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プロローグ

「あと・・・5分だけ・・・」


いや、わかってるんだ


ここが自分の部屋じゃないことくらい


「現実逃避してても始まらないか」


目を覚ますとそこは金の苔のベットとよくわからない木の根が見える壁にに囲まれた洞窟だった。


それにしても夢ではなさそうだなぁ

つねった頬が痛いや・・・


苔で覆われてるけどこのふかふかしたベッドみたいなのは何なんだろうか・・・

あぁとっても気持ちいいなもう一眠りしてもいいかな?

ごめんよ、パ○ラッシュとっても眠いんだ・・


そのままもう一度夢の中へ落ちていった



俺はたしか翌日が休みって事もあって最近熱中しているRPGゲームをしていて

気がつけばもうすぐ3時って時間までやりこんでいた

明日、というか今日は友達と一緒に旅行に行く約束をしていたので睡眠を取らないとダメだと踏んで布団に入ったはずだったんだった





「ふっ、認めたくないものだな二度寝したのにも関わらずまったく状況が変わってません!実は夢でしたーっていう夢落ちを期待したんだけど」


俺はいつもどおりジーパンに通気性のいいTシャツというラフな部屋着だった


「そういえば寝巻着は着てたはずなんだが」


寝間着よりかはマシなのでうろついてみようかな


これはまたマイナスイオンがたっぷりと補充できそうな・・・ジャングルですね


そして目の前に自分の身長+20cmくらいの向日葵にしか見えない植物が生えていた


おれの身長は170くらいだから十分育った向日葵なんだなぁ

周りの木が日の光なんて遮ってて他の植物がほとんど無く苔がはえているのにもかかわらずその向日葵はとてもキレイな大輪の花を咲かせていた


怪しいと思いつつも近寄ると向日葵が『嗤った』


これはやばい


とっさに後ろに下がろうとしたが手に噛みつかれてしまった


「ぐっ・・・はなせっ!」


「ギャー」


無理やり向日葵を引っ張るとあっけなく向日葵は途中からちぎれて動かなくなった


「いつから向日葵はこんなに活発に栄養を求めるようになったんだよ」


栄養が少ないのかそれとももともと肉食植物なのか


幸い腕の傷はかすり傷程度ですんでいた


「こんな向日葵でも種は食用になったりしないかな・・」


痛みより食欲が勝った瞬間だったがしばらく種等を観察していると

向日葵は小さな紅い石のようなものを残して消えてしまった


キレイな石だったのでそれをポケットに入れると壁伝いに歩いていった


「RPGならお金とか薬草とか落としてくれるはずなのに石ってどういうことなんだ」




しばらく歩くと滝がありここを下っていけばきっと人のいるところに着くだろうと川沿いに歩いて数分後


遠くから金属のこすれる音、と多くの足音が聞こえてきた


ここはまず日本であるわけが無いというより地球であることすらあやしい・・・

そんな所で金属の音+足音って言われても安心できないむしろさっきの向日葵みたいなモンスターの可能性もある


さてここで問題です


俺はどうすればいいでしょうか?


1 何かの大群に助けを求める


2 このまま隠れて様子をみる


3 見つかる前に別の道を探して逃げる






俺は2を選ぶ!


1は論外うかつすぎる、3は見つかる可能性が高い、2ならばダンボールで敵の目を欺く工作員もいることだしきっといける!



おっと来たみたいだ


何を言ってるのかわからないけど馬?に似た動物に乗り両刃の剣を持ったおっさんが何か叫んでる


「イーツ? ニョルニンド?」


ダメだ、日本語でないどころか英語ですらなさそうだ・・・実は英語で俺がヒアリングできてないだけという可能性は無きにしも非ず


「よし、行ったな」


ますます異界である可能性が高まってるんだけどここで捕まったら解剖されてBADEND?


「うわぁ・・・これってフラグ?」


がさがさ・・・がさがさ・・・


「!!??」


そこには簡単に言えばデフォルトキャラクター


間違ってもかわいいとは呼べない生物、


耳に傷があり、手にはキセル、背中に秋刀魚を背負ってるウサギ


という3頭身しかないモノがそこにいた


「ls5rk252lfs34。smvk」


今度はまったく理解できない言葉だったが敵意は感じられない


「えっとここはどこで町はどっちでしょうか?」


そのデフォルトキャラクターはおもむろに手?を輝かせると




鳩尾に強烈なボディーブローを決めた



「ぐふっ・・・げほげほ・・・」


「いぇ・・・わしのこぶしはひゃくまんぼる↓と↑じゃけぇのぉ・・・」


デフォルトキャラクターに殴られたとたんに奴の話している言葉が理解できるようになった


「あー、なんで殴られたのかとか聞いてもいいかな?」


「おぅ!ぼーず!いいしつもんだぁ・・・それはなそこにいぶ↑んか↓こう↑りゅう↑があるからよぉ!」


「うん、わからん。まぁ言葉が通じるようになったのは感謝するよ」


「ぼーず!ここであったのも何かの縁だ!ええもんやろか!て↑ーだしな」


「そーいやぼーず!てめぇの名前はなんてぇんだ?」


「俺の名前は森 修・・」


「だまらっしゃい!」


「へぶっ」


あれ、自分の名前を言おうとしたら突然殴られたよ?痛みは無いけど口の中切ったみたい鉛の味がする


「あんたみたいなのは名無しで十分なんだよっ」


どうしよう、いきなり俺の名前は名無しになったようです


「って、人の名前をいきなり改名してんじゃねぇよ!俺には修一ってなm・・・」


「せか↑んど↓ふり↑すき↑ー!!!」


「ぐはっ」


「おいらぁ↑呼ぶときは疾風のジョーって呼べ↑やぁ↑」


「おか・・しい・・・・だろ・・・」


デフォルメキャラクターのアッパーで俺の意識はそこで途切れた。



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