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拾っちゃったのはタマでした。  作者: 伊澤 ごうき
仲直りは難しい。
3/10

ビフォーアフターは突然に

どもども。

今回は寝かしてみました。問題児すぎですかね、加減を知らないんです。

読んでみてください。

 固定電話を手に取り早速番号をプッシュする。数回呼び出し音がして

「もっしもーし、どーしたんだい?こうたん、こんな時間にさー、もしかしてお姉さん的な要素が欲しくなっちゃったのかい?元気なようでなりよりだよ~!!」

「変態先輩はいいから、ちょっと時間あります?家に来てもらってもいたくて、トラブルです」

「トッラブルかー、こうたんが困るほどのね、すぐに向かうよ!」

 数十分ぐらい後、

「やっほー、トラブルはどこだーって似たことがない靴があるよ?」

「何で知っているんですか?まぁとりあえず入ってくださいよ」

 リビングに上がってもらう。そこには床に突っ伏している多摩がいる。

「ついに、ついにか、こうたんはやってしまったんだね。まずこの娘にはどこで声をかけたんだい?桜先輩が聞いてあげよう。でもねこうたん、ゆうかいはだめだよ」

「途中から分かっていたけど誘拐じゃねぇわ!もっと嫌がるだろ」

「いやいや、催眠術でもかけたかもしれないじゃないか」

「はぁー、こいつ、多摩七海がいる理由は......」

 俺はこの変な奴との出会い、ダンボールに入っていたこと、迷子になったことなどをしっかりと話した。

「――という訳なんですよ、それでこいつを泊めていもらえないかなと思って頼ってみたんですけど、どうです?」

「ん~良いかな?うん、いいよ!こうたんも知ってのとうりさ、私も一人暮らしだからさみしかったんだよ~」

「助かります!弥生先輩!」

「さみしくさせないように頑張ります!弥生さんっていうんですね、よろしくです!」

 しばらくして先輩は多摩を連れて帰っていった。

 明日様子でも見に行ってみよう明日の予定は決まりだ。

「さぁ~て、家事しないとな」


 次の日は暑くて目が覚めた。そうだった今日はあいつの様子を見に行くんだった、だるくて動きたくないけど先輩に申し訳ないしな。むくっと起き上がってロールパンを二つ詰め込み先輩の家まで自転車で向かった。

 何度かお邪魔したことがあるが、先輩はマンションの角部屋を借りているが、家賃は自分で払っているというから驚きだ。俺なんて一番安いアパートでも精いっぱいなのに。自分で何かを作って売っているらしいが......何だろうか。

「先輩、様子見に来ました。どうです?無事ですか?」

「その声はこうたんだね、今開けるからちょっと待ってねー」

 出てきた先輩はだいぶ疲れ切った顔をしていた。髪はボサボサで美人な顔にはクマが目立つ。

 先輩の部屋は明るくまとまった部屋だった記憶とは全然違う酷い有様だった。

「うわっ!どうしたんですか?もっときれいだったじゃないですか」

「まあそーなんだよねぇ。ちょうどこうたんに電話しようと思っていたんだよねー」

「ん?何ですか?」

「ななたんを持って帰ってくれるかい?」

「これ全部もしかして......」

「そう、ななたんのせいなんだよ。夜は歌って寝ているときには寝返りがすごいし、寝てるのにあるきだすもんで疲れちゃった」

「あいつは今どこですか?」

「奥で寝てるよ。さみしいからって見ず知らずの人を連れ込むんじゃなかったよ......。こうたんはいい子だったからこんな風にはならなかったもんね」

「やなこと思い出させないでくださいよ、困ったやつなのは分かりましたんで家に置きますよ。押し付けてごめんなさい」

「いやぁ~助かるよ、私はもう少し寝るとするよ。ちょっと待ってね問題児召喚するから」

『起きてくれよ~』という声が聞こえてくる。ここまで問題児だとは予想外だった。

「俺の家に泊めるから、いいな」

「んー......あぁりがとうございましゅ」

 ささっと先輩宅から出た、外は暑いな、やっぱり暑いもんだ。家でもイライラしなきゃいいけど。


またまた。

どうでしたでしょう。

今後の展開に苦しんでます。

投稿は大体1000文字で行こうと思います。

次回もよろしくお願いします。

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