眼帯の男装執事の受難は続く

王立セレナーデ学院

まあ、どこにでもキラッキラの人達はいるようにこの学院にもいた。
この国の第1王子、第2王子、第3王子、宰相子息に騎士団長の息子と魔法騎士団長の息子
と、後……大公子息に他国の第一王子くらいだったかな？

まあそんなお偉いさんの子供にこき使われてるのが、私ノア・ライゼアでございます。
まあ私もね、主人にこき使われるのならば、全然いいんですよ？だって仕事ですもん。
けど、明らかに業務外の物とかもあるんですよ！？
スイーツを作れだとか！ドレスを着て夜会で踊れだとか！魔法を教えろだとか！
いや、魔法に関しては全然教えますよ！？けれどもね、上から目線で多少ムカつくのよ！第2王子は！
この人達の卒業を今からカウントダウンしている私は悪くない！


今度は大公子息が問題起こしてるってよ。


はぁ…今日も素敵な1日の始まりですね。