過払い金請求をしてみた 第2幕 いざ事務所へ
表題の通り、借金をする心理、大手消費者金融での返済内訳、おそろしくふくれあがる利子、返してもらえるならやってみようの発信です。
電話でのざっとした聞き取り調査は、
・何社から借り入れがあるのか
・いつ頃から借りていたのか
・完済しているのか
・また完済してからの借り入れの有無
・完済しているところとはまた別の他社からの借り入れの有無(ある場合はそちらは完済してるかどうか)
・住宅ローンまたは車のローンの有無
・自営業かどうか
・親戚や友人からの借金(口頭ではなく借用書を交わしているかどうか)
・闇金からの借り入れの有無
・通帳の譲渡、またはスマホの譲渡したことがあるか
抜けがあるかもしれませんが、大体こんな感じです。
実際に事務所に伺ってからも、再度似たようなやりとりと確認。上記3件と弁護士費用についてを弁護士の方が冊子を見せながら説明くださいました。後は事務員の方が対応。
弁護士の方が全部対応することはなかったですが、相談料も着手金も無料だし、パラリーガルの対応がきちんとしていたので任せて安心という感じでした。
1件目の電話対応があまりにひどくて、ハードルが下がっているのも否めませんけども。
私は1社で完済済のため、過払い金がなくとも費用は一切かかりません※1。書類の差出人は個人名義で自宅、または会社のどちらか、電話も事務所名を名乗るか名乗らないか、いろいろな選択ができ、家庭にもバレずに済む方法をチョイス。
心配していたクレジットカードや今後のローンの問題は、借入れしていたところが「よってく?いいねぇ♪ラララララ~」と歌う宇宙人がCMしていたところなので、大手信販会社は連動していなく、携帯も影響なし。車のローンにしてもあと数回残すのみ、クレジットカードを使うときも6桁を超える場合は分割にしてますが、それ以外は全て一括にしているのでこちらもクリア。
そこが保証会社になっている銀行のカードローンを使っている場合は、以後の取引ができなくなることだけは念を押されました※2。借金漬けだった当時はともかく、今は精神状態がきちんと戻っているし、借り入れはもうすることはないので問題ないなとサクッと進めることに。
依頼書と所属する弁護士の名簿が列挙された書類などに署名と捺印。払い戻し金をどこに振り込むかの記載で対面の手続きは全て終了です※3。
あとは調査結果を待つだけで。調査結果が出次第、また報告したいと思います。
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※1 完済前の借金減額(任意整理)の場合だと、料金がかかる場合があります。借金に追われてる時に5桁の支払いは厳しいんじゃないかなと。
※2 再度借金するに違いない、と思われてるんだろうなと感じました。過払い金請求するくらい借金をした人間は、それくらい信用がないので、それも仕方ないところ。
※3 ここではまだ過払い金があるかどうか、あった場合もいくら戻ってくるかはわかりません。
手続きをとってから、どういう借り入れだったのか、返金はどうしていたのか、依頼人の記憶があいまいなことも多々できちんと調べないと算出不能です。
シミュレーションを実施しているところもあるけれど、あくまで「これくらいあるかもよ」の仮定の話。仮定と前置きしても、多額の金が戻ると信じ切ってトラブルになることもあるので、ADRではやっていないとのこと。