真実とは
2ヶ月ぐらい更新できませんでした。本当にすみません。
あれから数週間が経った。私は、普通な学園生活を楽しんでいる……はずである。友達がいないのと、あのアイなんとかに毎日絡まれることを除けば。
今は、いつものカミール先生の講習が終わって、帰る途中だ。
帰り道、大分視線にも慣れてきた。時々、夫と思われる人がいたりとか崇め始める人がいたりとか……それも日常になっていた。
やっと家に着いた。今日はあの人くるかな? あ、あの人は毎日美味しいパンを持ってくるライトちゃんを崇める会のメンバーだ。来る人は、ループしてくるらしい。大体、三人くらいだろうか?
コンコン
ドアが鳴る。いつものパンが届いたのだろう。いや〜仮面を取っただけで毎日こんな美味しいパンを貰えるなんて異世界最高だ!
「今行きますー」
速くパンを受け取ろう。
そう思ったその時。
「ダメだ、行くな!」
聞き覚えのある、よく透き通った綺麗な声が聞こえた。もちろんその声の持ち主はカミール先生であろう。でも、一体なぜ家にいるんだろうか?
「あれ、カミール先生どうしたんですか? というか、なんで家にいるんですか?!」
「それはな、ライト、お前がそのドアを開けないようにするためだ」
「? どういうことですか? あの信者たちは私のためにいつも美味しいパンをくれるんですよ!?」
「……はっきり言っておくがそのパンには中毒性のある薬が入っている。お前の不老不死のお陰で死にはしないが、大変な状態だ。まさか、何週間も気づかないなんてな……」
「不老不死!? 何言ってるんですか?」
私のトップシークレットが知られているなんて。あり得ない。
「はぁ、心が読めるって最初にあったときに話したじゃないか」
わ、す、れ、て、た……それじゃ全部筒抜けだったの? そんな……
「まぁ、良い。話を戻すぞ。お前は、いつも、朝その変な信者に話しかけられるだろう?」
「そうですけど……なにか?」
「本当にダメだな。危機感がお前にはないのか? そんな宗教存在しないっていう事実を教えないダメか?」
「は?」
およそ2ヶ月ぶりですね。本当に申し訳ないです。中間テスト、英検、期末テスト、駿台のテスト、進研模試、やることが山ほどありました……一応、勉強のためになろうの作品は、24個ぐらい読ませていただきました。これからぼちぼち更新するのでよろしくお願いします。