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エルフギルド内、4人の猫人たちは

椅子に腰掛けて図書館を作成するために

必要なものについてはなしあっていた。


ソードにゃん

「本をつくるには、大量の紙が必要かも。」


イリーナ

「そうですね、まずは紙が必要ですね。

 マーガレット、この街の紙資源の余裕はどうですか?」


マーガレット

「いまは紙は不足しているわね

 紙はつくる必要があるわね。

 すこし手間がかかるけどつくってくれるかしら。

 紙の作り方なら、、たしかここに、、」


マーガレットは古びた棚から緑色をした

ほこりっぽい本を取り出し、ポンポンと

本のホコリをはらうとパラパラとページを開いた。


マーガレット

「あったわ、紙の作り方よ

 ここエルフ文字だけどよめる?」


エレーナが元気に手をあげた。


エレーナ

「ボク、エルフ文字はよめますよ

 こうみえて語学は一生懸命勉強しました。

 どれどれ、、ふむふむ、

 紙を作るには、木をにて、木を千切りにして

 おもしにかけて、よわい毒でむすべし。

 とかいてあります。」


ソードにゃん

「すごいママ!エルフ文字が読めるなんてかっこいい!」

エレーナはエヘヘと照れて笑い、ソードにゃんの頭をなでた。


イリーナ

「本に書いてあるとおり、紙の作り方をやってみましょう。

 森に木を回収しにいく

 エレーナねえさんはが木を煮る係

 ソードにゃんは大剣で木を千切り

 シールドにゃんがおもしになってプレス

 私が弱い毒素でできあがった紙を消毒する。

 この役割でどうかしら。」


シールドにゃん

「わかりました!素晴らしい采配です。

 おもしに役割はまかせてください。

 ソードにゃんも物理攻撃の千切りなら得意ですよね。」


ソードにゃん

「まかせておいてよ!」


エレーナはウンウンとうなずいて

本を読み進めた。


エレーナ

「紙ができたら、紙に書くものですね。

 えーーっと、この本によると

 黒い石と石を水で溶くと

 墨汁というものができるようです。

 その汁を、髪の毛や鳥の羽で筆ができると。」


イリーナ

「黒い石と筆の材料も森で一緒にさがしましょう。

 マーガレット明日から森に材料をさがしいくから

 荷物を運ぶ台車と、木を切るための道具を貸してくれるかしら。」


マーガレット

「わかったわ、木と石を集めるのに必要そうな道具と台車は

 明日の朝用意してギルド前においておくわね。

 あと4人のクエスト登録をしておくわね、報酬は出来高で払うわね。」


エレーナ

「それはそれは、とてもたすかります!」


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