君のいない世界
死の樹海の境界線付近
総勢100万の兵士がドラゴンプリンセスを救出のため進軍した。
屈強の貴族戦士達が死の樹海の探索をすみずみまでおこない
強力な魔物たちもはじめは100万の軍勢の
前では無力だったが。。
10日もすると100万の軍勢が80万、、
20日目には50万と、どんどん兵士が行方不明
になる事態となった。
そして30日後、、
ダイヤ・ドラゴン、しーるどにゃん、すべての兵士が
行方不明になったが、それを堺にして
境界線と強力なすべての魔物が消えてなくなった。
ソードにゃん
「しーるどにゃんどこだ!
返事をしてくれ!たのむよ!!
ほら、大好きなあかにゃんもつれてきぞ!!
隠れてないででてきてくれ!
うわああああああああ」
境界線の荒野におにゃーおにゃーと鳴き声が響いた。。
10年の時がながれた。
6人のドラゴンプリンセスが行方不明となったことから
そーどにゃんの正室はクリスタルドラゴンとなった
しーるどにゃんがいなくなったことで
そーどにゃんは抜け殻のようになっていたため
2人の間には命の種がやどることがなかった。
境界線がなくなったことにより
まだにゃん、しろにゃん、イリーナ、エレーナも
超貴族の城に親族として住んでいた。
ソードにゃんはぼーーっとしている。
まだにゃん
「ほらほら元気をだすにゃん、、」
しろにゃん
「もう何年も言葉を発してないしこんな調子ニャン。」
エレーナ
「そーどにゃんもクリスタル・ドラゴンも
かわいそうでみてられないよ。。」
貴族図書室
イリーナが調べ物をしながら小説を書いていた。
イリーナ
「あとは、しーるどにゃんが頑張って書いてくれてた
部分をきりはりして、、できた!
ふふふ、シールドプリンセスとソードガンをあやつる
おひめさまですって、私たちにしては良くかけていますわ」
トコトコと小さな足音がきこえた。
あかにゃん
「そのあたらしい本、おもしろそうにゃん
よんでほしいのにゃん。」
イリーナ
「いいわよ、一緒によみましょう。」
・・・・・
あかにゃん
「おもしろかったにゃん、なんか懐かしい感じがするにゃん。」
イリーナ
「ふふふ、どこがよかった?」
あかにゃん
「シールドプリンセスにまもってほしいにゃん!」
イリーナ
「ふふふ、あかにゃんが、とてもちいさいころに
一生懸命まもってくれてシールドにゃんが
書いた物語部分よ。」
あかにゃん
「あとは、エルフギルドにいってみたいにゃん!
どこかにあるにゃん?つれってってくれにゃいか?」
イリーナ
「まだあるはずよ、みんなでいきましょうか。」
あかにゃん
「やったにゃん!約束にゃん!
パパも黒ジジ、白ババ、エレーナねえちゃんも
つれてくにゃん!」
3日後、エルフギルドの裏にある馬小屋
あかにゃん
「ここがみんなで暮らしていたにゃんね。。」
まだにゃん
「そうにゃん、ここであかにゃんも生まれてしばらく
そだてられたにゃん」
しろにゃん
「何年もたってるのに時間がとまっているようにゃん。
シールドにゃんがあかにゃんのことをかわいがっていた
ことを今も目に焼き付いているニャン。」