誤字の指摘も程々に。
kappaさんから、
「ここおかしいよ」って教えてもらえるのも悪いことじゃないとは思うんですよね。
というコメントをいただいています。
それは全くその通りで、仮に誤字脱字の指摘でもそれはそれでありがたい物です。どれだけ読み返しても書いてる本人だけでは見落としの発生はゼロには出来ない物ですから。
でもねぇ?
例えば十件のコメントが付いたとして、十人が十人とも同じ箇所の誤字指摘だったら、された方としたら本当にそれをありがたいと感じているとあなたは思うのだろうか?
それなりに読者もポイントもついて、ランキング上位に常駐しているような作品で見かけるこの現象、少なくとも164kは好意的には見ていない。
なぜなら、誤字脱字の指摘ってのはわりと手軽に良い事をした気分になれてしまうものだから、その手軽さゆえに往々にして上から目線が感じられてしまうから。
作家さんによっては律儀に
「ありがとうございました。」
っていうお礼のコメントをつけておられる方もいて、どうもこのお礼コメントが欲しくてやっているのではないかと勘繰ってしまう。
だいたいさぁ、アカウントを放り出してエタってるんでも無い限り、一回コメントが付けば次にログインした時に分かる訳なんだよ?
どんな感想をもらったのかと期待して見に行ったら、一人残らず同じ箇所の誤字脱字の指摘だったって、あなたが作家の立場だったらどう思うよ?
誤字脱字の指摘をするなとは言わないけれど、せめて感想欄を何ページかめくって見て、既に同じ箇所の指摘をしている人がいないかどうか確認してからに出来ないものかねぇ?
作家さんのモチベーションが下がってしまったら続きは読めないかもしれないんだけど、
「それでも構わないから俺はやる」
というのなら、164kは止めないから好きなようににすれば?
ただし、ここの所毎回書いてるような気がしないでもないけれど、あなたが期待したような結果にならなくたってそれはあなた自身の責任だから。
本気で文章書いてるなら、ネガコメ程度で挫けてる場合じゃないというのは確かにその通りだけれどね。
それはどちらかと言えば書き続けている人間のセリフであって、それを批評家気取りの読み専が口にしていると164kは腹が立ってくる。
「鍛えてやっている」とか、
「指導している」とか、
アンタは何処の何様だ?
作家と読者を比べて、妙に読者優位な匂いがして気持ち悪いんだよね。
気に入るか気に入らないかだけの勝負であって、どちらか上とか下とかいう問題では無いはずなんだ。
確かに読者あっての作家なんだけれども、読み専が作品世界に口を挟もうと思うなら、せめてロジックの通った指摘ができるようになっておいてくださいね。