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彼奴今なにしてんだよ…《Chapter1-1》

初めまして。

某小説投稿サイトにて連載中のものをこちらでも書いていくことにしました。

気まぐれ更新でなかなか進みませんが、楽しんでいただければ幸いです。

合わない方は何も言わずそっと離れてください。

闇の王と愉快な仲間たち、どうぞお楽しみください。

ここはアルスターレインという7人の王が支配する世界。

7人の王と支配する領地は各々属性があり、火属性、水属性、木属性、土属性、無属性、光属性、闇属性の七つからなる。

火は水に弱く、水は木に弱く、木は土に弱く、無はどれからも強弱がなく、光と闇は互いに相性が悪いという感じだ。

この7人の王は互いに牽制しあっていた。

だが、相手の領地が欲しいわけでもなく、あまりに強すぎる力を持つもの同士で抑え合う、そんな感じだ。

数年前、闇の王が行方不明になった。

理由は、

『なんか疲れたから旅に出ます。探さないでね♡』

と書き置きが残され大慌てに…




















ならなかった。

ああまたいつものか。

闇の王は怠惰の王なんてよく言ったもんだ。

なんて、各王も民も思ったもので闇の王座は空白になった。

闇の王はいなくなる前に能力の後継者を決めなかったため、新たな闇の王は誰もなれないということが発覚したが、どうせすぐ戻ってくるだろと誰しも心配しなかった。

しかし闇の王がいなくなった頃、世界各地の空間に亀裂が出来た。

そこから現れたのは、何とも言えないモンスター達だった。

スライムやグール、ゴブリン、オーガにオークはその辺に生息しているが、そのモンスターはゴーストのようにユラユラ動き魔法を放ち、スケルトンのように剣や盾を使い襲ってくる。

だが弱かった。

この頃は。

この世界では一般人でも魔法が使えるし、色んな武器も扱えるが、数年前から国民達の手にはおえなくなってきていた。

各王とその騎士…シュヴァリエ達は民を守りつつアンノウンを倒していたが、闇の領域は違う。

闇の王は行方不明。

闇の領域の騎士からは、なんでこんなときにあの方はいないんだよ!これあの方が疲れ果てて無意識に召喚魔法使ったから出てきてるんじゃね?あの方ならやりそう…。

などと言われているが闇の王の耳には入らない。

闇の王は何処へ行ったのか…。

他の領域の王が闇の領域を守るにも、自分の領地を見捨てるわけにもいかず、ある日六人の王は決断した。


【闇の王を見つけ諭し、闇の王の溜まった仕事をさせた者、勇者とす】


と声明文を出したのだ。

勇者…甘美な響き…。

だが闇の王には勝てないとわかっててやる人たちなどいるわけが…





いた。

全世界の民は騎士、一般人関係なく闇の王を見つけ出そうと躍起になった。

勇者になりさえすれば一生遊んで暮らせる。

そんなご褒美が貰えるなら闇の王ごとき引っ張り出してやる。

そんな民を知らず、闇の王は一人ごちた。

「みんな元気かなぁ」

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