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拾っちゃったのはタマでした。  作者: 伊澤 ごうき
仲直りは難しい。
7/10

火照りは良いもの。

どうも。

忙しいのはまだ続く気がしますが投稿する努力はします。

それではどうぞ。

 三十分後――

「ふぅ~、すっきりしましたよぉ~暑くても風呂はたまりませんねぇ」

 出てきた多摩はとっても妖美だった。風呂上がりの髪にほてって赤みを帯びた肌。世の年頃の男の子なら結構イチコロも狙えそうな感じだ。

「んーっと、良いものあった」

 そう言いながら自然な動きで冷蔵庫からフルーツ牛乳を取り出した。

 ......あれ?買ってったっけ?......買ってないよねぇ、うん。

「あぁーー!それは、俺がわざわざ遠くに出かけて買ってきた飛騨なオレンジじゃねーかよぉ!」

「なんですかもぉーうるさい人ですねー、フルーツ牛乳おいしいんですから邪魔しないでくださいよ」

 あっという間にカラになってしまった、出先で買って楽しみにしていたっていうのに......。。

「たぁ~まぁ、文句を言わせてもらおうか!」

「なんでですか?なにかしましたっけ?」

 くぅー何にも悪いと思っちゃいないぞこいつときたら!

「まず!勝手に人の楽しみをつぶすんじゃない!次ぃ、風呂が長ーい、水道代を少しは考えてくれよな、俺が払っているのも限界があるからな!」

「はいはい、わかりましたよ、うっさいですねぇ、お金のないこのいたいけな少女に何を言います」

「確かにお金がないけどさぁ!......うぅんもう!こういうのが先輩にも絡まれる原因なんだろうか、うぅん」

「何を一人でしゃべっているんですか?気味が悪いとしか言いようがないですよ」

 マジで引かれてる物理的にも。いいこと言おうとしてるのにな。

「わかったよ、風呂は俺が長くしなければいいしさ、冷蔵庫の中のものは二つ用意するからさ、気を付けることはしてくれよ」

「えぇ、お任せください。優しいんですよね、基本的には」

 おっおう、意外なこと言ってくるじゃないか、うれしいもんだな。

「まぁ俺はそこをよく付け込まれるんだけどな」

 自分で言ってて恥ずかしいな、やさしいって自分で言っているようなものだしな。

「んじゃあ、風呂入ってくるからな」

「はぁーい、わかりましたよー」

 うーん、返事はいいんだから。

 ささ、風呂だ風呂。ホッとできる愛しい時間だしな。

 ガラッ ..................。やっぱり許しちゃだめだよな。うん。悪いのは悪いんだよ。

「多摩ーー!!おまっお前さー!!シャンプー買って来いよー!どうやって空にしたんだよーー!買ったばっかだよコノヤロー!」





またまた。

いかがでしたか?

また次回会いましょう。

アドバイス等くださいね。

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