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魔法がある世界!?

「ここから3つ引きなさい。」


そう言われた俺は、神様の持っている箱のようなものを見た……抽選箱だ。え、抽選箱? とりあえず手を突っ込んでみる。


「んっと…………あれ?クジってたくさんあるもんだと思ったのだけど」


箱の中には、ボールのようなものが4つしかない。その上1つは、


「お、重い……」


持てなかった。なので、3つしか持てないので、それを引き上げる。


「渡しなさい。」


突然命令口調になった神様にボールを渡した。それは、虹色で神秘的な色だった。よく見ると、周りにカラフルなオーラも纏っている。


「時間がない。説明しながら準備をしよう。」


神様は突然ボールを俺の胸に押しながら話を続けた。


「君の能力一つ目は……」


「不老不死がいい!!」


自分の欲望をさらけ出してみる。どうせなら、のんびりと生きていきたいと思っていたからだ。


「はぁ……不老不死と言おうと思っていたのだ。」


すごい深いため息を疲れてしまった。時間が無いと聞いていたはずなのに……ごめんなさい、と心の中で思っておくだけにする。


「二つ目は、練習すればするほど強くなる魔力量。これは、練習すれば魔力が増えるというたんじゅんなものだ。」


「魔力!?」


何言ってるんだ、この普通神。


「……あぁ。前の世界は無かったのだな。転生後の世界は魔法が使えるとだけ言っておくぞ。」


魔法……か。面白s


「最後は、思考速度上昇だ。簡単に言うと、頭の回転が速くなるだけだ。早くしないといけなかったのに結構長話してしまったな。では、準備はいいか?」


「良くn」


「転生先でも頑張るように。」


目の前が、いつのまにか暗くなっていた。あの野郎。顔が普通なのに、話を聞くどころか考えることすら無理やり辞めさせやがった。でも、異世界……か。


「思考速度が上がっているはずだけど、声聞こえるか?」


声は出ないが、話は聞こえた。正直早くしてほしい。


「容姿について忘れていた。前はかなり酷かったからな。どんなのが良い?」


「いい感じでお願いします。」と、心の中で言った。


「そうか。」


なぜかあの、普通神が笑ってるように感じた。これは楽しいって感じではない……やな予感がする。

そう思っているうちに、足元に草原が広がっていた。

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