宿題
あれ、何してたんだっけ? そうだ! カミール先生に宿題出されたんだった。明日までに暗記しなきゃ……
そうだ。家に帰る前に食材を買ってから帰ろう。今日は何にしようかな……
「毎度あり〜」
「どうも」
「そういえば見ない顔だね。どこから来たんだい、お嬢ちゃん? 良かったら……」
変態親父が。前までは結構こういうことあったけど最近は、少なくなっている気がするな……なんかあったのかな?
「お・こ・と・わ・りです」
これで買い物も終わったし、家に帰ってプリント確認しよっと……
「誰もいないけどただいま〜」
やっと家に着いた。勉強する前に晩御飯を食べよう。今日の晩御飯は、鶏肉だ。鶏肉を焼いて塩胡椒をしようかな……
「ご馳走さま〜。美味しかった」
鶏肉は、塩胡椒して焼いただけでも美味しいから大好きだ。明日のお弁当用に少しだけ残しておこう。
勉強しなきゃ。カミール先生に言われた宿題しないと……
えっと、『魔法で作った剣の基礎と特徴について』か。なにそれ。
『魔術での戦いは、ほぼ全ての場合剣で戦うことになる。何故なら、魔術を使うには時間のかかる詠唱をするか魔法陣を書く必要があるからだ。
剣は属性毎に特徴が違っている。
火属性は、掠っただけでも相手を焼き多くのダメージを与えられる。
水属性は、剣を魔力を込めて振ると、水弾が出せる。
風属性は、剣を盾に変えられる。攻守一体で、最もスタンダードな属性である。
土属性は、地面から盾を出しつつ戦える。盾は魔力を込めるだけで使えるが理由は不明。
光属性は、限られた人にしか使えない。モンスターに与えるダメージが多いらしいが検証はされていない。
以上のことは、明日テストするので覚えておいてね』
五個しかないのか。曜日に使われている雷と闇はどうなんだろう。明日、カミール先生に聞いてみよう。
更新遅くなってすみません。次は、早めに投稿します。
おまけ
今回は、晩御飯が鶏肉でしたね。鶏肉……鶏……アヒル……醜いアヒルの子……そう、醜いアヒルの子の定理です。
醜いアヒルの子の定理とは
任意のふたつの事物があるときに、類似点あるいは相違点を数え上げれば、必ず同じ数をあげることができるというものです。簡単に言うと、赤いペンと青いペンの共通点を数えると完全に一致するっていうことですね……分類は、一つの特徴で分けていることにすぎないってことですかね?
凄い醜いアヒルの子の定理はこれであっているか怪しいので気になった人は調べてみてください。