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狩り場


死世界の樹海といわれる、新緑の深い森の入り口


コケの生えた大きな岩のうえには、いつの時代から

はえているのかもわからない、大きな大きな木が生い茂り。

森の奥のほうから、ざっっざっと足の音があちこちから

聞こえてきておおくの獣の気配がする。


森に、それはそれは美しい猫人族の二人が踏み入れた。


ひとりは大きな大剣をもつ猫人族の少女のソードニャン

長い黒髪、大きなキラキラしたきれいな目している。


もうひとりはすらりとしたスタイルに

重装備と大きなシールドを軽々もつ

ショートカットの銀色の髪をしたシールドニャン。


ソードニャン

「クンクン、、うまそうな獣のにおいがたくさんするぞ」

ペロリと舌をなめた。


シールドニャン

「クンクンそうですわね、このにおい、、魔法ねずみですね、

 みんながよろこびますわ、はやく狩って城に戻りましょう」


ソードニャン

「そうだな、最近まともなものをたべれずに卵の殻ばかり

 ずいぶんとひもじい食事だったからな」


シールドニャン

「誇り高くてわがままのソードガンが

 卵の殻をたべられるようになるなんて

 すごい進歩ですわ、わたしはみなおしました」


ソードニャン

「転生に失敗して猫族におちぶれてしまったからな」


シールドニャン

「おちぶれたなんて、、猫族はすばやいしとても

 かわいいですわよ、パパもママたちもやさしいし

 プリンセスだったころよりも私は今は楽しいです。」


ソードニャン

「そうか、、いたぞ」


2人が森に入って30分ほどあるいたところに大きな湖があり

3メートルはあろう巨大な魔法ねずみ3匹が水をのんでいた。


シールドニャン

「魔法ネズミに家族のようですね。

 たのしそうに水をのんでいるので

 まもることにします。」



ソードニャン

「めしが目の間にいるのに。。これだ。。」



3匹の親子ネズミをみのがした二人はしばらく散策して

けがをした魔法ネズミをみつけた。


ソードニャン

「お、ひどいけがしている魔法ネズミだ

 カラスがあつまっている、もうもたないな

 」


ソードニャンはシールドニャンに許可をえると

巨大な魔法ねずみの頸動脈に大剣ですぱっと切り込みをいれた

大きな魔法ネズミの肉をシールドニャンが軽々と担いだ。


シールドニャン

「もうしわけございません

 わたしたちもいきるためにしかたないのです

 」


死世界の樹海をでて、二人は家路をすすんだ。


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