【漫才】 「政治家になりたい(県議会議員編)」
政治ネタはアメリカではあまり受けない(以下省略)
二人 「どうもー、よろしくお願いします」
ボケ 「県議会議員に!俺はなるっ!」
ツッコミ「はい此処に頭おかしい人がいますよー」
ボケ 「俺はいたって正常だ!」
ツッコミ「でしたらいきなり叫ぶのはどうかと思うんですけどね~」
ボケ 「この熱い気持ちを抑えることが出来なかった…」
ツッコミ「はいはい、そういう事にしときましょうかね。」
ボケ 「冷たいなあ、まあ聞いて下さいよ。」
ツッコミ「聴きましょう?」
ボケ 「前回は市議会議員を目指そうとしたじゃないですか?」
ツッコミ「あ、解んない人は前作の(地方議員編)を見て下さいね? で、それが何か?」
ボケ 「まあ色々あって結局は止めたんですけど」
ツッコミ「あなたがミリオタを辞められなかったからですよね?」
ボケ 「まあまあ、で、ですね、じゃあ県議会議員を目指してみようかと」
ツッコミ「はいストーップ! えーとよく解んないんですが何故に県議会議員なんですか?」
ボケ 「前にも言ったと思うんですけど、被選挙権があるので国会議員の立候補は出来ると」
ツッコミ「まあ衆議院議員の方だけですけどね?」
ボケ 「でも、いきなり実績も無しに立候補するのは無謀だという事で、市議会議員を目指したんですが」
ツッコミ「でも止めたんですよね? 」
ボケ 「まあ、個人の趣味と思想信条のギャップを埋められなかったわけですが、もう一つ大事なことを忘れてまして」
ツッコミ「ほう、何をですか?」
ボケ 「市議会議員だと地元のコミュニティと密接になり過ぎて、上に行きづらい、しかもライバルが既に多数いるという。」
ツッコミ「まあ地元で頑張っていらっしゃる町内会の方とか、ボランティアの人達とかいますからねえ。」
ボケ 「なので、返って不利になる市議会議員よりも、何処の出身かよく解らなくても『なんとなく雰囲気で』投票されやすい県議会議員を目指そうかと。」
ツッコミ「うわ! ありがちな県議会議員選挙のあるあるをぶっちゃけたよ!」
ボケ 「というわけで、マニュなんちゃら作ってきたから、ツッコミ君に問題ないか検証してほしいと思ったわけで。」
ツッコミ「マニュフェストな!? 短い単語なんだから覚えような?」
ボケ 「そうそれ」
ツッコミ「だから丸投げすんな!」
ボケ 「わかったわかった、じゃあ取り敢えずこれを見てくれないかな?」
ツッコミ「えーと何々? 先ずは所々細くなっていて通行に不便な県道を整備し県の大動脈として道路周辺の再開発も進めていきます? へー、お前にしては割とマトモだな。」
ボケ 「一言多いがまあいい、それが一つ目のマニュフェストな?」
ツッコミ「良いんじゃないか? これは、で? コレが二つめか…何々? 財源確保のための増税は行わず、県債で実行のための予算の大部分を賄います? うーん、これ大丈夫か? 県債ってアレだろ、県民から借金をするって事だろ? 納得してくれるかなあ。」
ボケ 「まあ、最初の公約のメリットを強調して説得するしかないんじゃない?」
ツッコミ「それで納得すればいいけどな? まあいいや、じゃあこれが最後のマニュフェストか?」
ボケ 「まあ、あくまで選挙用だからな、多いに越したことはないだろ?」
ツッコミ「いくつか実行できればよしってか? まあ最近の議員はそうだよねえ、っと何々? 予算が大幅に余った場合はプレミアム商品券として県民に還元いたします? はあなるほど、こうやってばら撒く訳か、 アホっぽい顔の割に結構えげつないな、お前。」
ボケ 「アホっぽい顔は余計だ、まあ大体はそんな感じで選挙戦はやっていくつもりだよ。」
ツッコミ「へー、ん? まだ裏に何か書いて有るぞ? 」
ボケ 「あ、それは保険だ。」
ツッコミ「何の保険だよ? ……えーと何々、因みにこの配布物を自由にコピーしてよいので、自分以外の後3人に配布してください、三日以内に行えばあなたに必ず幸福が…って、チェーンメールかよ!」
ボケ 「これで勝利間違いなし!」
ツッコミ「脅迫行為で即アウトだわあほ!」
ボケ 「ナイスアイデアだと思ったのに。」
ツッコミ「バッドだ!バッド! 途中までは問題なかったのに何で最後にやらかすんだ!?」
ボケ 「だってこれ漫才ですから。」
ツッコミ「そこで全部ひっくり返すな! いい加減にしろ!」
二人 「どうもありがとうございました。」
あんなのが知事になれる位だから割と本気出せばなれるんじゃね?