ち合うことにしよう」
いろんな店があるけどバックなんてどこで売ってるんだろう
おぉ!獣耳の美人さんを発見した!あの人に道を聞いてみよう
「すみません!道具屋ってどこにあるかわかりますか?」
おや?このおねーさん驚いているように見えるんだけどなんでかな俺変な事言ったかな?
「私は獣人族だよ?」
「そうなんですかーかわいい耳ですね」
顔が真っ赤になってうつむいてる姿もいいです!
獣耳、少し褐色肌、金色の髪、ライトブルーの瞳そしてもっふもふのしっぽ!
いいよね!尻尾を持つものは正義だよね!
「あっちに・・・道具屋があるよ」
「ありがと!おねーさんの名前は?」
「・・・イスカ」
「俺の名前はナナシ!」
と自己紹介したところで彼女がビクッと震える
「・・・どうしたの?」
「なんでもないの・・・またねナナシ君」
彼女は駆け足で人ごみの中へ消えていった。
どうしたんだろ・・・何か用事でもあったかな?とりあえず道具屋へ行こう
「いらっしゃーせー!ランタンから回復薬まで何でも揃うボルドー商会だよー」
あつっ!?あの店の周りだけ人が逃げてるよ・・・
「すみませーん」
「はいぃ!いつもニコニコボルドー商会!今日のお求めは何でしょうか!本日はランプ油がとてもお買い得となっております!さぁ!お客様は私どもの店に何をお求めになってまいられたのでしょうか!」
ごめん、ちょっとこわい、ものすっごい勢いでしゃべってるよこのおにーさん
「今日冒険者になったんですがバッグとか必要なものを買いに来たんですが」
ざわ・・・・
離れてこちらをみていた人たちが一斉にざわめきだした
「かわいそうに」 「誰だよ初心者にボルドーさんとこ教えたの」
「私今使える最上位の回復魔法用意しとくからね」 「あのおねーさんの下着は黒だった」
よし、わかった・・・とりあえず最後の人その話を詳しく聞こうか!
じゃなかった・・・おや目の前のボルドーさんがガッツポーズのような感じでフルフル震えている
「我らボルドー商会!」
ん?後ろから声が・・・
「いついかなる時でも」
「お客様第一に考え」
「いつでも安全な商品を」
「お届けいたします!」
おーい・・・どこの戦隊物ですか?爆発したよ?ボルドーさん後ろにいたはずなのにいつの間にそこに?
「ボルドーさんの爆発が控えめだと!?」 「おいおい・・明日フェーディル壊滅か?」
「いやまて!まだ終わったわけじゃない」 「あれは幻のF!?アレの為なら牢屋に入ることも厭わない!」
最後の人!待てそのFを掴むのはおr・・ゲフンゲフン確かにFは魅力的であるがいきなりおさわりは犯罪だ!ここは一言「素敵な胸ですね!揉ませていただけませんか?」と断りを入れるべきだ!
「そうだったな・・・ありがとう同士よ・・・」
言葉に出てないのに通じちゃったよ・・・
「お客様!失礼ですがお名前を伺ってもよろしいですか?」
「あぁ、ナナシといいます」
「ナナシ様!私どもボルドー商会は今後貴方様と友好な関係を築いていけると確信しております!」
「お求めの商品ですがこちらなどはいかがでしょうか!」
「商品Aー15をここへ!」 「「「「よろこんで!!!」」」」
もうここ道具屋じゃないよね
「こちらの商品は冒険者必須のバッグから水、薬草、野営装備など基本装備一式が詰まってお値段なんと500G!」
高いのか安いのかさっぱりわからん
「おや、ナナシ様この商品少し高いんじゃないかという顔をなされてますね!さすが!冒険者様!私どもも商売人そこの駆け引きは忘れておりません!いつもなら500Gのこの商品!今回はなんと300Gにて御提供させていただきます!」
一気に200Gも減ったよ
「さらに!」
まだ何かあるのかよ
「今ならこのランプ油と戦闘でも採取でもどんなに乱暴に使っても切れ味の落ちにくい万能ナイフもつけてお値段そのまま300G!これでいかがでしょうか!」
すでに赤字じゃないのかこれ・・・
「あの、こ「んー!ナナシ様は商売上でいらっしゃる!仕方ありません!さらにこの雨をはじき寒さか身を守るのにとても役立つコートを3枚つけましょう」」
あーうんこんなにつけて大丈夫なのかって聞こうとしたんだけどコートついちゃったよ
「・・・・それでいいです」
「「「「「ありがとうございましたぁ!」」」」」
商人こえぇぇ・・・
ゴブリンを倒したお金は飛んだけどいっぱいつけてもらえたしまあいいか
さて東門へ行こうか
その日、フェーディルの村で「胸を揉ませてください」と言いながら魔法使いの胸をつかんで黒こげとなり全治一週間の怪我を負った勇者がいたと翌日の朝刊で広まった
商人が元気になりすぎました
獣耳っていいよね・・・上目遣い涙目で獣耳たまりませんね・・・
さて次は伯爵さまとダンジョンです
どうするかなそろそろエロス&グロ交えていかないとテンションが持たないね




