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枕の下に 希望の上に(7)

地変的ディストリビューション

身体は全て滑らか

体内は心毛だらけ

見える物も聞こえる物も

中には届かず

何者かわからない気持ち悪さは

何処にでも居る

電球の灯り分

照らせれば

それで全うしたと思う

その気持ち悪さも感じずに

認識される事は無い




必要な物の巨大さに

自虐的な無気力で

笑ってんじゃねぇよ

一番身勝手に進む物は時間だから

君の気持ちは

置き去りにされる

未来を変えれば

過去は変わる

ただの記憶と心の持ちようだが

物理学者だって

考えているのさ

真面目に学問として




萎びれた花

咲き散る存在に

他者など不在

黙祷の念は

世界に撒かれても

意味など無い

己が世界に

撒き散らしてこそ

新しい土を踏む

光圧の形は不必要で

今や無用の長物

照らした物に責任を取れ




継続してきた物の必要性に

時制的な識別で

見切りつけてんじゃねぇよ

一番身勝手に進む時間に操られ

君の選択肢は

先細り消え散り泣く

未来を変えれば

過去は変わる

ただの記憶と心の持ちようだが

物理学者だって

考えているのさ

真面目に学問として




純粋な一人になるべきなのは

人は一人では無いと

考え過ぎている人の方だ

周りの何かは

君が君だから

得られているのでは無い

君が人だから

得られているのだ

だから

君が君で得たい物を

改めて

考えて見て欲しい

それは君が死ぬまで

抜け落ちる事は無い




忘れても良い物だ

出来事は忘れても良い

記録は残っているのだから

君の見ている世界が

広くなって行く事

そうやって風化する事で

もう一度

出会えるのだ

純粋な一人として

会いたくはないか

それぞれの誰かと

自分で




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