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プロローグ

女性の話をしよう。

女性とは、男性と対比される人間の性別のことである。

・・・まぁこれぐらいは普通に分かるだろう・・・。

男性と女性の性格は全然違う。

では今からこの僕、鶴田真浪(つるたまなみ)が女性の特徴について具体的な例を二つあげよう。


その一

もし、女性が大のアニメオタクとする。

さらにギャルゲーやエロゲーまでやりこなせる。

それに対し世の男性たちは、「全然いいじゃないか!!」とか「そんな子が現実にいたらすぐに友達になってあげるよ!」とか「最高すぎる!」など賞賛の声が後を絶たない。

では逆に男性が大のアニメオタクで、ギャルゲーやエロゲーをやりこなせるとしよう。

すると世の女性たちは、「キモい」とか「マジ引きます」とか「ありえない、近づかないで欲しい」とか「生理的に無理」などの批判が炸裂する。

女性は「オタク嫌い」がとても多いのである。

その理由は、「犯罪を犯しそう」とか「度を越してるから」とか「不潔、匂いがキツそう・・・」とか「目障り」など、趣味を否定する内容が多いとのこと。

だが、オタクでも唯一、許せる理由がひとつだけあるのだ。

それは・・・・・・・・・・


※ただしイケメンに限る


・・・・・である。

※ただしイケメンに限るとは、この世の不条理を表したもののひとつ。

どんな否定的な条件であろうと顔さえよければそれですべてが解決する、という事実を表す言葉である。

例えば、お金持ち・成績優秀・スポーツ万能など、一般にモテ要素とされるものが豊かな人物がいるとしよう。

だが、もしその人物がとてつもなく不細工だったらどうだろうか?

あっという間に評価が反転する。

では逆に、オタク・貧乏・口下手など、これらは普通評価としてはマイナス要素にしか見えない。

だが、もしその人物がとてつもなくイケメンだったならどうだろうか?

あっという間に評価が反転する。

このような現象のことを「ただしイケメンに限る」と言うのだ。

アニメで例えるとジ○リで有名な「耳をすませば」でフツメン野球少年が主人公の女の子に告白するシーンがある。

だがその女の子は「あなたは友達としてしか見れない!」と言って振られてしまった。

でもそんなある日女の子は超イケメンのバイオリン少年と出会い、恋に落ち、女の子はその超イケメンのバイオリン少年と付き合うことになりその物語は終わりを迎えた。

僕はそのアニメを見て部屋の隅っこで一日中泣いてました。

所詮、世の中は「顔」であるということだ。

では、もう一つの例を挙げよう。


その二

男性Aと女性Bで例えよう。

男性Aは女性Bと付き合い、またA○Bや○ー娘など、大のアイドルファンなのである。

ちなみに女性Bは嵐や関ジ○ニなど、大のジャニーズファンなのだ。

ある日のこと、女性Bは男性Aの自宅でA○BのライヴDVDを鑑賞した。

男性Aは女性Bに「ともちん可愛いよね〜」や「あっちゃん最高だよねぇ〜」など特定のメンバーの名前をあげながら褒めてきた。

女性Bは「何よ!○○君(男性A)は私よりこの子達の事が好きなの?!」と怒りを露にして言った。

「え?何言ってんの??そんなわけないじゃん!!」と男性Aは否定する。

すると女性Bは衝撃的な言葉を男性Aに発した。


「じゃあ私の事が好きならA○Bのファン辞めてよ!!」


なんとA○Bのファンを辞めろと言われたのだった。

「えぇ?!な、何でだよ!!」

「だって私の事が一番大好きなんでしょ?だったら普通ファン辞めるでしょ?」

「・・・・・」

突然の一言に男性Aは唖然とする。

いきなり「ファンを辞めろ」と言われて流石に無理があるだろう。

今までA○Bが大好きだったのに、そんな簡単にファンを辞めることは出来ないと思う。

男性Aにとって、A○Bはとても素晴らしいアイドルだと思ってるに違いない。

ところが、男性Aは承諾したのか、「わかった、辞めてやるよ」と意を決して言った。

「そうそう、それでいいのよ」

「だったらなぁ・・・」

「?」

男性Aは女性Bにこう言い放った。


「お前もジャニーズのファン辞めろよ」


男性Aも女性Bにファンを辞める事を要求した。

「俺、A○Bファン辞めるからさ、お前もジャニーズのファン辞めろよ。これでおあいこだろ?」


「はぁ?!何言ってんの!!?」


「え?」

女性Bが突然キレて、男性Aは戸惑う。

「何で私がジャニーズのファン辞めなきゃいけないの?!こんだけジャニーズが大好きだってのにそれを辞めろですって?!ぜんっぜん意味がわかんないんですけど!!何で?!何でなのよ?!」

「な、何でって、普通そこはおあいことして、」

「あぁもぉマジ意味わかんない!!ふざけないでよ!!」

「い、いやいや、ふざけてるのはそっちじゃ、」

「もういいわ!!私達別れましょ!!」

「えぇ?!ちょ、ちょっと待てよ!何で別れなきゃ、」

「うるさい!!もう話しかけないで!!二度と私の目の前に現れないで!!そして死ね!!!」

バタンッ!!

女性Bは玄関のドアを強く閉め、外へと出てしまった。

男性Aは突然の別れに失望してしまった。

ここで話は終了。

男性Aは女性Bの為にA○Bのファンを辞めたのだ。

そして男性Aも女性Bに「ファンを辞めろ」と言ったのだ。

だが女性Bはキレだし、別れてしまったのだ。

なぜ女性Bだけはファンを辞めないのだろうか?

女性Bも男性Aの事が好きなはずなのにどうしてだろうか?

そこのとこが全くわからない。

このように女性は「不条理」なのである。

これだけ女性について色々と話した僕だが、実は・・・・・


女性恐怖症なのである。


女性が怖い。

女性という生き物が怖い。

怖い。

怖い。

とにかく怖いのだ。

その理由は四年前のある出来事がきっかけだったのだ。

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