私の受難はここからですね。後悔してます。
何となく意識が覚醒していく
なんだろう?
ぬるま湯に浸かっているような…
「思い出した」
呟いた声は闇の中に消えていった
私、「ノア・ライゼア」は俗に言う転生者らしい
地球の日本という所で暮らしていたはず…まあ、私自身の記憶は無く知識だけですけど
転生者だからかみんなが持っていないスキルを持っているらしい
珍しいスキルということではないです。スキルそのものを他の人は持って無いということなんです。
紹介させていただきましょう
「魔導卿」 「魔法卿」 「通販」 「聖なる魔眼」
の四つになります。
多いんでしょうか?
ふむふむ。「魔道卿」と「魔法卿」は似ているけれども少し違うらしいですね
魔道は、物に力を付与して戦う事。魔法は自身の魔力だけで戦う事
因みに杖を使用して戦う事は魔法に入る。何故なら杖自身には魔力を付与していないからという事に
なるらしいです。
そこが違うだけでスキル内容は同じらしいですが
他の人達より能力が上がるし既存の物でも未完の物でもなんでもできる因みにした事は無いが願えばできるはず
この子達には要期待ですね
このスキルにより地球には無かった魔法、魔道の2つは心配はほぼ無いっぽいです
次は「通販」ですね…
これはその名の通り、通販。
よーく聞けばこのスキルは「魔法卿」がなければ使えない…っぽいです。
何故なら、これはパソコンやスマホ、タブレットなどが用意できなければ終わりらしいので……
まあ、「魔法卿」の出番でタブレットの機能を想像したら
魔力を交換して買う事もできるが、普通にこの世界のお金でも使える
記憶にある限り、この世界の生活基準は低いです。
私は、潔癖症というわけでは無いがそれでもちょっと遠慮するくらいになので、少し安心しました。
問題はこのスキルですね。「聖なる魔眼」
名前からして意味不明。聖なるってついてんのに魔眼はおかしいです。
説明
え〜「聖なる魔眼」は、他人のステータスが見れる物ですね
その他にも頑張ればその人の体調なども知れたりする
医者になれば間違いなく儲けれる
だって分かります。なんの病気かとか全部分かりますもん。
以上スキル紹介でした。スタジオにお返しいたしますっと
と言う回想を全て神殿の中のベットでしていた。うん暇
魔法の属性を調べるために、孤児院の同い年の子達と来ていたはず
そしてみんなと一緒に神殿のぬるま湯に浸かってバッターンっと倒れたっぽいですね。
お恥ずかしい限りです。
…よし、次は私のステータスをお見せいたしましょうか
え~っとスキルを使うためには?
「魔法卿」
スキル名を呟く
そして前世のウィンって出てくるやつを想像する
……よし成功ですね。
そして、、
「ステータスオープン」
※
《名前》 《ノア・ライゼア》
《年齢》 《6才》
《魔力》 《????????》
《スキル》《魔法卿》《魔導卿》《通販》《聖なる魔眼》
《特性》 《言霊》《人望》
注 隠蔽可能 隠蔽いたしますか?
※
え?
隠蔽?勿論いたします。
という事で、改ざんしたのがこちら
《名前》 《ノア・ライゼア》
《年齢》 《6才》
《魔力》 《777》
《特性》 《通販》
スキルと魔力はね…はい。
8桁とかありえないですから…
それに?とはどういう意味でしょう?
あと、スキルは無いけどみんな特性は持ってるようですね
それを通販にしたことで誰も物が増えても気にしない事間違いなし
自画自賛だけど完璧ですよね。
後、魔力についてはラッキー7ですね。なんとなく。
ふふっ☆
あーだこーだ考えてるとちょっと冷静になっていいきますね
前世の事は私の精神自体にある事が分かります
なんとなく。
よくある性格が変わるという事は避けられたらしいので僥倖でしょうか?
この様な喋り方から貴族じゃないかとか言われていたみたいですが。
性格ですね。深読みしすぎている大人の方々申し訳ありません。