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無の魔力の転生者  作者: 泣神
一章 幼少期編
6/25

魔街

 魔界に来てから、約一年が過ぎた。

 今まで俺は、自由に生活していた、、、

 城の中で。

 城の外に出た事が無いのだ。

 ここにくる時も、直接城に来たから、外を見た事が無いのだ。

 あと、ここの飯正直にいうと、美味しいが、見た目がやばい。

 最初見た時は吐き気がした。

 オークみたいな、なんかのの丸焼きが出たり、なんかの尻尾があったり色々あったが、全部俺の好みの味だった為、慣れた。

 今度クレビスに会う時、外に出て良いか聞いてみるか。

 多分今日はいるだろう。


---


 廊下を歩いていると、ヴァールが居た。

 暇そうだったので、


「クレビスさんって今いますかね?ちょっと話があるんですけど」


 と聞くと、


「あぁ、居るぞ。()()()()()()にな。」


 いつもの場所とは、中庭の大樹の一1番上の所の事だ。

 暇な時はいつもそこで寝てる。

 そういや、クレビスの子供っぽい見た目はいつも通りで、転生者を送り込む時とか、他の神と会う時だけ、大人になるらしい。


 居た居た。

 ぐっすり寝ている。


「クレビスさーん、起きてくださーい」


「あとちょっとだけぇ...寝かせてぇ...」


 中身まで子供かよ。

 こういう時は適当な魔法を撃つと起きるらしい。

 魔力弾でも撃つか。


「敵か!?」


「俺ですよクレビスさん」


 やっぱり凄ぇわ。

 魔力弾を撃った瞬間、起きて避けた。


「なんじゃ、ツクネか。妾になんの用じゃ」


「外に出たいです。この城から出たいです」


「うーむ、外は危険じゃからのう、この前は部下が暗殺されかけておった。あ、そうじゃ、ヴァールと一緒なら良いぞ。あいつも今は暇じゃろ」


 暗殺!?

 そんな事があんのか。

 1人で勝手に出なくて良かったぁ。

 よし、早速行く準備するぞ。

 って、金とか何も持ってなかったわ。

 一応、服は貰ってたからそれで行くか。


 ヴァールを連れて行って、城の門を開ける。

 ヴァールによると、城の外の街は魔街と言って、前世の東京と同じぐらい賑わっているらしい。

 楽しみである。


---


 扉を開けると、そこには何も無かった。

 いや、広大な青紫の空が広がっていた。

 いつも通りの空が。

 てか、この城浮いてない?


「あぁ、言ってなかったな、この城は浮いていて、この橋を渡らないと行き来できないんだ」


 橋の先を見てみると、街があった。

 東京みたいな景色では無いが、それほどの賑わいを見せている。


「ちょっと怖いんですけど、大丈夫ですかね」


「大丈夫だ、ここには結界があって、それで風を防いでいる」


 なら安心だ。

 俺達は橋を歩く。

 しかし大体1kmぐらいの長さの橋を渡るのは、精神的にきつい。


 大体15分ぐらいだったか、ずっと脚をガタガタさせながら歩いていた。

 ヴァールにも心配され、それほど怖がたっていたのだろう。


 しかし、もう街に着いたのだ。

 存分に楽しむぞ!!

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