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無の魔力の転生者  作者: 泣神
一章 幼少期編
8/25

暗黒、黒血竜

 10歳になった。


 魔力の使い方はだいぶ慣れた。

 無の魔力を普通の有属性魔法に当てると、使った魔力量によっては消えるということを知った。

 つまり、魔力壁を作るより、相手の魔法を無の魔力で包み込んで消す方が魔力をあまり使わずに済むということだ。


 そして、重力魔法についてだが、完全に重力を操作することは難しく、まだ落下速度を落とす程度だ。

 魔法使いが空中浮遊しながら撃ち合いするのはまだ遠い未来の様だ。


 魔力量もかなり増えてきた。

 毎日倒れる寸前まで魔力を放出させたら何故か長い時間ずっと出せる様になった。

 逆に放出する魔力を限り無くゼロにする事もできる様になった。

 属性に変換する事ができないかわりにかなり自由にできる。


---


 今は人間界でヴァールと竜狩りに来てる。

 人間界には竜が沢山溜まる竜平野(ドラゴンプレイン)と呼ばれる場所がある。

 そこに竜が沢山集まると、近くの国や町を襲うので、定期的に狩に行くらしい。

 ちなみにドラゴンは種類によって変わるがB〜S級以上の魔物である。


「あれが暗黒竜(シャドウドラゴン)だ。今年はあれが2体いて、縄張り争いが続いているから、早く処理しないと町に被害が出るんだ」


 暗黒竜(シャドウドラゴン)は、簡単に言えば竜の長だ。

 厨二病みたいな名前だな。


「俺はどうすれば良いんですか?」


「お前は気配を消して俺の合図を待ってろ、俺が合図したら、お前の一番強い魔法で奴の眼を攻撃しろ。あと、出来れば炎も消してくれるとありがたい」


「了解です。あ、ほかの竜が出てきたらどうするんですか」


「そんときは弱いやつから処理する。赤竜(レッドドラゴン)とかの下位竜ならお前1人でも倒せる。竜の弱点は魔力器官と喉だ、それだけは覚えておけ」


「では、先に行ってくるから奴の裏へ回っておけ」


 ヴァールは奴の前は出ると、奴を切りつけた。

 奴は、飛び回りながら炎を吐いたり、突進したりしている。


 炎を消しながら気配を消すのはかなり難しい。

 集中しないと魔力が乱れてバレてしまう。


 ヴァールは高くジャンプして、翼を傷つけている。

 が、炎の弾が飛んできて当たってしまう。

 赤竜(レッドドラゴン)だ、しかも3体。

 俺1人でやれるか?

 無理かもしれない。


「ツクネ、そいつらの相手をしてくれ、足止めだけで良い」


 実践経験は少ないから、やばい。

 魔力を一気に放出し、大量の魔力弾を作る。

 奴らの炎を防ぎ、魔力弾を撃つ。

 効いたか?

 怯んだだけで、あんまり効いてなさそう。

 硬いな。


 一体ずつ相手にする事にする。

 右の竜の顔に、沢山魔力を込めた弾を撃って、視界を防ぎながら腹の下に潜り込む。

 腹に、赤く光っている部分がある。

 これが弱点らしい。


「切り裂き」


 あら、血が沢山。

 竜は死んだ。


 あと2体。

 振り返ると竜が突っ込んできた。

 全力ダッシュで避ける。

 危ねぇ、下敷きになる所だった。

 戦いは死と隣り合わせだ油断せずに行こう。


 竜の弱点が喉にあるのは、そこに魔力を火に変える器官があるからだ。

 つまり魔力を流し込めば反応する。かもしれない。

 さて、どうやって流し込むかだが、簡単だ炎を吐く時に流せば良い。


 竜が2体とも口を開けた。

 チャンスだ。

 炎を消し、魔力を押し流す。


 バンッ!!!


 と、音が鳴ったかと思うと、竜が倒れた。

 よし、倒せた。

 ヴァールはどうなっているか。



 ヴァールは、既に暗黒竜(シャドウドラゴン)を倒していたが、ボロボロだった。

 ヴァールの近くには、黒血竜(ブラッドドラゴン)が居た。

 こいつはS級の魔物で、暗黒竜(シャドウドラゴン)よりも強い。

 いくらヴァールでも2体同時はきつかっただろう。


「大丈夫か?」


「これが大丈夫に見えるかってんだよ。まさかこいつが居たとはな、あんまりここには来ない筈なんだが」


 黒血竜(ブラッドドラゴン)は、竜の中でもかなり強い方だ。

 飛ばなくて、小さめだが、毒を使ったり、酸を吐いたりする事もできる。


「あいつの毒とか酸は、魔力ではない、だからお前は攻撃だけしとけ」


 防ぎようがないのか。


 ヴァールは奴に向かってジャンプ切りをし、奴は、爪や尻尾で戦っている。

 俺は、隙を見て奴の頭に切り裂きをする。


 何回か攻撃すると、奴は怯み、脚を崩した。

 ヴァールが構える。


  サッ、、、


 と、音がして、奴の首が切れる。

 終わった。

 疲れた、久しぶりの戦闘だった。

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