初の戦闘
スライムは、前世ではどういう存在だったか。
ある作品では雑魚モンスターとして描かれていたり、
ある作品では、最強モンスターとして描かれていたりしたが、今回はどうだ。
戦いでは相手を観察する事が大切だと本に書いていた。
適当な魔法を撃って様子を見よう。
「引っ掻き!」
スライムが真っ二つに切れる。
そして、スライムが2体に分かれて突進してくる。
「グハァッ」
痛い、この世界で初めて痛みを感じた気がする。
取り敢えず、分裂するタイプだという事がわかった。
こういうタイプはある程度分裂させるか、核を壊せばなんとかなるが、核なんて何処にあるか分からないから分裂させまくるか。
スライムは、突進は早いが、次の攻撃までは遅い。
「切り裂き!」
スライムに、魔力の刃を何度も飛ばす。
4体、8体、16体と分かれていくがまだ分裂するようだ。
スライムがこっちに向かって飛んでくるが、ここまで分裂するとあまり痛く無い。
ブーン!!
ど、嫌な音がしたかと思うと、後ろからマグイバクが飛んできた。
俺、死ぬかも。
いや、落ち着け俺には虫除けバッチがある。
マグイバグが一直線に俺に向かってきたと思ったら、
俺を避け、スライムに群がった。
どうやら、弱まったスライムを餌にしているようだ。
あ、じゃあもう勝ったじゃん。
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「よくやった、初めてにしては上出来だな。いや、こんぐらい強くなきゃこの先大変だな」
「なんでですか?」
「だってお前神になるんだろ?神になるには配下とその神を殺さなきゃなんねぇ。だから強く無いと無理だ。
あと、クレビスは、この森を作った木神ディアを殺して、邪神と名乗ったんだぜ」
「じゃあ、この世界の神は全員変わってるんですか?」
「いや、戦神だけは、初代7大神だ。奴は強すぎる」
戦神か。
戦と付いているぐらいだから、戦闘狂とか、そんな感じだろう。
7大神がいつ出来たのか分からんが、長く生きているから、強いだろう。
「ヴァールさんも、戦ってみて下さいよ」
「良いけど、速過ぎて見えないかもな。
じゃあ、あそこのフォーウルフと戦うから、見ときな」
フォーウルフってなんだよ。
あれか、なるほど。
4体で行動してるからfour wolfなのか。
「じゃあいくぞ!」
ウルフが、4体でヴァールに飛びかかる。
ヴァールが、鞘から太刀を抜き出し、一瞬でウルフ達の首を落とす。
超かっこいい。
「楽勝だな」
こいつ、超強いな。
「で、なんでこの森に来たんですか?」
「様子を見に来たんだ。森とその主がな。ここは魔力が多いから、暴走したら色々と面倒なんだよ」
「次の目的地は?」
「魔界だ。お前はまだ幼いから弱い。取り敢えず15歳までは居ないとな」
「魔界ってどんな所なんですか?」
「うーん、分からん。見た方が早いな」
そうして俺は、魔界に向かう事になった。




