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十八話 「防具買うよ!」

本日3話目です。


※ご指摘があり編集させていただきました。


「おめでとう、これでEランクよ」→「おめでとう、これでFランクよ」

 午前中は薬草と茸を採取し、午後はギルさんの時間があえば訓練してもらい、合わなければ魔法の練習をする日が8日過ぎ、ついに今日ランクが上がった。


「おめでとう、これでFランクよ」

「ありがとうございます」

「さっそく、討伐依頼受ける?」

「いえ、今日は装備を整えに行こうかと思いまして」

「それが賢明ね。それと出来ればパーティを組んだ方がいいわ。複数の敵と接触したときに一人じゃ厳しいと思うの。もし良ければ私が紹介するわ。ちょうど一人メンバーを探している子達がいるの」


 パーティかー。うーん、確かに一人で戦うのは不安なんだよね。でも知らない人と組むってのもやりづらそうだなぁ。でもいつかは組むもんだし早めに慣れておいた方がいいかな。


「そうですね……。じゃあお願いできますか」

「わかったわ。じゃあ向こうにも伝えておくわね。明日の9時ごろギルドに来てもらえるかしら」

「お願いします。あと防具を買いたいんですけど、どうかおすすめの店ってありますか?」

「ギルドから右に4つ隣りのお店がギルドと提携しているお店よ。ある程度融通してもらえると思うわ」

「ありがとうございます。さっそく向かってみます」


 四つ隣り四つ隣り……。ここか。


「すみませーん、ギルドから紹介されたんですが適当に防具を見積もってほしいんです」

「いらっしゃいませ。失礼ですがお客さんのランクはいくつでしょうか」

「今日、Fランクに上がったばかりです。出来るだけつけても動きやすいものがいいです」

「それでしたらウルフの素材を使ったものが予算的にもちょうどいいかと。全身装備するものと部分的に装備するものがありますが動きやすさを重視するなら部分装備のほうがいいかと思います」

「じゃあそれでお願いします。おいくらくらいになります?」

「そうですね……。初めてのご利用ですし、少し割引して大銀貨二枚ですね」


 それでも結構するな。まぁ仕方ないか。

 採取依頼で5万近く稼げたし、まだだいぶ余裕はある。


「それでは、採寸をした後、サイズ直しをしますので少々お待ちください」


 大銀貨二枚を渡すと、店員はそういって採寸してから奥の部屋に向かう。

その間暇なので店の中を見て回る。あ、ちょうどいいからアレやっちゃおう。

ええと、これがミスリルの盾か。たかっ!いちじゅうひゃくせんまんじゅうまんひゃくまん・・・。うそん。こんなん誰が装備すんだよ。買ったとしても高すぎて着けれる気がしない。壊れたらもったいないじゃん。あ、でも壊れたらそれ持って帰って作り直してもらえばいいのか。

 ミスリルの盾に手を触れて魔力を流す。続いて鉄、銀、魔鉄の装備に魔力を流し、魔力の通る感覚を覚えておく。あれだな、鉱物は結構魔力の通り方に差があるからわかりやすいな。



「お待たせしました。ウルフ素材でできた手甲、胸当て、レギンスです。試着の方お願いします」


 手甲、胸当、レギンスを着てみると思ったより軽い。これならあまり変わらず動けそうだ。


「問題なさそうです。これでお願いします」

「かしこまりました。手入れ等が必要になりましたらまた当店をご利用ください」



 宿に戻るとオイゲンさんがFランク昇格のご祝いのご馳走を用意してくれていた。

 アマーリエちゃんも一緒に祝ってくれている。可愛い。

 ちなみにまだモフれてない。オイゲンさんが鉄壁すぎる。その代わりにVITが一上がった。理由は言わずもがな。


 明日は初のパーティ行動だ。緊張してなかなか眠れない。寝坊して遅刻することだけは避けなくては。気合で寝よう。おやすみ。





いつもお読みいただきありがとうございます。

ブックマークしていただいた皆様ありがとうございます。

おそらく本日の投稿はこれだけになります。

明日も3話ほど頑張る予定です。



主人公ステータス変化値


ハルトムート (10)

Lv1 Fランク冒険者

HP 131/131

MP 871/871

STR・・・10

VIT・・・11 (+1)

INT・・・22 (+1)

DEX・・・7

AGI・・・11

LUC・・・10




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