少女
そのとたん意識がどこかに吸い込まれた
「ここは?」
また別の場所に来てしまった。ここは真っ暗な部屋のようだ、何も見えない。
けれどすぐに明かりがついた。
そこには一人の少女がいた。
「マスター 始めまして 私はマイ」その少女はそう言った。
俺はなんて言うか迷ったが普通に自己紹介することにした
「俺は、、」
俺は?俺はなんなんだ?うーんこれまでどんな名前で過ごしているのかは思い出せない。
とりあえず彼女を待たせているので正直に話すことにした
「すまない、俺は自分の名前がわからないんだ。ところでここはどこなんだ?」
「ここはマスターの意識の中です 説明が難しいけれど別の次元の部屋だと思っていれば大丈夫です」
別の次元?なんだか急にすっとんきょうなことになったな まあ記憶がなかったりなぞに変なとこに飛ばされていた時点で相当やばかったんだろうけどw
「君が、、俺をここに呼び出したの?」
「はい。私はこれからマスターの生活のサポートをしていきます」
「サポート?」
「私は体がなく意識だけの存在です。これからマスターが疑問に思ったこと、分からないことがあった際に脳内に話しかけて助けることができます。私はこの世界の知識がたくさんあるので!」
(まぁこの世界の知識以外私は何も持っていないんだけど)
なにか意味不明なことをたくさん告げられた気がする。けれど整理してみると告げられたことはたいして多くはなかった。内容が意味不明ぎるだけだ
「たくさん聞きたいことはあるが一つずついこう。まずお前はここにいる!体があるじゃないか!」
「それはここがマスターの意識の中だからです。この体は想像でできているので意識の中でしか使うことができません」
「ふむ、なるほどなるほど、、ってわからあああん!もっと簡単に説明してくれ!」
「そうですね、、まあこの部屋以外ではこの体を使うことができないということです」
「なんとなくわかったようなわからないような、というか正解がない気がする。なにせうすうす感づいていたがここは多分異世界だ!!意味不明なことが起こりすぎている。
まあ次だ次!どうしてお前は俺の意識の中にいるんだ!?」
「それはマスターがこの世界において言い方が悪いですが異物だからです。マスターはもとにいた世界から転生してこちらの世界にやってきたのでこの世界の住民ではないのです。」
衝撃的なことを言われた。俺はどうやら元の世界で死んで転生してこちらの世界に来たらしい。
「どうしてお前はそんなことを知っているんだ?」
「それは、この世界を作った神のような存在の方に教えられたからです。そのお方はとても寛大な心の持ち主でマスターがあまりにもかわいそうだったので転生させてあげた、と言っていました。詳しくは知りません。あのお方ともここにきてから連絡がつかなくなりました。おそらくあのお方が私とのつながりを切ったからでしょう。おそらくですがこれからも連絡は取れないと思います。私はこれからあなたに仕えるので」
「うーーーん、つまりその神に教えられたってことか
そして神から異物である俺を監視しとけって言われたのか」
「すこし違いますね。あのお方はマスターをサポートしてくるように言いました。そしてあのお方は私とのつながりをきりました。あのお方と大して仲が良かったわけでもないので出張という名の首ですね。」
「全くわからないけど君は俺をサポートしてくれるってことだな!」
「そうです!」
よくわからないけどここは異世界で元の常識が通用しないから考えても無駄だなあ~
俺はのんきに考えるのをあきらめた
「それと!私のことをお前とか君とか呼ばないでください!!」
「分かったよ まい」
「はい!!これからお願いします!!!」
マイはかわいい笑顔でそう言った




