入学式①
はじめまして華夢ゐ(かむい)と申します!
この作品が初めての小説投稿なのでアドバイスなどありましたらコメントよろしくお願いします!!
「今日からここが俺達の学校ってわけか‥」
2100年…とある1人の超能力を持った男が現れ、世界中の国々はその男の神の力の様な能力に歯が立たず次々と侵略されていった。
そしてわずか2年というスピードで全世界の国々は
全て占領されてしまったのだった…。
そして男は各国に全世界不戦条約を結ばせた。
「もしこの条約を破棄する国が現れれば俺はその国を跡形もなく消し飛ばす。」そう男は伝えどこかに消えてしまった。
それから時がすぎ…
”現在”2200年日本都市新東京では、国立特殊技能大学付属高校(略して特技科高校)の入学式が行われようとしていた。
(アナウンス)「新入生の皆さんは、指定されている席に着席してください。」
(明香)「翔一!もう行かないとー!」
(翔一)「わかった!今行くよ」
彼女は「豊坂 明香」 大企業社長の愛娘でありかなりのお嬢様だ。彼女とは一様中学の時からの同級生であり、有難いことに俺の事を気にかけてくれているらしい。
(未来)「翔にぃ!待って下さ〜い!!」
そう言って俺の近くに来たのは、俺の妹「山奇 未来」だ。
(翔一)「てっきり先に中に入ったのかと思ってたよ。だけどなんでそんなに汗をかいてるんだ?」
そうすると汗をかいてる事に気づいて少し恥ずかしそうに、
(未来)「腰が悪そうなお婆ちゃんがいていたから一緒に歩いて家まで送って行ったんだけど、思ったより時間がかかっちゃって。」と兄としてとても誇らしい事をしてくれた。
(明香)「あなた達〜!!仲がいいのは別にいいんだけど早くしないと入学早々怒られるわよー!!」
(翔一)「急ごうか」
(未来)「そうだね!」
と僕達は体育館へと急いだ、着席してすぐに入学式が始まったのだった。
(轟)「生徒会長挨拶、生徒会長「神童 舞」さんよろしくお願いします。」
そうすると神童会長は一礼し、話を始めた。 色々な話をしていたが最後に神童会長はこんな事を話していた。
(神童)「・・・新入生の皆さん、能力者はよく言え普通の人間ではできなかった事を可能にする力、悪く言ってしまえば周りを危険に晒すような力を持っているということでもあります。皆さんにはこの学校で、能力の正しい使い方やその他の自分に必要な技術を学んでほしいのです。そして悔いの残らない学生生活を送ってください。私からは以上です。」
そう今の時代は人類の20%がなんらかの能力を持って生まれてくるのだ。
【能力】
身体の一部を強化する『身体強化系』
身体の一部を変化させる『身体変化系』
炎や氷などを放つ力『放出系』
物に念力を送り動かしたりする力『念力系』
悪魔や精霊などの使い魔を召喚ふる『召喚系』(サモン系)
なだから以外にもさまざまな能力がある
【AE】(Ability Energy)
自身の能力を使う時に消費するエネルギーの事
【スタミナ量】
自分の体内に保存できるAEの量の事
人によっては能力を使う時にAEを大量に使うため
一回の能力使用でAEがほとんど消えてしまう人もいる
(轟)「それでは今からAランク・Bランク・Cランクに別れて行動をします。」
この学校は生徒がランク付けされるのである。
ランクの付け方は入試の時に行った試験で決められている。
[一つ目]
瞬間的に出せる能力の最大の力や威力を測るテスト
[二つ目]
能力の精度や完成度、能力使用後のAEの量を測る
[三つ目]
教師との実技(デモ戦)他の教師5人で評価をつける
[その他]
能力は血統が能力の威力やスタミナ量などに直結するので
家庭内に優れた能力者がいる場合は必ずBクラス以上になる
このランク制度は生徒の中に大きな亀裂を生み出すものだと聞いたことがある。
【Aランク】
一番人数が少なく得体の知れないエリート集団
Aクラスに入る事が出来れば将来は成功するとさえ言われているのである。
【Bランク】
Aランクよりも下だがスポーツや能力の強化などで成績を残す事が出来れば、Aクラスに上がれるチャンスがある。
しかしBランクの中でも上位と下位では実力差がある。
【Cランク】
俗称"あまり者"
能力は持ってはいるが実用するまでに達していない能力者や
スタミナ量が少なくAEをほとんど溜めておくことができないものなど能力者としての素質がまだ磨かれていない生徒が多い
Cランクも技能の向上などがみられればBランクに上がる可能性がある。
で俺はどのランクなのかというと‥
俺はCランクだった。理由はなんとなくわかる。
それは入学直前に起こしてしまった暴力事件が関係している。
Part2へ続く
Thank you for reading!!
入学式①となっていたもののほとんど説明で終わってしまいました。申し訳ないです。次からは文も長く内容も濃くできたらなと考えています!
Part2も見ていただけると幸いです。