表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

傷付いて

掲載日:2020/10/11

薬を差し出してくれたあなたは、残酷で優しい……。

ガラスが粉々に砕ける様に

心にひびが入った様に

その一言で傷付いた

別れを告げて、一人になった

ガラスの心臓(ハート)

ひびが入ったまま抱えて生き続けてきた

直すこともなく

新しく何かを見つけることもなく


ある日、あなたに出逢った

あなたはわたしの抱えたひびだらけの心臓(ハート)に気付いて

薬を差し出してくれた

戸惑っていると

笑ってくれた

笑いかけてくれた


「もう大丈夫だよ」と

その一言で救われた

傷は少しずつ癒えてきた


傷が癒えると、あなたは別の誰かにも薬を差し出していた


そんなあなただから好きになった

そんなあなただから、別れを告げた


少し()()ひびの入った心臓(ハート)を抱えて

今度は自分で自分に薬をつける様に

鏡に向かって笑う


「わたしは一人でも大丈夫」と小さく呟いて……

お読み下さり、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] これはあれですか!? 女の子は自分だけに優しくして欲しいってやつですか!? なんと勝手な! でも! それでこそ女の子!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ