ガンバラ城下町のギルド裏の馬小屋
馬がいない馬小屋は小ぎれいに片づけられ
あったかそうなふかふかの藁がたくさん敷き詰められていて、
部屋の中心に6人家族で囲める簡単な食卓がおいてある。
ソードニャンとシールドニャンは大きな魔法ねずみを担いで
よろよろと家の前についた。
ソードニャン
「はあはあ、結構重かったな、、みんなをよぼう!
おーい!今帰った!ごはんをゲットしたぞ~」
シールドニャン
「ただいまもどりました!」
家の中から、ギターを弾きながら2匹の吟遊猫人がやってきた。
茶色の髪で黒い服をきた赤目でかわいらしい黒猫まだにゃん
ソードニャンのパパ(メス)である。
銀髪で白い服をきた緑目でクールな感じの白猫しろにゃんは
シールドニャンの産みの親である。
にゃん~♪にゃん~♪うれしいにゃん~~♪
ソードニャン
「パパ!歌うたってないで、はやく魔法ねずみをさばくのを手伝ってくれ!」
シールドニャン
「ははうえもお手伝いをお願いします!」
うれしいにゃん♪うれしいにゃん♪
2匹はよろこびの踊りをおどった。
二匹は石と木でかまどをつくり
カチカチと火打石で火を起こし
にゃにゃっにゃにゃっにゃにゃっにゃにゃっと
手際よくねずみをさばいた。
ソードニャン
「パパとママすごい手際がよいな。。」
シールドニャン
「わたしたちは、お料理スキルが全然だめですね。。」
入手アイテム
魔法ねずみのブロック肉 × 100
魔法ねずみの骨 × 20
魔法ねずみの皮 × 1
魔法ねずみの目玉 × 2
魔法ねずみのひげ × 2
魔法ねずみのしっぽ × 1
魔法ねずみのつめ × 4
魔法ねずみの血とモツが入った小瓶 × 30
手ごろなブロック肉をこげないよう焼いた後
香りのよい木をいぶしてじっくりとスモークした。
魔法ねずみの骨と魔法ねずみの血とモツスープをつくる。
ソードニャン
「これだけの食糧があればしばらくは大丈夫だな!」
4人が肉の解体作業を終え、干し肉を干している最中に
貴婦人風の猫人2人が家に帰ってきた。
ソードニャン
「エレーナままと、イリーナねえさんお帰りなさい、今日はごちそうだよ」
エレーナ「ソードニャン!心配したわよ!!」
出会いがしらに抱擁され顔をぺろぺろされた。
イリーナ
「お姉さまの子煩悩には困ったものね。クンクン、、それにしても
いいにおいですわ。。」
ぐつぐつと魔法ねずみの骨と魔法ねずみの血とモツスープがいいにおいを醸し出す。
みんなおなかが減っているから。まだかまだかとまちわびた。