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めんどくさい奴っているよね

 はぁ。どうやら、お……私と全く合わない所のようだ。


 「次は、新入生代表による宣誓です。レオンハルト・デザルガーノさん、よろしくお願いします」


 よりにもよってあいつか。早く入学式終わらないかな〜


 「私たち、新入生200名は、このモンテカルロ王国にあるバーシェ学園で勉学に励み、多くの知識や技術を学ぶことを誓います」


 あ、まともだった。良かった。後は、何をするんだろう? 普通だったら、校歌斉唱とかだが……校歌なんかあるのか?


 「以上を持ちまして、1750年の第10回入学式を終わります」


 終わっちゃたよ。すごい簡単に済ませたな。ほぼほぼやったことが無い……1750年? 今ってそのくらいの年なんだ……何が基準で1750年なんだろう?


 「この後は、それぞれの教室で集まってからの解散となります。新入生のみなさんは、それぞれの担任についていってください」


 カミール先生のところに向かおう。……人がたくさんいるあそこかな?


 「おい、お前!」


 え、お…私? なんかしたっけ? すごく睨みつけてくるし……


 「はい……なんでしょう?」


 「なんでお前なんかが家名を名乗ってるんだよ! しかも聞いたことのない変な家名だし……」


 家名、かめい……あぁ、ピタゴラスを付けてたな。ただのノリだったんだが……これがカミール先生の言っていた知らない常識か。めんどくさそうなことになった。きっとこいつも、なんかの貴族とかなんだろう。


 「おい、なんだよ。ジロジロ見やがって」


 思考速度上昇使ってなかった。それにしても、髪がカラフルだな。こいつは、金髪だし。


 「おい! 聞いてんのか?!」


 聞いてないです。めんどくさいのでどっか行ってください。って言えたらどんなに楽なことか。


 「……」


 「まぁ、良いや。何も言わないなら、きっと大したことのない家なんだろう」


 その通りだ。歴史はまあまああるだろうが、ピタゴラス家は一人で構成されている。それって、ピタゴラス家っていうのか? どうでも良いか。


 「そうです。大したことのない家なんです。貴方様のような素晴らしい家名が羨ましです」


 媚び売るのは大事だ。もっと早くからしておけば良かったなぁ。


 「そ、そうか。ま、まぁ。頑張れよ」


 かなり引かれたけど、どうにかなったしこれで良いか。


 「では、これから教室に向かいます。皆さん、ついてきてください」


 カミール先生だ。なんて良いタイミングなんだ。

 カクヨムでも投稿し始めることにしました。カクヨムは、あとがきのシステムないしおまけはなろうだけにしようかな……



おまけ

 全く思いつきません。何やりましょうか。あ、モンテカルロ王国出るの初めてでしたね。では、モンテカルロ王国から。


モンテカルロ法について

 これは、簡単に言うと数学的問題を乱数を用いて解くって言うものです。この前に紹介したビュフォンの針もモンテカルロ法に含まれています。


 モンテカルロ法っていったら円周率というのが結構感じます……良かったら調べてみてください。

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