500年間の封印を
「服ですか……女物の服着たことないし、どんなのが似合うのかわからないですけど……」
「大丈夫! 私が、ついて行きましょう!」
大変! この人すごいやる気出してるし、なんか周りの人が睨みつけてくるし……どうしてこうなった。
「あと……お願いなんですけどその仮面を外して見てほしいです。実は……すごく昔の言い伝えで「あの仮面の少女は、すごく美しい顔立ちで、その素顔を見た人は恋に落ち恋愛出来なくなる。だから、世界平和のために仮面をつけたのだ。」て言うのがあります。なのでお願いします……」
なんてことだ。いつのまにかそんな言い伝えがあるなんて……それでは、歩く兵器ではないか。やっぱり仮面を付けていて正解だった。というよりよく500年前の話しが残っているもんだ。人間はすごいな〜。男って大変だな〜。
「……分かりました。明日、買い物の時外します。どんな服が似合うか見るのに必要ですし」
「じゃあ、明日の朝商店街入り口で待ってますね!」
朝から服買うのか。一体何時に終わるのだろうか。まぁ、明日500年ぶりに仮面をとって街中歩いたらどうなるか、楽しみで仕方ない。
短編小説書いてて更新遅れました。この下は、いつものおまけです。
おまけ
えっと、数学に関係する言葉が出るとこまで行けなかったのでこじつけで行きます。
今回は、服を買いに行く約束をするまでの話です。服……模様……カーペット……。そう、シェルピンスキーのカーペットとシェルピンスキーのギャスケットについて紹介します。
シェルピンスキーのカーペットとは
ヴァツワル・シェルピンスキさんが、1919年に発表しました。これは、カントール集合を平面で表したものです。カントール集合は、結構難しいので簡単に言うと「1つの直線を三等分してその真ん中を取り除いて、これを無限回繰り返す」と言うものです。
シェルピンスキーのギャスケットとは
これも、シェルピンスキーのカーペットとよく似ています。多くの人が知っているであろう、パスカルの三角形に2の倍数以外を塗った形でもあります。
ちょっと説明が下手でしたが、形が気になった人や興味を持った人はぜひ調べてみてください。
2019年4月3日
訂正前 ピタゴラスの三角形
訂正後 パスカルの三角形
ひどい間違いですね……すみませんでした。