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第三章『東の国は、遠し·····』

前回のあらすじ

フドゥにて、契約成立を達成した道影達。あとから来たフドゥの部下に渡された紙には、契約した物件が多種族国家 来亜国にあると示されていた。震えた顔で、セレナは、ものすごく遠いよと伝えたが·····。

嘘だろう、徒歩で歩いていくのか……


『買ってしまったのはしょうがない。向かうしかないわ』


といつの間にか顔色が戻っていたセレナがそう言う。さあ、行こうと言わんばかりに笑顔のセレナだが その後


『お腹すいたからご飯食べに行こ』


確かにぐぅぅぅぅと音がしていた。たぶんセレナが多少は払ってくれるはず。


『お会計 15100円でございます』


料亭の店員さんがご満腹の笑顔でそういう。セレナはと言えばあちゃ~と言わんばかりに顔をしかめていいた。


『お会計はお金ですか?パスポートですか?』


現代日本における会計方法みたいに言うなよ……。セレナの財布には1円玉が一枚のみ入っていた。それに対する……一円玉!?なんで日本と同じ硬貨なんだよ。


『パスポートでのお支払いは、Exスキルの高さです』


店員さんがそういった。すぐにパスポートを出したのはセレナだった。


〝 職業 冒険者

名前 セレナ・ファム

能力値 1

MP 1000

攻撃属性 心酔(強+100)

守り属性 シールド(中)


能力値 1っておかしいだろ。それに引き換えなんなんだよ、その攻撃属性 使えるのか、そもそも……。


『お客様申し訳ございません。まさかエキストラスキルまで持ってないとは、そちらの男性もエキストラスキルを持っていないのかな?』


店員さん、期待の目じゃなくて絶望の目をしないでくれ…それで俺がパスポートを出す。


『エキストラスキル カリスマ性(強)ですか、おおよそ100円ですねあとはお金でお支払いで大丈夫でしょうか?』


……もう終わりですね、逃げるべきか、そういえばあの石だっけなぁ、価値あるかもしれないが出すだけだそう


『こ、これは神子石で100万円の価値がある代物です。これで会計よ、よろ、よろしいでしょうか?』


俺はあぁ言っておいた。お釣りはいらないとも言っておいた。店員さんは喜んで店の裏側に行ってしまった。セレナは、といえば


『今度返すね』


と短く言って先に歩いて行ってしまった。そして神獣族の村に入ってきた時と同じ門を通り寂れた街に戻ってきた空は、闇が来ておりあと少しで完璧な夜になる瞬間だった。


『今日はどっかに泊まろう、お金を買えるところ知っているから』


セレナはまたそう言って離れていってしまった。まず変金所というところで、神子石を出して現金に変えてもらった。神子石が十個一応合った訳では、なく かなり小さいものもあり、今回は小さいものだけ出して現金に変えてもらう。それが変金所らしい。結果千万のお金を手に入れた。一瞬にして、無一文から大金持ちに転職した瞬間だった。セレナおすすめの宿に泊まって一夜を明かすことになった。

ーーー次の日

俺らは、馬車らしきモノを呼んだ。馬車は、高価であり 庶民で馬車を使う人は、いないと宿のオーナーは、言っていた。宿から馬車を呼び 馬車エリアと呼ばれる場所に二人で向かった。


『オーナーのばっちゃんには、庶民だと聞いていたが本当に庶民とは……』


男、女、どちらでも通じそうな中性的声が馬車から聞こえた。馬車には、セレナよりも幼い少女?が運転席にいた。セレナは、と言えば


『二十歳未満運転しちゃ行けないんじゃないの?』


と言っていた。だが馬車に乗る少女らしき人は、言い返す。


『いい趣味してるねぇ 俺もすっかり二十歳未満で見られるんかこりゃ困った』


そう言いながらゲラゲラ笑っていた。笑い方とか見た目が少女そのものだったが馬車の運転手の一人称は、俺。つまり男の子ぽい性格なのかなと俺は、思っていたが次の運転手の言葉に思っていたが次の運転手の言葉にあっと驚かされた。


『俺は、霧雨鏡香(きりさめ きょうか)二十八歳の独身男性だよ あと種族は、心琉(ころる)


……はっ? 横のセレナもはへっ?と完全に驚いていた。そのこの運転手俺よりもセレナよりも年上だった。そう言ったあともゲラゲラ笑っている運転手 鏡香だった。馬車の動物は、待たされてイライラしたような表情をしていた。


『意外だよなぁ こんな顔の運転手だし 動物は、いかついもんな』


確かに顔は、少女さながら 体も華奢って言うのが合うくらい細身だった。


『俺の名前は、紹介したから次は、アゥルトの紹介だな 俺の旅の相棒 アゥルト。馬頭族なんだ。運転操作難しいんだけどアゥルトは、一番操作しやすいよ』


結構な笑顔で、無理難題を押し付けようとしてくる鏡香。心琉(ころる) って割と無理難題を押し付けてくるんじゃ……横のセレナは、コショコショ声で心琉の事を説明してくれた。説明を聞いてあぁなるほどとうっかり頷いてしまうほどだった。


『さぁさぁ馬車に乗っていこうか』


鏡香は、とても笑顔でそう呟いた。ここから始まるのだろうか……東に向かう旅が…そう言って馬車に乗り込んだのだが座席の前に見慣れたパスポートが落ちていた。俺のでも、セレナのでもなかった。パスポートを開くと


〝職業 使い手

名前 霧雨鏡香

能力値 700

MP 200

攻撃属性 七属性(中)、呪い(強)、把握(SS)

守り属性 紅魔の血(中)、目くらまし(強)

特別能力付与、動物と会話付与、暗闇目付与、

レベル無限

Lv99 〟


……ぱっと見て チートじゃね。何者だよこの人。こうして、旅が始まった。(その後鏡香にパスポートを返した)

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