どうしてくれるんだこいつぁ!!
どうも。
完全にこっちに移りそうです。
結構自分的には面白くできそうです。
今回もよろしくお願いします。
フッと少女が立ち上がり、息を吸った
「助けてください!かくまってください!」
「えっ、いや、なんで?ってかだれ!?」
「理由なら助けてくれたら話しますから!!」
「助けてくれないんですか!?けち、へっぴり腰、意気地なし、どっドジ、えっとー、んーっとばっばか」
「初対面の人間によくそこまで言えるよな、そこまで言われちゃあしょうがない。男が廃れるってもんだ。いいぞついてこい、うるさいから静かにな」
「やったーーー!!」
後ろに謎の少女を連れて数十分歩いてようやく家に着いた。
おれはくだらない理由でだが、一人暮らしをしている。人を上げることは度々あるが結構怖いぞ。
「ふつーのアパートですねー。狭そうです」
「人の家に文句つけるな、いいから上がれ、スリッパはないぞ」
「良いですよ、私元々履いてませんから」
リビングに入り、椅子に座らせる。
「ようやく落ち着くことができたな」
「はい、ようやくですね」
この謎の少女は家に着くまでだけでも、歌って、転んで、ついてくるだけのはずが迷子になっているのだから目が離せない。
「君のせいだってこと分かってる?」
「はい!好きな歌の題名だってことはわかります!」
「はぁー、まぁ良いや。話してもらおうか、その他諸々までを」
「あぁ、そうでしたね」
「まず、名前は何だ?」
「多摩、多摩七海です。以後お見知りおきを」
「これまたダンボールが似合う名前だな。俺は、北上光太だ。よろしく」
「えーっとじゃあ、こうたんですね」
「やめろ、先輩がそう呼んでくるからいやだな。」
「光太でいいですね」
「何とでも呼んでくれ、続きだ、続き。いつから居たんだ?」
「座ってから一分ぐらい後に光太が来ました」
「一分!!俺は相当運が悪かったんだな」
「すぐ助けてもらえました。意外です」
「なぜあそこにいたんだ?」
「家族とケンカして家出しました」
「家はどこなんだ?」
「すぐ近くです。歩いて数分ぐらいかな?」
時計を確認してみる。すでに会ってから一時間がたっていた。いつ帰ってくれるのだろうか?
「いつになったら帰るんだ?太陽はそろそろ沈むぞ」
「私がいつ帰るなど言いました?行く当てもないこのいたいけな少女を見捨てるんですか!のたれ死んでもいいと思っているということですか!!」
「まて、こっちも止めるとは言っていない。しょうがない、先輩を頼るほか無いか......」
またまたどうも。
短く上げるつもりが前回よりだいぶ長くなってしまいました。
次回は短いと思います。
必死に考えているので、次回もまたよろしくお願いいたします。。