置いてけぼり
「俺だったら、戦う。あの腐った集団、研究者どもを殺すために」
だから話がわからないのだが……未来からきた私。一体何を知っているんだろうか。
「それで、私はどうしたら良いのですか? 話が全く分からないのですが……」
この二人はいったい何をどうしたいのか。私にはまったくわからない。それに深く考えなかったけど、未来からきた私ってなんだよ。口調もカミール先生みたいだし……
「俺が思うに俺は全然危機的状況になったことがない。だから、前みたいなことが起きたんだと思う」
知らない未来のことを話さないでほしい。というか、カミール先生に未来のことを話してもわかるのだろうか。
「確かにそうかもしれない。完璧な方法だと思っていてが、まだまだ私も未熟だったということか……それなら、ライトには自らあの集団を倒してきてもらうか」
カミール先生何言ってるんですか。あのライトちゃんを崇める会をライトが壊すってどうかしてますよ……いや、普通に嫌がる人はいそうだから一般的な発想なのかもしれない……
「俺のその案がいいと思う。是非ともライトには、苦労をしてもらいたいな」
未来から来た私!? なんてこと言ってんだ!?
「よし、じゃあそうしよう」
「そうね……」
いつの間にか物事が決まってることってあるよね……きっとどうにかなる……と思う。
短いですが切りがよかったのでここまでで一回区切ります。パソコンを買ったので使ってみたくて書いたんですが、なかなか書きやすいですね。スマホで書く必要がないのは、楽でうれしいです。