表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/54

種族

 「これからは、ペンダントの使い方をちゃんと教えるから勝手に外すなよ……」


 「はい! わっかりました!」


 カミール先生はおこってもあんまり変わらないっと……


 「おい! 何心の中で考えてるんだ……」


 あ、バレた。これだからこの先生は……カミール先生に話しそびれちゃったけど、一体ここはどこなんだろう……?


 「……もしかして、配ったプリントちゃんと見てないのか? もしプリントを見ていなかったとしても、そこら辺に案内が書いてあるはずだが……」


 なんと! そんなものが……重要なものはしっかりと言ってほしいものです!


 「はぁ。常識がない上に、話も聞かないとは……なんでリムアムに気に入られたんだか」


 よ、よく考えたらあれ、あれだね。そう、あれ。えーと、こういう時に来るところは……なんだっけ?


 「……ここは医務室だ。大抵訓練で怪我した生徒や、魔力切れになった生徒が運ばれる」


 そう、そう。そんな感じです。そうです。知ってました、知ってましたから……


 「……もういい。元気そうなら、はやく個別授業をやるぞ」


 「あれ? 普通の授業は……」


 この前は、授業(体験授業)の後に行ってたはずだが……


 「魔力の全開までに半日かかるなんて考えてもしなかった。何をどう生きてきたら、そうなるのやら、教えてほしいものだ!」


 知らないです。ただのんびり数字を数学してましたから……


 「カルノアも待ってるから、はやく行くぞ!」


 「は、はい!」




 ここが、教室なのか。だとしたら、だいたいあそこら辺に医務室があるのか……


 「常識がまるでない奴のことは置いておいて早速授業をするぞ」


 「はい!」「はいー」


 「今日は種族についてだ」


 「!!」


 「何ですかそれは?」


 あれ、カルノアちゃんどうしたんだろうか……


 「どうしたの? カルノアちゃん」


 「い、いえ! 何でもないですから……」


 大丈夫じゃない時に使いそうな言葉だ。でもまぁ、気にしない方が彼女のためだろう。


 「まず、私達が人間族だ。人間族以外にも、獣人族・龍人・吸血鬼・魔人なんかがいる。それぞれ種族には、何かしらの能力があると言われている」


 私の場合は、思考速度上昇・不老不死・魔力量増強だ。そういえば、魔力量増強はあらゆる生物が持っているってカミール先生が言っていたな。てことは、人間族の人はみんな思考速度上昇を持っていたのか! 計算でドヤ顔できると思っていたのに……


 「ライトの妄想は置いておいてだな。人間族と獣人族の能力は分かっていない。表向きには、だが……」


 「え、どう言うことですかそれは?」


 「え、そんな訳がない! どういうことですか……?」


 カルノアちゃんの反応が凄まじいのだが……


 「まぁ、まぁ。この話をするのはまだ早すぎるからまた今度な」


 一体何者なんだカミール先生……

 本当は、一日更新するはずだったんですけど、用事があって無理でした。すみません。この後は、休み気味なおまけです。


おまけ

ゲーデルの不完全性定理

 前回告知しておいた『ゲーデルの不完全性定理』です。


 これは、多くの人や考え方に衝撃を与えました。宗教なんかにも……


 私は、読んだ本ではあまり数学者が気にしていないと読みました。どうなんでしょうか? そういうものもあるな〜くらいの感覚なんですかね?


 本題に入りましょう。『ゲーデルの不完全性定理』は、数学的に数学を考察したものです。「命題すべては、論理的に証明できない」というものです。


 つまり、命題を片っ端から解いていくと解けない問題があるってことです。これを『悪魔的問題』とか聞いたりしますね。


 これは、数学は完璧ではない。全てができる万能なものではないってことを言っています。何だかこう聞くと悲しいですよね。


 未知の数学の問題を解く時には、重要ですね。例えば、一生かけて解いた問題が本当は、絶対に解けない。悲しすぎます。今まで解いてきたのは何だったのか……そんな気分させられますね。


 これは、数学に限らず他の学問? なんかにも影響を与えています。面白い話ですので、是非!



 参考文献:私の頭の中調べ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ