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無の魔力の転生者  作者: 泣神
一章 幼少期編
12/25

剣技

 朝起きると、ヴァールが椅子に座っていた。

 いつもとは違う真剣な顔をしていた。


「訓練場に来い、今すぐにだ」


 え、訓練場って俺が壊したんじゃ無いの?

 まあヴァールが言ってるんだし良いか。


---


 あれ、なんか治ってる。

 傷ひとつ無い綺麗な壁だ。


「急ぎで治してもらった。ほら、剣を持て」


 剣とか持った事ないんだけど。

 重くないか、この剣。


「え、魔法は、、、」


「そんなのはどうでもいい、とにかく剣だ」


 急にどうしたんだこいつ。

 まあ、出来る事が増えるのは良い事か。


 基礎訓練として腕立て、スクワット、素振りをやらされた。

 きついし疲れる。

 何故こんな事をやらされるのか。

 まだ魔法の練習をしていた方がまだ楽しいぞ。


--1ヶ月後


 週に5回、1日中ずっと訓練だった。

 流石にこれぐらい経つと基本はしっかりと出来る様になった。

 週に2回しか魔法を使う暇が無かったが、疲労や筋肉痛などであまり出来なかった。

 魔法についての新しい発見も何も出来なかった。

 あ、でも自分が乗り物酔いしやすい事を思い出した。

 この世界で馬車とか乗った事ないから忘れてた。


 しかし、剣の使い方の基本が出来ると、剣を持った相手の動きを予測できるようになる。

 まあ、それに対応できるかどうかは別だが。

 俺は剣メインでの戦闘はできない。

 理由は、剣使のほとんど全員が、他属性である身体強化系魔法を使っているからだ。

 中には魔法が苦手な為、技術だけを鍛えて魔法や力任せにせず、弱点のみをついて戦う凄い奴もいるらしいが、俺には魔法があるからそんなに剣の腕を磨かなくて良いとヴァールに言われた。

 それにしても、魔法と剣の二刀流で戦うのはちょっとカッコいいかも?


 明日は、ヴァールとの模擬戦だ。

 魔法なしで剣の腕だけでの勝負だそうだ。


---


 ふぁ〜、よく寝た。

 早く行かないと待ってるかな。

 急いで準備して、訓練場へ向かう。


 あ、やっぱり待っていた様だ。

 いつからいたのだろうか。


「すみません、送れました」


「いや、良い。ここで寝ていたからな」


 は?逆に凄いわ。

 旅とかにも慣れてるから寝れるのか。


「じゃあ早速始めるぞ」


 使うのは、鉄の剣ではなく木刀だ。

 ふぅ。

 まずは心を落ち着かせる。

 そして、魔力を限界まで抑え込む。

 魔力の動きを相手に感知されると、動きが読まれるからな。


「よーい、始め」


 ヴァールに向かって剣を叩き込む。

 が、返されて飛ばされる。

 痛ぇ、手加減無しか。

 ヴァールが追撃を叩き込もうとするが、全力で避ける。

 ヴァールが振り下ろした剣を弾いて、剣を突く。

 行けた、と思ったが、既に目の前にヴァールは居なかった。

 周りを見渡す。

 痛、背後を取られた。


「俺の勝ちだな、1ヶ月にしては良くやった」


 終わった。

 いや、まだ剣の訓練は終わってないか。

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