第149話 非情な航空戦
だいぶ時間を開けてしまい申し訳ありませんでした。
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ハーロ街より東方約400㎞地点
上空8,400m
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昇ったばかりの太陽が照らす高度8,400m。
50機に及ぶレムリア帝国が誇る主力戦闘機エストレーラーが一矢乱れぬ編隊飛行で雲海を飛び越え進んでいく。
迫り来る敵戦闘機部隊を撃滅するために……
『て、敵機魔導ミサイル発射を確認!』
ビーッ! ビーッ! とミサイル警報機が鳴り響く。相変わらず魔波レーダーの反応は芳しく無いものの、全く反応が無い訳では無い為、十分に戦うことは出来る。
『捕捉出来次第、全機発射!』
無線より『撃墜王』の命令を受けた全機が微弱な魔波反応を頼りに捕捉を開始。魔導ミサイル発射準備を進める。
『魔導ミサイル第1波……発射』
『発射』
『発射!』
サヘナンティス電撃侵攻艦隊の戦闘機隊50機より空対空魔導ミサイルの第一波が発射された。紫色の噴進煙の曲線を描きながら真っ直ぐに飛翔すると、間も無くして敵戦闘機部隊が発射した空対空ミサイル群と交差する。
ズガァァァン!
ボォォン!
ボォォン!
互いに数発のミサイルが誘導システムのシーカーに干渉した事で本来の目標対象だとアクティブ・レーダー近接信管が誤作動を起こし爆発してしまう。その爆発に巻き込まれ更に数発も誘爆を受けてしまうが、互いの生き残ったミサイルはそのまま目標へ向かい飛翔を続けた。
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ハーロ街より東方約200㎞地点
上空8,500m
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航空自衛隊第5、6航空団隷下の2個飛行隊F-35J 40機は上空13,000m上空を哨戒飛行するE-770早期警戒管制指揮機から受けた敵戦闘機隊の位置情報と規模を確認後、速やかに迎撃態勢に移りAAM-6の第1斉射を行った。
彼らの任務は敵飛行艦隊の撃滅ないし無力化である。
レーダースクリーンから映し出されるデータからは敵戦闘機隊は2個飛行隊群の僅か下方にいる事がわかった。各パイロット達が被っている戦闘機専用ヘルメットに埋め込まれているプロジェクタースクリーンは常にリアルタイムの映像が送られている。
味方機には丸形のグリーン。
敵機は逆三角形のレッド。
明確に敵と味方の識別をレーダースクリーンに映し出されていた。そして、現在のところ敵は電波妨害装置を仕掛けて来ない。数は同数でも性能的に勝てるという自負心か、はたまた電波妨害という戦術概念が存在していないのかは不明だが警戒するに越した事はない。
『敵機ミサイル発射確認 数40』
第1斉射から間も無くAWACSから報告が上がる。
これまで日本国航空自衛隊はミサイルを撃つことはあっても、ミサイルを撃たれるという事態は今回が初であった。皆の心に緊張が走る。
『E-767より敵ミサイル進路各機へ送信』
『了解……アーチャー05、アーチャー06、アーチャー08 回避行動』
敵ミサイルに捕捉された各機は一斉に回避行動に移った。幸いなことにAWACSは敵ミサイルに捕捉されていない、恐らく気付かれていないのだろう。
E-770AWACSは機体下部に備え付けられた指向性エネルギー兵器によるレーザー照射がいつでも出来るよう構えていた。このDEWはE -770が持つ唯一の自衛用装置でその射程は8㎞。敵ミサイルやドローンの迎撃に大きな効果を有している。
3機は水平飛行からの135°バンクし、そのまま斜め上へ宙返り速度と高度を大きく変えるシャンデル行動に移る。その後間もなく敵ミサイルと思われる飛翔物体が肉眼で確認出来る距離まで迫っていた。紫色の煙を引いてる点以外は地球型ミサイルと大した形状差異は見られない。
追尾してくる敵ミサイルを背後に3機は一斉にチャフに続いてフレアをばら撒いた。アルミニウムとグラスファイバー製を組み合わせた金属物質が空中に散布されると、敵ミサイルは目標物を見失いながらあらぬ方向へと飛翔し何もない所で爆発した。
『敵ミサイル撃墜を確認』
敵ミサイルを撃墜出来た事に少しだけ各員安堵の溜息が漏れる。
レムリア帝国は魔導科学なる地球技術とは異なる技術を主としている為、未知の部分が多い。しかし、空中艦艇は兎も角、その砲門、砲塔形状、艦種、戦闘機、その他多数の武器兵器が地球世界の武器に類似している点も踏まえると彼らが築いてきた文明は地球の物理学や科学でも十分通用できる事が判明している。
戦う土俵は同じなのだ。
問題となるは戦術である。
パイロット達は無意識に操縦桿を握る力が強くなる。
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F-35J飛行隊群が放った第1射のAAM-6の生き残りがレムリア帝国の戦闘機部隊の直ぐ近くまで迫っていた。
『敵魔導ミサイル接近!』
『回避行動に移る!』
目標捕捉を受けたレムリア帝国主力戦闘機エストレーラーの5機は回避行動に移り急上昇を開始した。5機其々からミサイル警報機は止む事なくけたたましく鳴り続ける。警報音が続けば続くほど焦りが募り、自分の真後ろから猛スピードで迫って来る『死』を実感した。
『クソ! 不味い!』
『ふ、振り切れない!?』
地球の戦闘機には必ずと言って良いほど赤外線誘導対抗手段として『フレア』や『チャフ』が常備されている。フレアは熱源を探知して誘導されるミサイル・シーカーの囮役で、熱源を探知する機能を逆手に取った方法でミサイル攻撃を防ぎ、回避する手段である。チャフは熱源を探知するフレアとは違い、電波を探知するミサイル専用の防御手段である。
一方でエストレーラーにはどんな回避機能が備わっているのか?
答えは……備わっていない。
敵を射程圏外から一方的に叩く誘導式兵器を運用しているのは第二世界ではレムリア帝国の一国のみであった。『魔波検知機能』というのだが、レムリアはこの技術を特一級軍事技術情報としてずっと流出を防ぎ、独占してきた。
第2世界に脅威となる敵はもういない。
外界は文明水準が第2世界より低い。
唯一脅威と認めているヴァルキア大帝国にも『誘導式』の兵器は存在しているが、探知範囲や射程といったあらゆる性能面でレムリアの劣化版でしか無い。誘導兵器はレムリアの専売特許である為、誘導兵器を防ぐ装置を造る必要性がレムリア側からすればあまり無かったのだ。
ミサイル警報機を着けるだけで十分だと判断しての結果である。まさか外界にてヴァルキア以上の脅威となりうる存在がいたなど想像出来る筈もなかった。
捕捉されたエストレーラー機は急上昇と急旋回を駆使し、何とかAAMを振り切るかロケットモーターが切れるまで耐え切ろうと粘ろうとする。
しかし、現実は非情である。
『だ、ダメだぁぁ!』
『うわぁ!』
『く、クソ! こんな──』
5機のエストレーラーは懸命な回避行動も虚しく迫り来るAAMを振り切れず撃墜されてしまった。無線機からはパイロット達の断末魔の叫びや悲鳴が聞こえて来る。
「オイオイ……マジか?」
味方機があっという間に5機も撃墜された光景に第213戦闘隊の隊長であるルーゼル少佐は少しだけ驚いた。今まで敵を圧倒し続けてきたレムリア帝国の戦闘機が敵の攻撃、同じ魔導ミサイル……それもヴァルキアが持つモノよりも遥かに高性能な魔導ミサイルによって墜とされるなど思ってもみなかった。
(てっきりヴァルキアの糞雑魚ミサイルと似たようなモノだとばかり思ってたが……)
彼が操るレムリア帝国の最新鋭戦闘機『クルセイダーズ』は主力戦闘機エストレーラーと比べて抜きん出た実力と性能を有している。対ミサイル防御機能が無いわけでない……が、アレを見た後では正直通用するかどうか分からない。
ビーッ! ビーッ! ビーッ!
「お? 今度は俺様か?」
ルーゼル機のミサイル警報機がけたたましく鳴り響き、彼は急旋回で何とか敵ミサイルを振り切ろうと試みる。その間にも敵の第2斉射のミサイルが襲い掛かり、味方機が次々と撃墜される報告が無線機を通じて聞こえる。
『も、もう無理だ! 脱出する!』
『ふ、振り切れ──』
『クソ! 何でレ──』
『た、助けてくれぇぇ!』
自分の部隊も何人かはうまく脱出出来たようだがそれでも敵に撃ち落とされた数の方が圧倒的に多い。そもそも助けようにも皆、自分の事で精一杯なのだ。それはルーゼル自身もまた例外ではない。
『チッ、しつけぇな!』
どんなに急旋回などの回避行動を取っても敵ミサイルはピッタリと自機の背後を付いて離れようとしない。そうこうしている間に敵ミサイルが殺傷距離ギリギリまで迫って来ていた。
鳴り響くミサイル警報機の間隔が一気に短くそして激しくなり始めたのを皮切りにルーゼルは座席の右側に設置されている組込式の半円形を操作し始めた。
『くらえ!』
機体尾部から赤い電流を帯びた無数の小型球体が散布された。小型球体はパァン! という乾いた小さい破裂音とともに球体を中心に4m程の立体球型に赤い放電が発生する。
分かる人が見ればまるで突然、空中に『プラズマボール』が出現したように見えた事だろう。
ルーゼル機が放出した小型球体『魔導電波球』は対魔導ミサイルの防衛用に扱う物……というよりも近接格闘戦で後方から接近してくる敵戦闘機への牽制及び運が良ければ撃退する為の防勢兵器の類である。それら無数の魔導電波球が空中に散布された事で破裂、それにより空気中の微量な魔粒子に触れる事で電性魔力が一瞬で発動、半径4mのプラズマボールが発生する。
だがミサイルに効果が無いわけではない。
ルーゼル機の後方から接近していたAAM-6が魔導電波球により撃墜されている。
『生き残ってる機はいるか?』
『ガル03います』
『ガル16! ガル09の敵魔導ミサイル撃墜により存命です!』
『そのガル09です! 生き残ってますよー!』
『ガル47……な、何とか無事ですわ』
『ガル36です!』
隊長機ルーゼルからの無線に答えたのは最初の半分以下の28機だった。
ルーゼルはニヤリと笑う。あの高性能ミサイル猛攻から28機も生き残っているのは僥倖だった。
『残存してる全機へ通達! これより我らは敵戦闘機部隊に向けて一気に距離を詰める! 近接戦闘と敵魔導ミサイルに注意せよ!』
『『了解!』』
ルーゼル達は本来のアウトレンジ戦法を止めて、中近距離からのミサイル及び近接戦闘へ瞬時に切り替えた。少しでも魔波レーダーの探知し易い距離まで詰めて魔導ミサイルを撃ち込もうと考えていた。あわよくば近接格闘戦まで行けば勝ち目は十分にあるとすら思っている。
問題はそこまで接近する間にどれだけの味方機が生き残っているかである。
『第2、第3波斉射開始!』
直ぐに残存機による編隊を組むと敵戦闘機部隊が居る空域まで一気に速度を上げて接近する。その後、隊長機からのミサイル攻撃命令を受け、第2波のミサイル攻撃に続けて数秒遅れて第3波のミサイル攻撃を行った。
(敵の姿も見ないで終わるかよ……!)
ルーゼルは未だ見たことのない敵戦闘機の姿を見たいという欲求と真の役目を胸に抱きながら操縦桿を強く握り、更に戦闘機の速度を上げていく。
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航空自衛隊第5、6航空団隷下の2個飛行隊はE-770AWCASより数発のAAM-6が撃墜されたという報告を受けた。更に第2、第3と少し間を置いた敵戦闘機部隊からのミサイル斉射の確認も報告する。また、敵戦闘機部隊が一気に距離を詰めて来ている様子だ。
報告を受けたF-35Jの40機の編隊群は直ちに第2斉射を開始する。
『AAM-6……発射』
『『発射』』
二度目のAAM-6群の一斉発射は轟々と音を響かせ、白い雲を引きながら敵機を撃滅させるため向かっていく。その僅か十数秒後、スクリーン画面にキルコールが浮かび上がり、敵機表示の逆三角形が消滅する。
『敵ミサイル接近!』
『回避行動!』
敵が発射した第2、第3のミサイル斉射がF-35J編隊群に襲い掛かる。今度は第1斉射の比ではない数であるが、隊長機が立体ディスプレイを操作し兵装を切り替える。
『これより囮ミサイルを発射する』
『隊 長、デコイミサイルで効果でますか?』
『問題無いだろう。普通にチャフやフレアでも効果はあったんだ』
その後、隊長機はウェポンベイより2発のデコイミサイルを発射する。デコイミサイルは暫く真っ直ぐに飛行すると敵ミサイル群との交差距離1㎞手前で爆発する。それによりその爆発が起きた空域では広範囲にチャフが分散される事となった。
敵ミサイルの誘導システムはデコイミサイルから分散されたチャフにより妨害を受けてしまった事で誤作動を起こし次々と爆散していく。
数発はデコイミサイルの影響を受ける事なくそのまま標的に向かい飛翔を続けるも、F-35Jは冷静に回避行動を行い、再度フレアとチャフにより事なきを得ることが出来た。
『敵ミサイル全て撃墜を確認!』
『イーグルより入電! 敵戦闘機部隊残り15機と判明! 本隊より下降300の位置です!』
『敵隊長機と思われる機体は未だ健在!』
『敵戦闘機部隊目視まで3分』
AWACSからの入電を受けた隊長機は各員に命令を送る。
『全機短距離空対空ミサイルへ切り替えよ』
隊長機の指示を受け各員は立体ディスプレイを操作し次々と中距離型から短距離型のAAMへと切り替えた。
『近接戦闘も視野に入れておけ。だが敵は既に半数以下まで減っている、必ず事前に決めたチームと共に集団戦で対処にあたれ!』
『『了解!』』
操縦桿を握る手が強くなる。
ミサイルの応酬戦も初めてだが、本格的な敵戦闘機との近接戦闘も初めてだ。数の利は此方にあるが何が起きるかまだ分からない。まだまだ経験の浅いパイロット達はこれまでの訓練を何度も思い浮かべながらレーダーに目を凝らした。
『AAM-8の射程圏内です!』
『目標捕捉完了!』
『よし、撃て!』
30㎞圏内に入ると一気にレーダーが敵戦闘機を捕捉。今度は一斉に短距離型のAAM-8が白い尾を引きながら飛翔する。
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一方でレムリア帝国側の戦闘機部隊は追撃ミサイルは全て迎撃された挙句、敵の攻撃で更に13機も撃墜されてしまい残りは15機となっていた。
『くっ……まさかここまでとは!』
『魔波レーダーの反応徐々に上昇しています!』
『まだだ! ミサイルは近接戦まで温存しろ! 中・遠距離戦ではほぼ勝ち目は無い!』
『おのれぇ……まさかこれほどの屈辱を!』
敵は本隊より300m上空を飛行し、その距離は13機という犠牲で何とか肉薄戦へ持ち込める勢いである。だが、隊長のルーゼルを始め多くのパイロット達が屈辱ながらも心の中で理解した。
敵国の戦闘機にまるで敵わない……と。
『敵戦闘機部隊目視まで1分!』
味方機の報告を受けたルーゼルは舌打ちをする。
(チッ、これじゃ大したデータも取れやしねぇ)
彼は帝政府からの極秘の勅命を受けていた。その勅命の中に敵に勝利する事は含まれていないとは言え、流石に大した戦闘もせずに終わる事は許容できるはずも無いのだ。
(最新鋭機に乗せてくれるのを条件とはいえ、これじゃボコボコに敗けるぞレムリアは。あーあ、『無敵レムリア』は何処へやら、だな)
片道切符覚悟とはいえ、この様な事態は想定の範囲外が過ぎたルーゼルは羨望の思いで敵の戦闘機を思い浮かべていた。
『俺も奴さんの戦闘機に乗ってみてぇな……』
『え? 隊長、何か言いましたか?』
『何でもねぇよ』
『ですが──』
『敵ミサイル接近!』
ミサイル警報機がけたたましく鳴り響き、一斉に急速上昇や下降を行う。しかし、まだ味方機が多く残っている時はともかく、圧倒的多数の敵ミサイルを相手にフレアやチャフをもたずに捌き切る事など不可能に近い。
『う、うわぁ! だ、誰か──』
『なんて性能だ! ぐわぁあ!』
『ヒィィ! こ、こんなとこで──』
続々と出てくる味方の断末魔の叫び声だがルーゼルは特に気にも留めず、『魔導電波球』を射出してやり過ごして行く。
『チッ! もう残りは1回分しかねぇぞ!』
遂に味方機が5機となってしまった。ここで完全に勝機も士気も砕けてしまったその生き残った5機は急速反転で来た道を戻っていってしまった。
敵前逃亡、戦線離脱である。
『おい、何してんだ!』
無線を通じて怒鳴り声をあげるルーゼルだが返ってくるのは情けない悲鳴に近い言葉ばかりだった。
『勝てるわけねぇ! 俺は逃げるぞ!』
『し、死んでたまるかよ!』
『死にたく無い! 死にたくない! しにたくないィィィ!』
これはもうダメだとルーゼルは深い溜息を吐いた後、ヘルメットを締め直すとやる気に満ちた眼光で敵が居ると思われる空へ眼を向ける。
『しゃぁねぇな、やってやるぜ!』
ルーゼルはアフターバーナーを作動させ一気に推力を上昇させる。青紫色の噴射燃焼を唸らせながら魔波レーダーと肉眼を使い敵戦闘機を必死に捜索する。
その時、無線からまた別の報告が届いた。
サヘナンティス電撃侵攻艦隊からである。
『こ、此方……軽巡洋艦『ボラーム』! 現在敵対艦戦闘機部隊からの空襲を受けている! 既に空母『フォーデン』が撃沈!』
『なっ!?』
驚愕の報告内容に僅かに気が動転する。
どうやら敵は今現在、自分たちが戦っている部隊とは違う別働隊が行動していたらしい。まともに魔波レーダーに映らないようでは気が付かなくとも仕方はないが、だとしても敵は真っ先に空母を狙った事に驚いた。
(連中は艦隊の位置や艦種を正確に把握してやがるのか……どうやらまた別の偵察部隊も居ると見えるな)
本艦隊を襲っている敵勢力がどのくらいの規模かは不明だが空母は潰されているのだから、逃げたところで仕方がない。
『お? やっと見つけたぜ!』
まだかなりの距離はあるが敵戦闘機と思われる存在が点々と確認出来る。
ルーゼルは撃墜覚悟で敵戦闘機が見えた場所まで一気に速度を上げて行った。
相変わらず多忙で理不尽な日々が続いておりますが、体調に気を配りながら何とか頑張っております。