表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/54

外見で判断しては……

 あれから頑張って取り敢えず服買いに行くことになったけどらリムアムちゃん張り切りすぎだよ……さっきからずっと着せ替え人形だし……


 「ちょっと、ライトちゃん。なにボッーとしてるんですか! まだ、回る店あんですからね!」


 張り切ってるな〜。そろそろ休憩したいな。


 「そろそろ休憩しませんか?」


 「うっ。そうですね。張り切り過ぎてたみたいです。お昼ご飯でも食べましょう」




 そして、俺はリムアムちゃんに言われるがまま高そうなお店に連れて行かれた。

 

 「なんか、高そうなお店ですけど大丈夫ですか? そんなにお金持ってきてないですけど?」


 「ふふふ。私に任せておけばいいのですよ! 私の全財産持ってきましたから」


 「ちょっと!? 何言ってるんですか?

もっとお金は、大事に……」


 「大丈夫ですって。そんなことより、いいことしましょう、ね? 約束しましたもんね。 ライトちゃんの体は、私のものです〜」


 あ、あれって本気だったんだ。適当に流してたのに……


 「そ、そんな約束してませんよ」


 「約束したか、約束してないかは、どうでもいいのです。大事なのは結果ですから」


 まあね。数学とかも結果は、大事だけどね。


 あ〜〜、空は綺麗だなぁ。美しい青空!


 あ、鳥も飛んでる。


 「ライトさん。何してるんてますか?」


 「えっと、空は綺麗だなぁ〜って」


 「もう、私こういう所初めてで緊張してるっいうのに、随分呑気ですね」


 「そうだったの。俺も初めて来たけど、リムアムちゃんも初めてだったんだ」


 「……口調も改善点あり、ですか」


 何かきこえたかな?気のせいだよな、うん。凄い考えてそうだけど違うよね。


 遂に、お店の前までやってきた。


 「お客様。ご予約は、お取りになってますか?」


 「い、いえ。取ってない、です」


 あっそうなんだ。それにしても、このウェイトレスさん紳士でカッコイイな。前世は、酷かったらしいし。なんか、ショック。


 「では 、空いている部屋にご案内いたしますね」





 そうして、個室に着いた。偉い人が、会議なんかをしてそうな部屋だ。


 「この部屋は、完全防音となっています。ご昼食のあと、存分にお楽しみいただけます」


 えっ、何が? あ、リムアムちゃんが悪い顔してる! ちょっと待って。え? もしかして、はめられた!? これから、一体どうなっちゃうんだろう……

 最近忙しいので、短めですけど許してください。この後は、いつものおまけです。



おまけ

 今回は、『あ〜〜、空は綺麗だなぁ。美しい青空! あ、鳥も飛んでる。』の部分からです。このわざとらしい鳥。何かありますよね。鳥……とり……鳩。そう、鳩。鳩の巣原理について紹介します。


鳩の巣原理とは

 これは、いたってシンプル。例えば、『4つの鳩の巣があるとします。そこに、5羽の鳥が住むとしたら、必ず1つの巣には2羽いる所が現れる』というものです。4つの巣に5羽の鳩。それだけです。


 ですが、色々なことに活用できます。例としては、フィボナッチ数列の一の位が、ループするなど話が繋がっていきます。


 鳩の巣原理について気になった方は、ぜひ調べてみてください。


 このラノベを通じて、数学に興味を持ってくれたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ