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花の葬送  作者: 朱音小夏


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episode2

「シスター・ノワール!おはようございます!」

「シスター・ノワール!一緒に遊びましょ!」

「神父様、おはようございます。今日も子供達共々よろしくお願い致します。」


子供達は教会に着くなり、ノワールへと駆け寄り囲い込む。

そんな様子をマザーと共にブランは温かく見守る。

子供達は皆礼儀正しくあるが、そのほとんどがノワールへと恋心を向けていた。


「シスター・ノワール、今日は孤児院の裏庭に咲いているお花をたくさんつんで来ました!もらってくれますか?」

「あぁ、もちろん。こんなに綺麗なお花を沢山ありがとう。」

「へへっ!皆で頑張ったんです!」

「食卓に飾らせてもらうな。」


ノワールと子供達はそれから教会の庭を駆け回ったりと楽しそうに遊び始めた。


「神父様。夜はまだ危険が続くのでしょうか...?」

「そうですね。紅い月の夜は魔物も活発になりますからね。」

「子供達には絶対外に出ないよう言い聞かせます。」

「お願い致します。」


夕方になり、辺りがが少し暗くなり始めた頃、子供達を見送ってから食事の仕度をする。今日の当番はブランだ。


「また魚か...」

「肉が食いたきゃ自分で仕度しな。」

「このヤロー...」


夕食を済ませた所で夜の仕事、魔物狩りへと行く準備をする。

月がのぼり月明かりが差す頃、ノワールは吸血鬼の姿へと戻る。


「さァ、今夜も魔物狩りといきますか。」

「足引っ張んじゃねーぞ?」

「誰に言ってんだ、誰に。」


ノワールは羽根を広げ空から魔物を追う。

魔物の姿を確認するなり、彼は両手に剣を持ち空から地上の魔物へと切りつける。

そしてブランは襲いかかってくる魔物を銃で仕留めていく。


どのくらいの時間が経ったのか、紅く染まっていた月は元の美しい月に戻っていた。この日は魔物の数が多く、ブランはどっと疲れを感じた。

ノワールの方を見やると暴れすぎたせいか、自制を失いかけている様子でいた。


「ノワール。さァ食事の時間だ。」


そう言うとブランはノワールへ首筋を晒し差し出した。

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