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日出づる国、異世界に転移す  作者: ワイアード
第1章 接触編その1
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第11話 ウンベカントの騒動

またまた登場SF兵器‼︎‼︎

そして、物語はまた新たな段階へと進んでいきます。


最近、自分の作品に「面白い」と言って下さる方が増えてきて大変嬉しく思ってます。どうかこれからも暇なときで良いので読んで頂けたら幸いです。

ーーウンベカント 夜11時頃


 各地の商会が集まり、いつの間にか町にまで発展した『ウンベカント』。商会施設だけでなく、この町に移ってきた人達の居住施設や食事処、PX、診療所、コンビニまで存在する。


 町は夜中でも電灯によって昼間の様に明るく、賑やかである。そして多くの種族がこの町に移り住んでいる。商人以外でこの町にやって来る者の殆どが職を失った者、住処を追われた者、激しい差別から逃げる亜人族であった。


 そんな賑やかな町を鎧甲冑の武装をして見回りをしている2人の獣人族がいた。彼らは日本に雇われてこの町の警備隊として働いていた。


「コッチは異常ないな、早く仕事切り上げて酒場に行きたいぜ」


 彼は猫の獣人族で、フラルカム王国の兵士として働いていたが、ウンベカントの噂を聞きつけて家族と一緒にこの町へやって来た。


「全くだ。俺はあの『ビール』って酒の味が忘れられなくてよぉ〜。ニホン国はあんな美味い酒を毎日飲めるんだから羨ましいぜ」


 彼と共に見回りをしていた犬の獣人族は、人間寄りの容姿をしている。彼はアムディス王国の奴隷だったがあの時の混乱に乗じて脱走し、ウンベカントへやって来た。


 すると彼らの目にある光景が映った。

 自衛官の1人が迷子になったのであろう猫の獣人族の子供を優しくあやしながら、手を繋いで一緒に親を探してあげていた。その後、その子の親が見つかり子供と親が御礼を言い、子供がバイバイと手を振ると自衛官も笑顔でバイバイと手を振っていた。


 その光景を見ていた2人は不思議な気持ちになった。少なくとも自分たちが生きてきた世界ではあり得ない事だからである。人族が亜人族に対してあんな優しく接してくれる事など…。


「……ニホン人は、なんか不思議だよなぁ」


「本当だよなぁ。俺らを下に見ないし、暴力や暴言も無い、しかもスゲェ丁寧に接してくれるんだよなぁ。それと、ニホンには奴隷がいないって聞いたぞ」


「マジでニホン国って何なんだろうなぁ……」






ーーウンベカント 酒場


 仕事終わりの疲れを癒し、仲間と一緒にくだらない話や愚痴をこぼす為に集う酒場。多くの現地人がガヤガヤと楽しく酒を飲み、中には自衛官の姿もチラホラと。


「ほぅ……相変わらず景気がいいな」


 土方十三は店の状況を確認するために酒場へ訪れた。彼の隣に居たのは、その酒場の店主、西谷正弘である。彼も陸上自衛隊所属だが、上からの任務でこの酒場の店主を任された。彼が自衛官になる前は下町で人気のある酒場を営んでいた。


「ウチのスタッフの半分は現地の人を雇ってますが、みんなよく働いてくれてますよ。まぁやっと見つけた安息の地で家族を養う為に来ている人が殆どですが……」


「そうだな。まぁ問題が無いようで安心した」


「ハッ! ありがとうございます!」


「ところで気になったんだが……彼女達の服装は君が指定したのか?」


「へ?」


 この酒場のウエイトレスの服装はメイド服だった。だが『普通』のメイド服なら問題ない、この世界でも普通に使われているからだ。しかしー


「なんか……スカートの丈が短いんだが……」


「そうでしょうか? 普通ですよ」


メイド服のスカートの丈が膝の辺りよりも短かったのである。チョット屈めばスカートの中が見えるほどに。そしてウエイトレスの大半が兎や猫の獣人族だった。


土方は思い出した、西谷が休日に秋葉のメイド喫茶によく行っていたことを……。


「お前……」


「な、何でしょうか」


「まぁメイド服までは許そう……だが、あのスカートの丈は無いだろう……」


「えっ⁉︎ 何でですか⁉︎」


「ちょっと……教育上? いや道徳上か? とにかくあまり宜しくない格好に思えるんだが、もっと健全的にできないのか?」


「うーん……一応スタッフと話し合った上で決めたことなのですが……」


 すると兎の獣人族のスタッフが2人の会話を聞いて走って向かってきた。このガヤガヤした店内で、しかもかなり離れた席で仕事をしていた筈だが?っと西谷は思った。流石は兎と言ったところだろう。


「えーーー⁉︎ この服装やめちゃうですか⁉︎」


「あぁ、アンリちゃんか。いやぁ……もうちょい健全な服装にした方が良いんじゃないかなぁ〜って指導されちゃってさぁ……」


 するとアンリの声につられて、酒場で働いている他の兎や猫の女性獣人族のメイド達がゾロゾロとやって来た。


「そんなことないですよぉ〜! 私達この服装凄く気に入ってるんですよ!」


「そうですニャ! 貴族の館で仕えてた時に着てたメイド服と比べるとコッチの方が可愛くて動き易くて綺麗ですニャ!」


「私達このままが良いです! お願いします! ニシタニ店長の上官さん!」


「「お願いします(ニャ)‼︎」」


(こりゃ…参ったなぁ……)


 流石の土方も少したじろいでしまった。結局そのメイド服を認めるという事になった。


「いいか? 西谷二等陸士。この酒場に限ったことでは無いが、もし自衛官が彼女達に変な事をしたり、チップを払えばお触りOKみたいな事をさせてみろ? それ相応の責任を負わせるからなぁ……」


「ハッ! 了解しました!」


 土方が西谷に忠告した後、また別の店の状況を確認しに向かった。西谷は土方が見えなくなった事を確認すると、小さくガッツポーズをしていた。







ーーウンベカントのとある商店通り



「ど、泥棒ォーー‼︎ 泥棒だー!」


 商会施設から勢いよく飛び出してきた男、手にはナイフを持っていた。彼の腰にある袋から宝石類が見えていた。


 騒ぎを聞きつけた町人達が男を止めようとするも男はナイフを振り回しながら抵抗していた。


「こ、この盗人野郎が!」


「大人しくしろ!」


 追いかけて来た商会の人達も追い込もうとするが、男は一向に大人しくする気配が無い。ついに数人の住人が一か八か組み付いて抑えようとしたがナイフで腕を斬り付けられてしまった。


「うぐぁッ!」


「おい! 大丈夫か!」


「だ、誰か警備隊呼べ! 早く!」


 すると野次馬の中から誰かが走ってやってきた。町人達は警備隊が来たと思ったが、鼻のきく獣人族は困惑しながらも、『それ』が『生き物ではない』ことに気付いた。






ーー


「ち、畜生が! こんなトコで捕まってたまるかよ! やっと金目の物が手に入ったんだ!」


 盗人の周りには彼に斬り付けられて地面にうずくまっている人が何人かいた。


「オラァ‼ 道開けろ‼︎ 殺されてぇか⁉︎ 早くしねぇと警備隊が来ちまうだろうが‼︎」


 すると周りの野次馬達のどよめき声がピタっと止まった。


(お? まさか俺の怒声にビビったのか? へへッ俺もまだ捨てたもんじゃねぇな。何たって軍人だった頃は百人隊の隊長だったんだからよ!)


 だが彼の思いはハズれる事となった。町人達はみな自分の後ろに目を向けていた事に盗人は気付いた。


「あぁ? 何見て……」


 盗人も後ろを振り向いた。そして彼は見た事も無いものを目にした。



『凶器確認 周囲ニ負傷者2名 傷害・暴行容疑ト断定 《yellow phaseイエローフェイズ》ヲ《red phaseレッドフェイズ》 ニ切リ替エマス。』


「え?」


 人の形をした『それ』は、盗人がナイフを持っていた右腕を掴み、それをグリっと回した。その瞬間、周囲に鈍い音と盗人の悲鳴が響きわたる。


 グキィッ、ブチィ!


「ギィヤァァァァァァァァァぁあ‼︎」


 盗人は激痛で地面にのたうち回る。右腕はあり得ない方向に捻り曲がっていた。


『それ』は盗人を無理やりうつ伏せにさせて抑え込む。


『制圧完了 《red phaseレッドフェイズ》ヲ《yellow phaseイエローフェイズ》ニ切リ替エマス。 近クノ警備隊屯所ヘ連絡開始。』



ーー


WALKERウォーカー

 人型ロボットて高度AIシステムを搭載する事で自律機動能力を飛躍的に向上させる事に成功する。



 2020年にスイスの天才学者マルコ・ロゥが今までの機械的な動きからより人間に近い柔軟な動きを実現させた。彼の発明は人類の夢の一つである『完全なる人型ロボット』を造ることに成功したが、彼の発明はわずか2ヶ月で犯罪に利用されてしまい、『WALKERウォーカー』による凶悪事件が全世界で起きてしまった。これにより、自責の念からマルコは自殺してしまう。彼の死をキッカケに『WALKERウォーカー』を国が取り扱う事にあたり全世界共通の規定を作られることになった。この規定により、『WALKERウォーカー』を使った犯罪を限りなくゼロに近づけた。しかし、『WALKERウォーカー』は戦車に次ぐ戦争に必要不可欠な存在となってしまった。



 日本は『WALKERウォーカー』を警察組織、医療施設、介護福祉施設などが利用し、自衛隊も同様に利用しているが、実際に有事で使用した試しは『殆ど』無い。


 日本では国民が国の許可なく『WALKERウォーカー』を所持及び造る事は重罪で、5000万円以上2億円以下の罰金と懲役40〜50年(保釈無し)が科せられる。これは世界的に見ればかなり軽い方で、国によっては死刑・終身刑、運が良くても10億円以下の罰金もしくは懲役150年が科せられる。


 今回、ウンベカントに警備隊として配属されている『WALKERウォーカー』は第2世代の旧式である。(最新式は第5世代)



ーー


 その後すぐに警備隊が到着し盗人は御用とり、負傷者は医療施設へと運ばれた。


『《yellow phaseイエローフェイズ》ヲ《Green phaseグリーンフェイズ》ニ切リ替エマス』


WALKERウォーカー』はまるで何事も無かったかの様に町の奥へと消えていった。


 そして、町人達は先程見た出来事に驚きが隠せないでいた。



「な、何だったんだ今の……」


「亜人族……には見えなかったよな?」


「化物……」


 未だにザワザワと落ち着きが無い人達の中に1人しれぇっとした中年男性がいた。


「なーんだお前らぁ〜? まさかあれ見るのは初めてなのかぁ?」


 周りの人達はウンウンと頷いた。中年男性は「しょーがねぇなぁー」と言い、少し自慢気に話した。


「俺はあれを1度見たことがあるぜ! あれはニホン国の『鉄の人形兵』さ。見ての通りメチャクチャ強い!どうやって動かしてるのかは分からねぇが、恐らくエルフ族以上の魔力を持った『魔導師』が遠隔操作してるんだろうなぁ」




ーー

 先程の一部始終と会話を路地裏の陰からコッソリと聞いてた人物がいた。


「て、『鉄の人形兵』だと…バカな、人型に模した物質を操るなど、そんな高度な魔法を扱える者が人族にいるというのか⁉︎ それもあんな精密な動きをするなど…ニホン国とはそこまでの魔法大国なのか⁉︎ いや、ニホン国には魔導師は存在しないと聞いていたが……あれは偽りの情報だったか⁉︎」


 フードを被った人物はその場を後にした。自分の目的を果たすために。


「だが、今はそんな事を考えている暇は無い! 一刻も早くニホン国の者に会わな……うっ! く……そ……こんな時に……」


 フードを被った人物は突如フラフラになり近くの民家の壁に寄りかかる。そして、フラフラの足取りで再び歩き出した。






 ーーウンベカント 酒場


「ニシタニ店長ー! お先に休憩にはいりますニャー!」


「おーう! ゆっくり休んでねぇシャーロットちゃーん!」


 メイドとして働いている猫の獣人族シャーロットは酒場の裏口から出て近くのベンチに座って休憩をとっていた。


「ふぅ、ここは忙しいニャ〜。でも貴族の館にいた時よりも沢山お金貰えるし! ニホン人や仕事仲間はとても優しいし! 亜人族ってだけで殴られる事もないし……まるでここは天国だニャ」


ドサァ!


「ニャ⁉︎」


 突然彼女の座るベンチの背後から倒れる音が聞こえた。


「な、何かニャ〜?」


シャーロットがソーっと後ろを振り向くと、地面にうつ伏せで倒れているフードを被った人がいた。


「ニャーーー!? に、ニシタニ店長ー‼︎」


 彼女は急いで酒場に戻り、ニシタニ店長を呼びに行った。




 ーーウンベカント 酒場内


「ど、どうですかニャ、ニシタニ店長?」


「まさか死んでるんじゃ……」


取り敢えず倒れていた人を酒場内に入れて、テーブルの上に寝かせた。西谷は生存を確認する為その人物に近づく。


(うぅ〜頼むからいきなり襲ってこないでよ〜)


 西谷がゆっくりと手を伸ばした時だった。


「う、うぅ……」


「い、生きてた〜良かった〜」


「西谷二士。あと10分程で救護班が来る予定です」


「おう! 御苦労さん。それじゃあー」


ガシィ‼︎


「ーっ⁉︎」


 突然フードを被った人が西谷の服を掴み必死に何かを伝えようとしていた。


「あ…………あの……」


「な、な、何だ⁉︎どうした⁉︎」


「く……く……」


「『く』? 『く』ってなんだ⁉︎ 苦しいのか⁉︎苦しいんだな⁉︎ 安心しろ! 直ぐに医者がくるからな!」


「くい…………く……い……」


「『くい』? 『悔いなし』⁉︎ って事か⁉︎ え、ちょっとまて死ぬ気かおい⁉︎」


 次の瞬間ーー


 グギュルルルル〜〜…


 突然大きなお腹が鳴る音が聞こえた。音は明らかにこの謎の人物から聞こえた。


「えっ? まさか……」


「食い……物を……どう……か……」


「あ、ハイ」




ーー


 既に8人前は食べたであろうか、謎の人物は涙を流しながらパクパクと料理を食べていた。しかし、その食べ方は下品ではなくどこか品のある食べ方をしていた。量以外は。


 そしてあらかた全ての料理を食べ終えた後、静かに祈った。


「我らの神スアールの祝福と慈悲に感謝致します」


 フードは相変わらずとってはいないが、その顔は色白く、眼もエメラルドグリーンと美しかった。恐らく女性である事がわかる。すると彼女はこちらの方を向いてきた。


「無論、あなた方にも感謝しています。本当にありがとうございます」


「え? ああ! いえいえお気になさらずに」


「それにしもこんなに美味しい料理は今まで食べ事ございませんでし……あ‼︎」


「え? どうかしましたか?」


 彼女は俯いてカタカタと肩を震わせていた。


「あの…冷静になって今思い出したのですが……今……その、持ち合わせが無くて……」


「あ、お金ってこと? いやぁそれはー」


 途端に彼女が勢いよくガッと西谷の服を掴んできた。また服を掴まれて驚く西谷と他のスタッフ達。彼女は涙ぐんだ眼で訴えてきた。


「お願いします! 今は……今は見逃していただけませんか⁉︎ お金は後で倍……いや10倍にして返します! ですからどうか……どうか……」


「え? え?」


「ど、ど、奴隷商人に売らないで下さい……」


 すると外の野次馬の中から下品な笑い声と共に聞こえてきた。


「それじゃあ、『夜の相手』でもして貰おうかなあ〜?」


 野次馬の男性がこの様に話すと彼女はビクッと反応し、さっきよりもガタガタと震えていた。その時、酒場で働いているメイド達がキッ!と男を睨んだ。男は思わずその場から逃げてしまう。


 西谷は彼女の肩にポンッと手を置くと笑顔で答えた。


「大丈夫! 大丈夫! 気にせんといてよ

お代はいらないし後で返さなくても良いから。ね?」


 すると彼女は目に多少の涙を浮かべながらも表情がパァーッと明るくなって、西谷にぎゅーッと抱きつく。


「ありがとうございます。あなたはまるで神のように寛大なお方なのですね」


 しかしそんな彼女の考えとは裏腹に西谷は心の中で(B……いや、Cか?)と呟いていた。


「貴方様のお名前は?」


「え? 自分ですか? 自分は西谷正弘と言います」


「ニシタニ・マサヒロ? 随分と変わったお名前なのですね。貴方様はどこの国の方なのですか?」


「わたしは日本人、日本国出身です」


「まぁ! ニホン国の方でしたか! どうりであまり聞き覚えのない名前だと……え⁉︎」


「はい? どうかしましたか?」


「貴方様はニホン国の方なのですか⁉︎ 本当に⁉︎」


「ええ……まぁ……」


「(ああ……神よ感謝致します)後生です! どうかニホン国の政務官に会わせて頂けないでしょうか⁉︎ 図々しいとは思いですが、お願いします! 事は一刻を争う事態なのです!」


「落ち着いて下さい! えっと……じゃあ川口! 本部に連絡してちょうだい!」


「は、はい!」


「取り敢えず上には伝えておきますから」


「あぁ本当に何とお礼を言ったら良いか……」


「えっと……それじゃあ貴方様のお名前は?」


「あ! スミマセン、申し遅れました。私ー」


 彼女は被っていたフードをとった。そこで見えたものは、 簡単に結われたロングの金髪と尖った耳である。


「私の名前はフレイヤ・アルヴァーナ。エルフの国『アルフヘイム神聖国』の王ウェンドゥイル・アルヴァーナの娘です」


「つまりあなたは王女様っという事ですか?」


「はい!」


「あーそうでしたか、それはそれは遠い所からよく………えっ?」


 西谷を始め周りの人達があんぐりと口を開けてポカーンとしていた。フレイヤはうっかり自分の正体を話してしまったことに焦っていた。


 程なくして救護班が到着したが、特に問題はなかったためそのまま中ノ鳥半島基地へ彼女を送ることとなった。


WALKERウォーカー』に関しては『エリジウム』という映画に出てくる『ドロイド』をイメージして下さい。



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