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0話 「プロローグ」

ほぼ処女作です。

結末とか全く考えずに書いているので本当にどうなるかわかりません。

とりあえず完結できるように頑張ります。

見てくださった方、本当にありがとうございます。

 特に目立ったことのない人生を過ごしてきた。

 運命も感じたこともないしモテ期もきたこともない、まだやりたいことだって見つかってない。

 そんな人生が唐突に終わりをつげた。


「君、平凡な人生なのに最後だけ漫画みたいだよね、居眠り運転の車から子供を庇うなんて」


 目の前で喋っているのは神様らしい。神様っていったらお爺ちゃんを想像してたけど若くてイケメンだ。

 自分の想像してた浅○光彦に激似だ。


「あの子無事だったんでしょうか?」

「ああ、それは大丈夫だよ。怪我がないわけじゃないけど命に別状はないよ」


 良かった。これで無事じゃなかったら死に損だよ。

 平凡な人生で特に意味もなく死亡とか最悪だ。


「それは良かったです。それで私はこれからどうなるんでしょう」

「まぁ、無難に転生してもらうことになるかな。君が希望なら今流行りの異世界とか行ってみる?ちゃんと記憶も保持させるよ」

「えっ、異世界いけるんですか!?」

「いけるいける。もちろん魔物とか魔法とかある世界だよ」


 神様軽いな!話し方とかすごく気さくだし!


「でもよくあるチートとか無理だからそこまで期待しないでね。向こうの世界に影響与えすぎるとまずいからさ」

「それなら異世界転生自体まずくないですか?ほら、知識チートとかあるじゃないですか」

「いや、悪いけど君にはそんな向こうに影響与えすぎる知識ないかなって思って。そういう可能性ある人は記憶無くしちゃうかそもそも異世界行かせないし」


 そういわれると悔しいけど確かに無いかも。定番な石鹸とか紙ってどうやって作るんだっけ。

 小さい頃に紙漉き体験したけど全然覚えてないや・・・。

 ま、まぁ現場いけば思い出したりするよね!


「どうする?それでも行く?」

「はい、まぁ行ってみたかったですし」



「じゃあ、ポイントの割り振りいってみよう!」

「ポイントですか?あのよくあるアレですか」

「そうアレです。君には子供を救ったっていう功績もあるから普通の人より少し多いよ。君の転生先のステータスと現在のポイントはこんな感じ」


?????? Lv1  0歳


HP5/5

MP1/1

STR・・・1

VIT・・・1

INT・・・1

DEX・・・1

AGI・・・1

LUC・・・10


スキル  無し

ポイント 6


 うわぁ。よわーい。いや待て、ポイントの6がまだある。これで変わるかもしれないじゃないか。


「ステータスを1つ上げるのにポイント1、スキルを覚えるのに最低5かかるよ。これがスキルのリストね」


 デスヨネー。

 まじかよ、ほんと一般人じゃねーか。これで少し多いとか元いくつなんですかねぇ。

 しかも覚えれるスキルも少ないすぎぃ。

 武器の種類の適正とか魔法属性の適正でも10ポイントいるのかよ、全然足りないよ。

 5ポイントで使えそうなやつ・・・。料理とか採取とか便利そうだけども微妙だなぁ。

 おっ、鑑定がポイント5!?鑑定って割かしチートなイメージあるけど、これは破格ではないだろうか。


「ではスキル:鑑定をお願いします」

「鑑定だね。じゃあこれがポイント付与後ステータスね」


?????? Lv1  0歳


HP5/5

MP1/1

STR・・・1

VIT・・・1

INT・・・1

DEX・・・1

AGI・・・1

LUC・・・10


スキル  鑑定Ⅰ

ポイント 1


「しかし鑑定ってかなり便利だと思うんですけど、なんで5ポイントでとれるんでしょうか」

「あー、あっちだとそんな人気なスキルじゃないらしいんだよね、そもそもMP多い人が少ないみたいだし。あ、向こうの一般的な成人男性のステータスはこんなもんです」



HP 105/105

MP 11/11

STR・・・20

VIT・・・20

INT・・・3

DEX・・・10

AGI・・・20

LUC・・・10


 INTすくなっ。あとMPも11までしか上がらんのか。一日に使える回数が少ないから人気ないのかな?

 神様曰く、20歳まではMPとHPは勝手に上昇するらしくそこからは基本的にレベルアップ以外に上がる方法はないらしい。30歳超えるとMP以外が徐々に下がっていくとのこと。


「あと1ポイントあるけどどうする?」

「出来ればでいいんですけど、その1ポイントでせめて2歳まで生存確定させて欲しいんですが、無理でしょうか。よく子供の間引きとか盗賊に襲われたり病気で死んじゃうとかあるじゃないですか」

「確かに君の転生先もあんまり裕福じゃない村っぽいしねぇ、まぁ2歳までならいいかな」


 まじか、言ってみるもんだ。


「ありがとうございます」

「じゃあ、これから転生させちゃうけど、ほんとにいいかい?向こうでも刺激的な人生を送れる確率は低いと思うけど」

「まぁ特に取り柄もありませんので、鑑定を生かして商人にでもなりますよ。それに魔法や魔物がいる時点でだいぶ刺激を感じられそうですしね」

「そうかい、じゃあ転生を開始するよ。それではまた来世で」


 その瞬間視界が白で埋まり意識が途絶えた。



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