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怪しい集団

 帰り道、ギルドのリムアムちゃん所へ向かった。


 ギルドへの道で、他の視線をすごい感じた。憎むような目や、キラキラした目の人、様々な人がいた。


 なんでだろう……あ、もしかして、魔法って言っていたからかな。信者に殺されるのでは……早めにギルドに向かおう。




 やっとギルドに着いた。多分怪しい人は居なかったし平気だろう。


 あ、リムアムちゃんがいた。


 「おーい、リムアムちゃん」


 「あら、ライトちゃん。どうしたの?」


 「学校の帰り道寄ったんだ」


 「ライトちゃん大丈夫だった? 怪しい集団に絡まれなかった?」


 怪しい集団? そんなのなかったはず……


 「大丈夫……でしたけど?」


 「良かった。ギルドで仕事していると、いろんな噂が聞けるから。すごい心配したのよ」


 怪しい噂……? もしかして、魔法の事か!?


 「あ、あの〜。もしかして、魔法の事ですか?」


 周りに聞こえないように、小声で言った。


 「え、違う違う。というより、あれってわざとよね。ラマン教に戦線布告っていうか……まぁ、それも関係してるのだけど……」


 マズくないか。リムアムちゃんにも戦線布告って捉えられていたのか。もしかして、いつ暗殺されてもおかしくない?


 「怪しい噂って言うのは、『ライトちゃんを崇める会』よ」


 「……なんですかそれは」


 「そのまんまよ。ライトちゃんが、可愛すぎてみんな神様のように崇めているのよ」


 そんな集団が……こんな姿にしたあの普通髪め! そういえば、前にリムアムちゃんに「可愛すぎるからファンクラブができるかもね」って笑っていたな。きっと、あれはフラグだったんだ……


 「大丈夫なんでしょうか?」


 「……大丈夫よ。怪しい人がいたら、その指輪で止められるし……それに、ライトちゃんが魔法って言葉を使っているのを知っているらしくて、『魔術の時代は終わった。次は、ライト・ピタゴラス神の魔法の時代だ!』って言っているらしいわ」


 大丈夫ってなんて意味だっけ。その集団、私が魔法って間違って使ってるのを言いふらしているのでは……


 「本当に大丈夫なんですか?」


 「大丈夫よ。その集団に歯向かった人は、いつのまにか殺されているらしいから」


 ダメだった。いつか、国王にでも呼ばれるんじゃないだろうか。



 ライトは知らなかった。国王に呼ばれる理由は、こんな集団ではなくもっと大変な出来事であった事を……

 この後は、いつものおまけです。一体これは、何年生レベルなんですかね……もっと、簡単そうで面白いのを探さなくては……


おまけ

フラクタルの図形について

 細かいことを言うのは、辞めておこうと思います。もし気になった人は、調べてみてください。結構面白いと思います。


 前に紹介した、シェルピンスキーのギャスケットもその例です。他には、海の波、ブロッコリーのようなものも、その例です。


 どんな概念か、説明したかったんですけど、かなり長くなりそうです。


 簡単に言うと、複雑な図形を数学的に説明するために使うものですかね。(ざっくりしすぎですね。すみません)


 間違っているかもしれないんで、真に受けないでほしいです。是非、面白いので調べてみてください。


修正 4月30日 使う→歯向かう

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